「真実の口」1,118 煙草に関する考察・・・⑭

前回の続き・・・。

前回、“喫煙=肺がん”という方定式の作られ方について寄稿した・・・。

それを読んで、「何だ?関係ないの?」と胸を撫でおろされた方もいるのではないだろうか?

更に、援軍を送り込もう・・・。

TVでお馴染みの武〇邦〇工学博士の見解である・・・。

武〇邦〇氏は、当ブログでも取り上げたことのある方でもある。

明〇家さ〇まさん司会の『ホ〇マで〇か!?TV』や辛〇治〇さん司会の『そ〇ま〇言〇て委〇会NP』で独特なコメントをされるのでご存知の方の方が多いと思う。

『〇〇問題はなぜ〇〇がまかり通るのか』シリーズ等、ベストセラーも数多くある。

私の本棚にも数冊ある・・・(笑)

整合性のあることを言っていることもあるのだが、残念だが論理破綻していることもある・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

そのことに関して知識を持ち合わせていない場合、切れ味鋭く語りかけるので、うっかり信じてしまいそうな勢いがあるから厄介なのだが・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

では、武〇氏がどのような理論を展開しているのかを見てみよう・・・。

『早〇にしたくなければ、タバコは〇〇ないほうが〇〇』(2012年)

〇は想像して欲しい・・・!

喫煙者にとっては、涙を流して喜ぶような文言である・・・(; ´_ゝ`) フッ

一つ断っておくが、武〇氏は、煙草を吸わない・・・(笑)

まあ、買うのも“アレ”なので、元になる論文を探してみた・・・□_((ヾ(・ω・*)カタカタ

いやあ・・・、便利な世の中になったものだ!!

元々、武〇氏は自分のブログで意見を発信している方なので助かった・・・(^▽^)=3 ホッ

それも掲載されているブログは、l〇〇ed〇〇rで、著作権もかなり緩い・・・ψ(*`ー´)ψ ゥヶヶ

まず、この一文を・・・。

『科学の世界で、相反するデータがある場合、自分の価値観などでどちらが正しいかを決めることはできません。あくまでも、事実→解析→意見→感情、と進まなければならないからです。タバコの煙が嫌いでも、自分がタバコを吸わなくても、感情→事実、と進むのは魔女狩りと同じだからです。』

私も同感である・・・。

以下、引用は全て、『 』で表現する。

ザクっと行っちゃうよ・・・!

武〇氏による、考察であり、私ではない・・・(笑)

『【わかってきたこと】
おおざっぱにまずは事実をつかむ(およそ 1990 年ぐらいの男性に焦点を当てる)
1) 煙草を吸う人は 3,000 万人を超えるが、健康な人の調査はほとんどない、
2) 臨床医師の印象は病院に訪れる肺がんの患者のものである、
3) 煙草を吸う 3,000 万人に対して、肺がん死の数は 5 万人にも満たず( 1990 年)、その結果、肺がんでは煙草を吸う人の0.1%程度の集団を問題にしている、
4) 煙草以外に肺がんの原因は、ディーゼルエンジン排ガス、レントゲン検診、核実験フォールアウトなどがあり、それらは個別には「肺がん発生率」が明らかにされているが、禁煙運動の陰に隠れている、
5) 煙に対する人間の嫌悪感、煙草のにおい、就業時間中に堂々と煙草を吸う人への反感、火災の危険性に対するいらだち、人の顔に煙草の煙を吹きかける人への憎しみ・・・などの感情が科学的解析を難しくしている、
6) 自分の好き嫌いで他人の行動を制約して良いという文化や、人間は楽しみが要らないという利権が働いている、
7) 禁煙活動で名誉を得たり、利権を取ることができる人がいる。』

次に、“喫煙=肺がん”という方程式ができたことへの考察である。

『国内で禁煙運動が始まった ’90 年頃の男性について見ると、喫煙者の数は約 3,000 万人。一方、肺がん死の数は 5 万人にも満たない。喫煙者のうちの肺がん死率は 0.1% 程度なのです。

 長期的な喫煙と肺がんの関係性を示すには本来、喫煙者全体で見なければいけません。しかし、タバコ有害論者たちは、 0.1% の肺がん死した喫煙者にばかり注目し、肺がん死していない大半の喫煙者は無視しています。

 また、現在の喫煙者率は 20% 程度ですが、肺がん死の割合は 7~8% 。つまり約 8 万人へと増加しています。さらに女性については、喫煙率が 10% 台と大きく変動していないのに、肺がんはここ 40 年で 5 倍に増えています。

 つまり、喫煙が肺がんの原因だとはいえないのです。喫煙によって肺がんになることを証明したデータは存在しません。逆に、喫煙者のほうが非喫煙者より自殺者が少ないというデータや、喫煙者のほうが風邪をひきにくいという統計データがあるほど。私の調査では、喫煙者のほうが非喫煙者よりも「やや長寿」とさえいえます。

 さらにタバコ有害論者たちは、女性のデータを抜きにして男性の肺がん死ばかりを問題にする。女性のデータを入れると、前述のようにタバコと肺がんが無関係であることが一目瞭然だからでしょう。また、もともと肺がんが多いアングロサクソン系のデータが中心で、肺がんが少ないラテン系などのデータは用いない。データの取り方自体が偏っているのです。

 副流煙の有害性については、さらに根拠が不明です。有名な「平山論文」(’82年)では詳細データを公表しておらず、信用に値しない。調査対象者が数千万人なのに肺がんの例が 200 例程度では、因果関係が特定できません。

 例えば、20 分おきに 1 本喫煙する人と 6 畳間で同居する人が 1 日に吸い込む煙の量は、タバコ 0.1 本分相当。一般的な毒物の科学でいえば、喫煙している本人に害があるかどうかわからないレベルの、さらに 100 分の 1 程度です。これを「有害だ」と言うなら、現在までの毒物科学をすべて修正しなければなりません。

 現在、肺がん死は増えているのに、タバコ以外の原因があるという研究は進んでいない。タバコと肺がんを関連付けることに躍起になり、医師や研究者が肺がんで多くの人を死なせているとさえいえるのではないでしょうか』

・・・と結論付けている。

さてさて、次回へ・・・。