「真実の口」1,177 抗酸化眼鏡販売開始・・・⑩

前回の続き・・・。

Mさんの会社の女性スタッフとメッキ会社の責任者が最終的な詰めをしている間、手持無沙汰の、私、Nさん・・・。

そして、何故か、Mさんまで・・・(笑)

・・・雑談・・・

私:「Nさん。そういや、車の中で、朝食会場で私を待っていたけど、会わなかったって言っていましたけど、どこ辺りに座っていたんですか?」

因みに、宿泊したVIENNA HOTEL(ウィーンホテル)の朝食会場は、2階にあり、1階を望めるような感じでぐるりと円を描くように作られていた。

Vienna Hotel Shenzhen Vienna Hotel Shenzhen

N:「朝食会場が分からなくて、間違ってフロントに降りたんですよ(笑)。」

私:「ああ、書いていましたけどね(笑)。」

N:「そして、螺旋階段を上って、受付があって、ぐる~っと回り込むよう食事が置かれていましたよね。その一番奥当たりで1時間くらい待っていてましたけど・・・。

Vienna Hotel Shenzhen

私:「え~っ!私もソコあたりにいましたよ!!」

N:「そうなんですか?全然、気づきませんでしたよ?」

私:「私は、食事を取りに行ったり、飲み物を取りにったりで3~4回はウロウロしていましたけど・・・。」

N:「あれ~?可笑しいなあ・・・?」

私:「Nさん、異次元にいたんじゃないですか(笑)。」

N:「変ですよねぇ・・。」

私:「最初は、Nさんの席も確保していたんですけど、中国人がゾロゾロ来て(当たり前か・・・。)、仕方なく、中国人に囲まれて食べていたんですよ。それも、ペチャクチャペチャクチャ、大声でくっちゃべりながらの五月蠅い席で・・・。奥の方に、五月蠅いテーブルがあったんですけど気づきませんでした?」

N:「いやあ。気づきませんでした。」

私:「しかも、私が飲み物を取りにってる間に、私の席をキープしたかの如く、何かを訴えてくるもんで、『やかましい!俺は日本人じゃ!!中国語で話しかけるな!!!静かに食え!!!!』って言ってやったら、そのあと、大人しくなっていましたけど(笑)。」

N:「ははは・・・。佐々田さんらしい・・・(笑)。」

私:「ところで、Nさんがいたのって何時ですか?」

N:「9時ですよ。」

私:「えっ?それって日本時間ですか?」

N:「いやいや、現地時間ですよ~(笑)。」

私:「Nさん、笑い事じゃないですよ。Nさんが8時(現地時間)に食事を摂りましょうって言ったんですよ。」

N:「えっ?そうでしたっけ?」

私:「またまた、そんな惚けたことを言って・・・(苦笑)。Mさんも聞いていましたよね?」

M:「はい。Nさんが8時(現地時間)に食事を摂りましょうって言っていましたよ。」

N:「え~っ!覚えてないや・・・。」

私:「ウッソ~!!結構、念を押してましたよね?」

M:「はい。間違いありません。」

N:「え~っ!本当ですかぁ?」

私:「しかし、それじゃあ、見つかるはずないですよ・・・。」

N:「すいませんでした・・・。」

私:「まあ、異次元をさまよっていたわけじゃなかったみたいで良かったですよ(笑)。」

N:「ははは・・・(笑)。」

前々から、薄々感じていたのだが、どうやらNさんは天然系である。

雑談の中で、何気なくMさんに尋ねてみる。

私:「ここの社長っていくつ位ですかね?」

M:「多分、30代前半だと思いますよ。」

私:「若いですよねぇ。」

M:「はい。」

私:「ところで、社長、眉間に傷がありますけど、ヤンチャしていたんですかね?」

M:「いや~。そこまでは・・・。ちょっと・・・。」

私:「聞いてみてくださいよ(笑)。」

M:「いやいや・・・(笑)。そこまで親しくないですから・・・(笑)。」

私:「そうなんですか・・・(笑)?」

M:「ええ。今回の案件で、初めて・・・。いや、その前に一度会っているから、2回目ですよ。」

私:「そうなんだ・・・。残念・・・(笑)。私なら、疑問に思ったことをすぐに聞くんですけどね(私)。」

M:「いやいや、佐々田さんと違いますから(笑)。」

私:「因みに、ここで月間どのくらい製造しているんでしょうねぇ?」

M:「前、聞いた時には $# 万本って、言っていたんですけど・・・、どうも %# 万本位、作っているみたいですね。」

(※注)一応、伏字にさせてもらいました・・・(笑)。

私:「ああ。その中で、どのくらいの割合を占めるかで、その製品に対する比重が変わってくるってことですね?」

M:「そうです。今回は、引き受けてくれましたが、他の製品の方が重要度が増せば、次回は、作れないってこともあります。」

私:「シビアですねぇ。」

M:「環境基準が厳しくなって、廃業しているところが沢山あるんで、どうしても残っているところに集中してきますからねぇ。」

私:「う~ん。致し方ないですねぇ。」

M:「まあ。そうなったらそうなったで、また、他を当たりますけどね。」

私:「頼りにしています(笑)。」

M:「任せておいてください(笑)。」

私:「抗酸化眼鏡が売れていくことを願うばかりです(笑)。」

M:「確かに・・・。」

次回へ・・・。