「真実の口」1,192 奇跡の梨-薬膳梨編-

昨年、暮れも押し迫ったころ、熊本県球磨郡の毎床すなお梨園の毎床さんから電話が掛かってきた。

私:「もしも~し。お世話になります。」

毎:「どうも毎床です。」

私:「分かってますよ(笑)。」

毎:「昨年食べた晩三吉って覚えてますか?」

私:「はい。天ぷらとかにして食べたやつでしょ?」

毎:「はい。そうです。あれをN先生のところに送ったんですよ。」

私:「はい。」

毎:「最高の評価を頂いたんですけど、薬膳梨という名前が良いって言われまして・・・。」

私:「ああ。それは抗酸化のコンセプトにもあってくるんで、そのネーミングで良いんじゃないですか?」

毎:「ああ。そうですか。」

私:「N先生のとこって薬師庵ですから、繋がるんじゃないですか?」

毎:「ああ。そうですね。」

私:「私は良いと思いますよ。」

毎:「分かりました。ところで送ります?」

私:「いや~。送ってもらえるのであれば、断りませんよ(笑)。」

毎:「会田会長の所には送ったんですよ。」

声:「おいおい。会長の所に送って、俺のところは後回しか?」

私:「そうなんですか?」

毎:「はい。じゃあ、送っときます。」

例の如く、出張で受け取れなかったので、受け取ったのは、12月28日だった。

晩三吉梨① 晩三吉梨②

箱を開けた感じは、昨年よりも、パワーがあるのを感じた。

昨年の状況は、以下のBlogで・・・。

「真実の口」1,072 環境回復農法~技術指導編・熊本~⑪
「真実の口」1,073 環境回復農法~技術指導編・熊本~⑫

家に帰ってから、早速、食べてみた。

スライスした晩三吉梨・・・。

晩三吉梨のスライス

まず、そのまま・・・。

晩三吉梨のスライス(そのまま)

声:「ん?去年のより瑞々しいし甘いぞ??」

末娘は、何もわからず、手を伸ばしてきて食べて一言・・・。

娘:「おいしい。」

私:「去年食べたのは覚えてないよなぁ?」

娘:「うん。覚えてな~い。」

私:「そうか~。今度は塩振ってみよう。」

塩付きで・・・。

晩三吉梨のスライス(塩)

私:「うんうん。甘さが引き立つ感じがするなぁ。」

娘:「さっきより美味しいよ。」

私:「よしよし。じゃあ、次は醤油をかけてみようか?」

醤油で・・・。

晩三吉梨のスライス(しょうゆ」)

私:「う~ん。今年のは塩だけの方が良いかもしれんなあ・・・。」

娘:「うん。さっきのほうが美味しいかなぁ?」

そこで、家内が、晩御飯の支度が終わって席に着いたので、勧めてみる。

私:「どう?」

家:「うん。全然、去年と違う。」

私:「今のは、醤油だったから、今度は塩だけで食べてみぃ。」

家:「うん。こっちの方が美味しいよ。」

私:「まあ、普通の梨より甘みは落ちるけど、市販の梨でこの程度のヤツ、いっぱいあるよなぁ?」

家:「うんうん。」

私:「一年でここまで変わるんだから凄いよなぁ。」

翌朝、毎床さんにメールを送った。

『去年より瑞々しさが増して、味も深くなっています。』

暫くして、返信が届いた。

『昨日、ハウスデコポンの数本の幹に塗りました。今日は葉っぱが変化していましたが、園主はわからないとのことです。来年もよろしくお願いします。』

声:「ん?ハウスデコポン??園主???」

多分、仲間の農家の人の果樹に、バイオシーラーを塗ったものだと思われるのだが・・・????

ましてや、来年もよろしくお願いしますとは・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

一般的には、「良いお年をお迎えください。」みたいなもんだと思うのだが・・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

意味不明だったので、そのままスルーして年を越した・・・(*^m^*) ムフッ

昨年より、レシピが充実しているようなので、アップしておく。

晩三吉梨レシピ

詳細は・・・。

〒869-6402
熊本県球磨郡球磨村大字三ヶ浦丙528
Tel:0966-32-0609
Fax:0966-32-0159
毎床すなお梨園