「真実の口」1,197 環境回復農法~技術指導・八王子編~④

前回の続き・・・。

色々リサーチしてみると、K さんが、きくらげを作り始めて 4 年になるという・・・。

当初、順調に生育していきくらげが、昨年から、うまく栽培できなくなってきたらしく・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

何とかしようと、行きついたのが、ナントカ溶液で作られた○○○○という洗剤だったらしい・・・キタ━━━━(^ω^)━━━━!!

しかし、残念なことにきくらげは壊滅・・・ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!

そりゃ、救いを求めるわな・・・(,_,*)ウンウン♪

きくらげの他にも原木椎茸も栽培しているということなので見てみることに・・・(「  ̄ー ̄) ドレドレ・・・

原木椎茸①

私:「これは山の斜面で育てるんですか?」

K:「いや。このままここで育てます。」

私:「これは、○○○○は噴霧しているんですか?」

K:「いえ、怖かったんで・・・。」

原木椎茸②

私:「確かに・・・。」

K:「ただ、生育が遅いんですよねぇ。」

私:「そうですねぇ。この時期にしては、ちょっと遅いですかねぇ。」

因みに、キノコ類の収穫時期のイメージは秋だが、椎茸の場合、春に採れる椎茸のほうが、風味がよくて美味しいとされている。

声:「多分。この生育状況もきくらげと同じ振動を受けての状況なんだろうなぁ。」

椎茸の袋を外してもらうと、肉厚な椎茸が顔を出した。

原木椎茸③

確かに、普段、目にする椎茸の 2 ~ 3 倍はありそうな気がする。

私:「これもえみな水にどぶ付けして栽培すると良いんですけど・・・。」

K:「そうなんですか?」

私:「まあ、この状況じゃ無理なんで、えみなを噴霧してみてください。」

K:「 1 万倍で良いですか?」

私:「いや。 4 万倍で良いですよ。」

K:「プレミアムの方ですよね?」

私:「そうです。農業には、プレミアムの方が向いているようなんです。」

K:「そうなんですか?」

私:「まあ、家庭菜園程度であれば、どちらでも問題ないでしょうが、新潟で、十数年、米を作っている方がいるんですけど、数年前に一部を emina99 で作ってみたんですけど、プレミアムの方が美味しかったんですよね。」

K:「何が違うんですか?」

私:「私もそれは分からないんですけど、純度 100% というのが強すぎるのかもしれませんね?」

K:「ニンニクも作っているんですけど、見てもらえますか?すぐそこなんで・・・。」

私:「はい。行きましょう。」

ニンニク畑

K:「青森産の種球をもらって作っているんです。」

私:「ニンニクは凄いですよ~。」

K:「何が違うんです。」

私:「生で食べてもそれほど辛さが強くなくて、良い香りがするんですよ。熱を通したら凄く甘くて、ニンニクのイメージが変わりますよ。」

K:「へ~っ。凄いですね。」

私:「ただし、副作用がひどいんです(笑)。」

K:「えっ?副作用ですか?」

私:「え~。食べた後、数日間、ウ●コが凄く臭いんです(笑)。」

K:「へ~っ。」

私:「はい。まあ、それは我慢できるんで・・・(笑)。」

K:「これは、土なんで 1 万倍で良いんですか?」

私:「いや。この状態なら、 4 万倍で良いですよ、」

K:「分かりました。」

私:「本来なら、植え付けの前にえみなを粉の状態で撒いて、耕して寝かせるんですよ。」

K:「分かりました。」

私:「畝の間に 1 万倍で噴霧しても良いかもしれませんね。」

休憩室に戻って・・・。

取り敢えず、今後の対策をまとめる。

私:「まず、セラミックを送るんで、タンクに入れて還元水を作って給水してください。」

K:「はい。」

私:「タンクは何㍑のものがあるんですか?」

給水タンク

K:「×〇〇㍑のものが△個に、、□〇〇㍑のものが▼個、□〇〇㍑のものが▲個です。」

私:「じゃあ、それに合わせて送ります。」

K:「ありがとうございます。」

私:「それと、えみなでハウス内のカビを落として、△△△△塗料を塗ってください。」

K:「分かりました。」

私:「多分。それでバランスが取れたら、きくらげも大丈夫だと思います。」

K:「はい。ところで禁煙できるものはありませんか?」

私:「ああ。煙草辞めたいんですか?」

K:「はい(笑)。」

私:「じゃあ、禁煙用のパイプをお送りしますんで、煙草を吸う時は、絶対、それを使って吸ってください。」

禁煙パイプ

K:「はい。」

私:「そうしたら、体の中にニコチンが入らなくなるんで、一時期、本数が増えますが、だんだん、ニコチンを欲しがらなくなるので、だいたい一か月程度で辞められますよ。」

K:「へ~っ。」

私:「ただし、いつでも煙草は吸える状態にして、自分から辞めよう辞めようと思わないでください。勝手にやめられますから(笑)。」

K:「分かりました。」

そして、春に再度訪れる約束をして、農園を後にした。