「真実の口」1,212 血液型と病気・・・⑪

前回の続き・・・。

前回、 Y 染色体ハプログループは、 A ~ T の 20 種類に分類され、どの地域に存在するのかを寄稿した。

ただ、この 20 種類の Y 染色体ハプログループは更に事細かく分類される。

世界各国で研究されていた Y 染色体ハプログループは、 2002 年に主要な研究者によって組織された“ The Y Chromosome Consortium( YCC )によってY染色体の系統図が国際標準化されたそうだ。

その時は、 18 の大分類と 153 の細分類がされたようだ。

その後、 Y 染色体研究の進展を踏まえ、さらに YCC の主要メンバーによって新らたに “ 2008 Y-Chromosomal Haplogroup Tree ”による国際標準化が行われた。

ここで、ハプログループ S とハプログループ T が加わり、 20 の大分類になったようだ。

https://isogg.org/tree/2008/index08.html

ここで調べたら、多分 834 ?の細分類になるようだ・・・(笑)

そして、 2018 年現在・・・。

https://isogg.org/tree/ISOGG_YDNATreeTrunk.html

数える気さえ起らない位細分化されている・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

人間の飽くなき探求心には、驚かされるばかりだ・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

これら研究により、私たち、日本人のルーツも解明されていくことになる。

Wikipedia より

『日本人のハプログループは、出アフリカ後、イランからアルタイ山脈を経由したルートで到達したとする説、インドから東南アジアを経由したルートで到達したとする説がある。 D1b 系統、 O1b2 系統、 O2 系統の 3 系統で日本人全体の約 8 割以上を占めるほど高頻度に見られる。他に C1a1 系統、 C2 系統、 N 系統、 O1a 系統、 O1b1 系統なども低頻度に見られる。日本人全体で見ると D1b 系統が約 35% 、 O1b2 系統が約 30% 、 O2 系統が約 20% の順となっている。』

Wikipedia ではという解説になっているのだが・・・?

色んな資料を漁ると、日本人には O3 系統が少なからず存在するのだ・・・??

因みに、 2013 年に徳島大学の佐藤氏によるデータが色んなサイトで引用されているので参考までに・・・。

日本人Y-DNAハプログループ比率
D1b 系統・・・32%
O2b 系統・・・32%
O3 系統・・・・20%
C2 系統・・・・ 6%
C1 系統・・・・ 5%
O2a 系統・・・ 1%
O1a 系統・・・ 1%
N1 系統・・・・ 1%
D1a 系統・・・ 1% 未満
Q1 系統・・・・ 1% 未満
サンプル数:2,390

当然、日本人全体を調査できるわけでは無いので、あるデータを単純合計による比率で、人口比換算して、日本全体の割合を算出したものだと思われる。

これによると、日本人の Y 染色体ハプログループは、 O 、 C 、 D の 3 系統で、全体の 98% 以上を占めていることになる。

更に、日本人男性の約半分は、ハプログループ O にグループされる。

ハプログループ O は更に細分化されるのだが、そのうち、日本に主に分布しているのは、O2b 系統と O3 系統らしい・・・。

前回寄稿したように、ハプログループ O は、東アジア、オセアニアに多く広がっているが、 その中でも O2b 系統は主に朝鮮半島や華北地域に、 O3 系統は主に華北から華南にかけて分布しているそうだ。

続いて多いハプログループ D は、日本人男性の約 3 ~ 4 割を占めている。

ハプログループ D も更に細分化されるのだが、 D2 系統と呼ばれるグループが日本人は多いらしい・・・。

ハプログループ D は、日本以外では、チベットでも男性人口の約 3 割を占めているようだ。

ハプログループ C は、日本人男性の約 1 割となる。

ハプログループ C は、東アジア、オセアニア以外にも、シベリア、南北アメリカ大陸に分布しているのだが・・・。

ハプログループ C も更に細分化され、 C1 系統と C2 系統と呼ばれるグループが日本に主に分布しているらしい・・・。

C2 系統は、現在、モンゴル人に 55% 、朝鮮人で 10%、日本人では6% が保有し、アイヌでは 12% と多く、沖縄では 0% らしい・・・。

更に、 C2a というグループは日本固有らしい・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ!

このことを考慮すると、 C2 系統は北方遊牧民が日本に渡ってきたと推察される。

逆に、 C1 系統の中でも、 C1a1 というグループが確認されているのは、世界中でも日本列島だけだという・・・( ゚ Д ゚!)・・・・マヂカッァァァ

ハプログループ C は、約 60,000 年前以前に、西南アジアで発生したとされているのだが・・・。

インド近辺の集団から直接日本列島の集団から分岐したということだろうか・・・?

いったい、どんなルートで日本列島にやってきたのか謎は深まり、興味も深まる一方だ・・・(^-^)/

まあ、ハプログループ C を見ただけでも、日本民族は、北方・南方からの移住者で出来上がっていったのが想像できるだろう・・・。

次回へ・・・。