「真実の口」1,316 知らなければ気にならないのに、知ってしまうと気になる話②

前回の続き・・・。

《お茶編》

私の育った家では、食事の際に冷たい水が出ていた。

食後に親がお茶を飲むことはあったが、私は飲むことが無かった。

小学生の頃からコーヒー党である。

小学4年生頃からは、買ってもらったコーヒーメーカーで母親にコーヒーを煎れて一緒に飲んでいた。

その為、大人になっても(アルコールを飲まない)食事では水しか飲まない。

洋食系の店に入ると、大人も子供も水が出てくるから問題は無いのだが・・・。

和食系の店に入ると、大人にはお茶、子供には水という風に出てくる・・・。

店員さんに即座に、「すいませんお冷戴けますか?」と伝える。

その位、お茶は受け付けないのである。

私は、以前、営業をしていたので、顧客の家に行って商談することが多かった。

この時、お茶を出されることも多いのだが、全く口を付けないのも悪いので、一口だけ口を付けて、その場を凌いでいた・・・(笑)。

多分、お茶の危険性を体で感じ取っていたのではないだろうか・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

話は変わるが、私が育った 70 年代には、自動販売機なるものが誕生し、並べられる商品は炭酸飲料や缶コーヒーなどが主流を占めていた。

食も洋食化が進み、お茶離れが進んで行った時代である。

1983 年、ハウス食品から、“六甲のおいしい水”というミネラルウォーターが販売された。

六甲のおいしい水(ハウス食品)

ハウス食品は、カレーを食べる時に飲む水用という狙いがあったようだ・・・(笑)

やがて、時代はバブル期に入り、健康ブームで、「安全で、おいしいものにお金を払う」という時代がやってくる。

それでも、「水にお金を払う?はあ?」という抵抗感を持っていたように思う。

同様に、 1984年には、伊藤園から“缶入り煎茶”が出た時には世に驚きを与えた。

はっきり言って、「お茶にわざわざお金を出して買う?はあ?」、みたいな嘲笑気味の驚きである。

案の定、市場の反応は・・・(´゚ω゚):;*.’:;ブッ

発売から 3 年経っても、売り上げは上がらなかった・・・ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…

そして、この“缶入り煎茶”は、イメージを一新するため 1989 年 2 月に、“お〜いお茶”へと商品名が変更された。

缶入り煎茶(伊藤園)

翌年には、緑茶飲料として、世界初のペットボトル入り(当初は1.5㍑)が発売された。

お~いお茶1.5㍑(伊藤園)

これが、コンビニで弁当と一緒に買えるお茶として消費者の支持を得て、売り上げも急増し、 1996 年には、 500ml サイズのペットボトルが販売されるようになると売り上げも伸び、伊藤園は押しも押されもせぬ緑茶飲料で日本一のシェアを誇る飲料メーカーとなったのである。

因みに、“缶入り煎茶”を発売した翌 1986 年の売り上げは約 6 億円だったものが、“お〜いお茶”に名称変更した 1989 年には、一気に 40 億円に跳ね上がったらしい・・・。

今やどうだろう?

誰もが、当たり前の様に、ミネラルウォーターやお茶を、コンビニ、自動販売機、スーパーで買うようになったのではないだろうか?

私は、コンビニ、自動販売機で飲み物を買う時は、基本、コーヒー系なのだが、別にどうしても水分が欲しいときは、お茶ではなく水を買う・・・。

その理由は、お茶の作り方である。

現在、人気があるお茶ベスト 10 を紹介しよう・・・。

プロが紹介するランキングサイト:RANK1を参考にさせてもらった。

緑茶ペットボトルの人気ランキング TOP20

10位:伊右衛門 特茶(サントリー)

伊右衛門 特茶(サントリー)

9位:生茶デカフェ(キリンビバレッジ)

生茶デカフェ(キリンビバレッジ)

8位:伊右衛門 贅沢冷茶(サントリー)

伊右衛門 贅沢冷茶(サントリー)

7位:おーいお茶 新緑(伊藤園)

お~いお茶 新緑(伊藤園)

6位:まろやか緑茶(ポッカサッポロ)

まろやか緑茶(ポッカサッポロ)

5位:綾鷹 茶葉のあまみ(コカ・コーラ)

綾鷹 茶葉のあまみ(コカ・コーラ)

4位:伊右衛門(サントリー)

伊右衛門(サントリー)

3位:おーいお茶(伊藤園)

お~いお茶(伊藤園)

2位:生茶(キリンビバレッジ)

生茶(キリンビバレッジ)

1位:綾鷹(コカ・コーラ)

綾鷹(コカ・コーラ)

出来たら、上記リンクをクリックして確認して頂きたいのだが・・・。

面倒なら、以下の説明でも OK である。

メーカー:〇〇〇〇
原材料:××、△△△△、□□□□

・・・と書かれている。

その中で、どの製品にも入っているのは、“緑茶”である・・・(=´ω`=)y─┛~~ ソリャソウダ

勘の良い人は、もしかして、このお茶が中国産(?)かと思う人がいるかもしれないが・・・。

そこは、全製品、国産なのでご安心を・・・。

ネット上では、こんなソースもある。

「ペットボトル茶の主成分は、茶葉を摘み取った後、捨てるしかない茎を使っている・・・。」

「ゴミになった茎をタダ同然で買い取り、大量の泥・ゴミや針金などの混入物を日本で取り除く。」

「緑茶飲料メーカーは、プールと見間違える程の容器に茶葉を入れ、お湯を入れ大量の茎を煮立てる。」

「国産茶葉使用の表示をしたいがためだけに、少量の国産茶葉を混ぜる。」

「味や香りがしないので、中国産の茶葉から取った“緑茶抽出物(エキス)”を入れる。」

成分表示が厳しくなった、現在、これは無いと思うので、メーカーを信じたい・・・(笑)

もう一つ、どの製品にも入っているのが、“ビタミン C ”なのだ・・・(@・Д・@)??

元々、お茶にはビタミン C があるはずなのだが・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

調べてみると、お茶一杯分( 150ml )の中には、約 6mg のビタミン C が含まれているそうだ・・・。

それなのに、何故、ビタミン C を添加する・・・?????

実は、このビタミン C は我々が想像するミカンのような柑橘類に入っている天然物のビタミン C ではないのである。

その正体は、アスコルビン酸という食品添加物である。

アスコルビン酸というのは、グルコースを原料として作られる合成ビタミン C のことである。

何故、これが使用されるかという緑茶が酸化して褐色にならないように添加するのである。

お茶の効能には、必ずと言っていいほど、抗酸化効果を謳われているのだが・・・?

何故、酸化する・・・??

茶の主成分であるカテキンには、抗酸化作用があるんじゃないの・・・???

以前、「真実の口」170 健康食品の嘘・ホントにもカテキンの危険性を書いたのだが・・・。

抜粋・・・。

『カテキンには抗菌作用があると言われている。

カテキンは、細菌の細胞膜(脂質二重層)を破壊し、細菌の体を壊し、更に、細菌自体のみならずそれが産生するタンパク質系毒素をも無毒化するという働きを持っているらしい。

では、体内に取り入れて、抗菌作用を発揮したら如何だろう?

本来、ヒトは自身の持っている自己免疫力で、侵入してきた細菌をコントロールしている。

そこに、自己免疫力を使わずに済む強い味方(?)が出来たら身体はどうなるだろう???

何度も言うが、自己免疫力を発揮しなくても良いと判断するだけである。

話しは変わるが、最近、宝塚出身のタレントを起用した茶の成分で作った石鹸の CM をよく目にする。

果たして大丈夫なのだろうか?

本来、皮膚には数多くのバクテリアが存在し、我々の身体を守っている。

それを、抗菌成分のあるお茶で顔を洗うと・・・

どうなるのかは自ずと答えが出るのではないだろうか?

ここ数ヶ月、その石鹸を使った方々から、「化粧石鹸」ぽぽに変えたことにより、皮膚が元に戻ったと言う報告を数多く頂いている。

「あなたの肌あきらめないで」

CMには注意した方が身のためである。』

この後、この石鹸の末路はご存じだろう・・・。

「茶のしずく」アレルギー、発症者の半数激しい症状(日本経済新聞)

声:「俺って、予言者・・・?」

皮膚も体内も同じこと・・・(笑)

健康のためにお茶を飲んでいたら、ある日突然、自己免疫力が低下して、肝臓障害が発症ということに・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

まあ、信じるか信じないかは貴方次第である・・・(-。-)y-゜゜゜

次回へ・・・。