「真実の口」1,402 恐怖の超監視社会⑭

前回の続き・・・。

前回、 Google や Amazon の技術力をご紹介した・・・。

しかし、時代は更に進んできている。

日本でも生活のいたるところに防犯(監視)カメラが目立つようになってきたが・・・。

店舗などの各種施設内や敷地内の監視・・・。

エレベーター・・・。

商店街・・・。

鉄道の駅・・・。

踏切・・・。

空港・・・。

金融機関・・・。

学校・・・。

マンション・・・。

個人宅・・・。

我々は常にカメラに映される生活を送っている。

その監視カメラも人工知能(AI)が利用できるようにする小型チップの開発に、さまざまなメーカーが取り組んでいる。

AI により、カメラは見ている対象物を認識できるようになってきている。

例えば、物の形状、あるいは人物の顔認証までが出来るようになってきている。

もし、街中にある防犯(監視)カメラが AI を搭載していたら如何だろう?

顔認証して、貴方の一挙手一投足を追えるようになってくるのだ。

少し古いデータになるようだが、 Wikipedia によれば・・・。

監視カメラの設置数の増加は各国ともに進んでいる。

イギリスでは、 2014 年時点で 590 万台(人口11 人に 1 台)。

アメリカでは、 2016 年時点で 3,000 万台(人口 10.8 人に 1 台)。

アジアにおいても設置数の増加が進んでいる。

中国では、監視カメラの数が 2017 年 12 月の時点で 1 億 7,000 万台(人口 8.1 人に 1 台)。で

韓国では、 2015 年 12 月時点で 800 万台(人口 6.4 人に 1 台)。

日本では、 2016 年現在 500 万台(人口 25.4 人に 1 台)。

全世界の監視カメラ設置台数の約 8 割が中国にあると言われているが・・・。

中国では AI を搭載した『天網』と言われる世界最大の監視カメラネットワークがある。

その中国には、スマートカメラ向けチップを手がけるホライズン・ロボティクス( Horizon Robotic s・地平線機器人)という AI チップの先駆的企業がある。

同社のカメラは最大で 50,000 人分の顔のデータを取り込み、ほぼ一瞬で個人を特定でき、更に、その精度は 99.7% と驚異的である。

中国では、当然のことだが、政府機関が顔認証技術を熱心に取り入れている。

昨年 4 月はじめ、中国南西部で開かれたあるコンサートで、警察が、顔認証システムを利用して、会場に詰めかけた 60,000 人の聴衆の中から、たった一人の容疑者を発見したというのだかから驚きだ。

これは、誰かが設置した監視カメラの話なのだが・・・。

時代は変わり、こぞって、自身を監視カメラの前に身を投げ出すようになってきているようだ。

アレクサ!

OK Google!

そう!

Amazon や Google などの企業は、スマートスピーカーやインターネットに接続されたカメラ(=スマートフォン等)や IoT 製品で、常に監視を続けるレンズを人々の自宅に持ち込ませようとしているわけだ・・・(笑)。

しかし、時代は更に進化をしている。

アメリカのモバイルチップを手がけるクアルコム( Qualcomm )社が、昨年、 4月に長さ 15.2cm 、幅約 1.3cm のペン型デヴァイスを発表した。

もちろん、 AI 搭載である。

クアルコム社は、グーグルの IoT 製品向けに、このチップを毎日 100 万個製造しているらしい・・・。

クアルコム社のカメラは、顔で個人を特定したり、人がその手にモノを持っていることを認識してそのモノを追跡したりするとも可能だという。

そして、この新しいチップは、インターネットに接続することなく、機器単体でこうした動作や分析ができるというのだ。

Amazon Echo シリーズでは、3モデルがすでにカメラを搭載しているが、これらに、クアルコム社のチップを搭載すれば、近くにいる人に話しかける内容や、その人のために行う動作をカスタマイズして、さまざまな新機能を実現できる可能性がある。

自分が考えるより先に、予測して、モノが動き出す時代になるかもしれないのだ・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

Google でも、 2016 年、自宅に設置されたカメラを利用して、本や楽器などの視覚的な手がかりを通じて住人が関心をもっていることを推測し、その人が好みそうなコンテンツを推薦するというような特許を公開した。

これに関して、Google は、この特許についてコメントを拒否しているらしいのだが・・・。

周りにある機器全てが、そこにいる人物を監視して、その人物のしたいこと(?)、その人物がしなければいけないこと(?)を先回りして予測し続けている環境ってどうなのだろう・・・?

いやいや、スマートフォンを持っている時点で、あなたが家族を、家族があなたを監視していることになるんじゃないの・・・??

職場に行けば、あなたが同僚を、同僚があなたを監視していることになるんじゃないの・・・???

そのデータってどうなるの・・・????

いやはや、恐ろしい時代である。

次回へ・・・。