「真実の口」1,476 新型コロナウィルス・・・⑯

前回の続きではあるが、私事でもある。

新年のあいさつを抜いて、今年の初投稿となる 1 月 6 日の投稿に以下のようなことを書いた。

「プライベートなことなので、今回は詳細には触れないが、元日には長男坊が訪れ、おめでたい話もあった。」

元日からめでたい話と言うのは・・・。

長男坊が結婚すると言うことと・・・。

お相手には既に新しい命が宿っていると言うこと・・・。

昨年から、先方のご両親に挨拶をして、一緒に暮らし始めてはいたものの、正に、寝耳に水だった(笑)

もう安定期に入ったので、公表しても良いかなということで、私も夏には爺さんになるらしい・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

ニュースでは、泣く泣く、結婚式を諦めたカップルも大勢いた。

結婚式の主役となるはずだった彼女らの声を少し紹介しよう・・・。

みんなのウェデイング公式インスタグラムより

【花嫁さんの声 1 】

3/28 挙式予定でしたが、 6/27 に変更しました。
全国の小中高が休校要請された次の日に決定しました。
一旦なるべく早くに連絡しようと思いゲストの方に LINE ・電話で連絡をしました。
式場の対応としてはスタッフ全員マスク・全卓にアルコール食毒液をおくとのことでした。
私たちは延期にしましたが、決行させる方達が素敵な日になったらいいなとおもいます。

【花嫁さんの声 2 】

私は 3 月上旬に挙式予定でしたが、延期しました。
昨年の台風 19 号での延期に続いて 2度目の延期です。
延期を決意した理由は、ゲスト皆さんに対してもそうですが、特に小さな子供や高齢者、妊婦に対しての心配が拭えないからです。
再度出欠も取り、両親や近い親戚の意見も聞きました。
また、キャンセル料を無料で延期対応してくれると式場から提案があったことも、後押しとなりました。

現状、延期するかどうかは、政府や式場からの通達がないため、新郎新婦がおかれている状況によると思います。
式の規模はどの程度か、キャンセル料はどのくらいか、ゲストがどこから来るか、どこで開催するか、今決行しなければいけない理由など様々です。
ゲストの思いも様々だからこそ決定には悩むと思います。 .
今、延期を悩む花嫁に対して、「なぜ延期しないんだ!」「非常識だ!」などSNSで心ない言葉を見かけます。
それを見て、悲しみながら延期を悩んでる人がいたら、新郎新婦が大事にすべきはゲストのことなので、見ず知らずの人の言葉に傷つかないでほしいと思います。
ゲストへ連絡を取ったり、できる最大限の配慮をすること。決断するのは心苦しいですが、自分たちが思う最善の選択をすれば、決行・延期に関わらず、新郎新婦が決めたことに間違いはないと思います。

【花嫁さんの声 3 】

3/28 に予定しましたが延期しました。
遠方ゲストも多いし、会社でもプライベートでの集まりを控えるように通知されている中で、決行するのは難しいと思い、延期にしました。
正直、インフルエンザとあまり変わりないと思いますが、メディアで騒ぎ立てられ、このような状況になったと思います。
ほんとに悔しいです。
3月に向けて準備してたので。

【花嫁さんの声 4 】

3/7 に結婚式予定でしたが、 1 週間前に延期を決断しました。 延期するかどうか悩みに悩み、毎日のように泣いていましたが、延期を決めてからは、楽しみにしてくれているゲストのためにもう一度準備をがんばろう!と気持ちが晴れやかです。

コロナの件でたくさんの方に、心配してないよ!みんなに気を遣って偉いね!体調に気をつけてね!
等温かいお言葉をいただき、改めて周りの方に恵まれているなと実感しました。

逆に、結婚式を挙げることに決めた方たちの声もお届けしよう。

同様に、みんなのウェデイング公式インスタグラムより

【花嫁さんの声 5 】

うちは 3/21 ですが家族や主人と話し合い決行することにしました!
当日マスク着用OKにしアルコールシートやマスクをこちらで用意しようと思います。

【花嫁さんの声 6 】

3/14 挙式予定です。
主人と話し合った結果、式も二次会もやることに決めました!
私たちの想いと考えを明記した上で、どちらも参加と返事を頂いてる方には、再度出欠の有無を連絡したところです。
二次会に関しては欠席の人がチラホラ出てますが、後悔はありません。
.
プランナーさんとコロナ対策を話し合って、受付や披露宴会場内にアルコールを設置してもらう予定です。
またアテンドの方やカメラマンなどマスク着用も考えています。
一生に一度のことなので、自分たちが納得する結果となるように頑張りたいと思います。

【花嫁さんの声 7 】

私の挙式は 5 月でまだ先ですが、、ゲストの皆さんの安全を考えて会場に消毒液やマスクを置くなど、会場にも空気清浄機が置けないか確認中です。

【花嫁さんの声 8 】

先週、式を挙げました。
ギリギリまで悩みましたが、式場の入り口に消毒液を置いてもらい、帰りにはプチギフトと一緒に個包装のマスクを配りました。
そして、挨拶でも来てくれたゲストの方々にお礼を伝えました。
みんな、とても喜んでくれました。
自分達が出来る限りのことをすれば、きっとゲストの皆さんにも伝わります。
何か対策として出来ることがあるとあると思うので、 2 人だけで悩まず式場に相談してみてもいいと思います。

結婚式を延期された方にも、挙行した(する)方にも、いろんなドラマがあると思う。

そんな中、私の息子は、 3/7 (土)、つまり一昨日に式を挙げた。

人前結婚式で、身内だけの少人数ということでの挙行である。

そうは言っても、家内の両親は、義父 82 歳、義母 77 歳である。

住まいも広島県である。

義父は足が悪く、持病もある。

3/7 に式を挙げると決めた位の時には、まだまだ、コロナ騒動もここまでではなかったため、「最悪、来られそうになかったら、俺が車で往復送り迎えしてやるよ。」と冗談半分で言っていたのだが・・・。

こんな環境下、新幹線移動はまず無理なので、仕方なく、前日に、私が広島まで迎えに行き、その日は、我が家に宿泊させることにした。

当日は、式場近くのホテルを取り、車で連れて行き、部屋で着替えた後、私が杖代わりになり、式場まで義父を連行(笑)し、なんとか参列することが出来た。

東京に住んでいる娘二人も、出席するために、各々、新幹線と飛行機で帰って来た。

まあ、無症状感染者の割合が多い 20 代前半である・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

式場のウェィティングルームに行くと、当初、年齢のこともあるので出席は難しいと言っていた新婦の祖父と祖母もいらっしゃるではないか?

年齢をお聞きすると、家内の両親より若干上だった。

親族の他には、新郎新婦の友人が 3 人という新郎新婦含めての合計 22 人という数である。

時間になり案内されて、式場に入るが、司会進行するスタッフとカメラマンはマスク無し、その他スタッフはマスク着用・・・(@・Д・@)??

取り敢えず、式は始まり・・。

末娘も、息子に結婚指輪を持っていくと言いう“リングガール”を緊張しつつも、無事こなし・・・(笑)

人前式は滞りなく行われた。

その後に会食をする予定になっていたので、息子には、「こんなご時世だから、お酒をむやみに注いで回るのは止めにして、俺と○○ちゃんのお父さんだけが挨拶に回るようにした方が良いぞ。」と伝えていた。

食事会が始まって見回すと、給仕するスタッフはマスク着用していな・・・(*-゛-) う゛~ん

しばらくして、手を拭くものが準備されていないことに気づき、スタッフに準備してもらうが、こんなご時世にも関わらず、枚数を聞いてくる。

とりあえず、私のテーブルには持ってきてもらったのだが、その後、他のテーブルに配る様子もない。

仕方がないので、息子に全ての席におしぼりを準備させるように合図する。

しばらくすると、向こうの親族が、バラバラにお酒を注ぎまわりだした。

間を置いて、息子の席に行き、「伝えてないんか?」と聞くと、「一応、伝えてはいるけど・・・。」という回答が返ってくる。

こうなると、私等も無視することは出来ず、家内と二人で挨拶に行かざるを得ず、一人一人にお酌をして回った。

新婦・新婦のご両親が号泣する中、滞りなく、会食も終わったのだが・・・。

感染者が出ないことを祈るばかりである・・・。

式場を出て、再度、義父を連行(笑)してホテルへ。

翌朝の朝食も、バイキング形式なので義両親には、コンビニで朝食を買っていき、簡易に済ませてもらうほど感染防止のケアをした。

同じホテルに宿泊していた私と家内と末娘は、バイキングで朝食を取っただのだが・・・。

アルコール消毒に、トングを取るときのためのビニール手袋が準備されていた。

食事会場には人も少なく、会話もあまりされていないようで静まり返っていた。

食事を始めて、暫くしたころ、先に食事をしていた女性グループの同行者がやってきて、東南アジア系の言葉で遠くから、話しかけて、会場は一変・・・。

料理の置かれた前でも、ペチャクチャしゃべるし、料理を取ながら、遠くに座るテーブル席の女性たちに、「この料理は何か?」。「その料理がどこにあるのか?」らしきことを聞いていた。

これでは、ホテル側がいくら気を遣っても台無しである。

私は末娘に出来るだけ、彼女らに近寄らないようにさせ、早々に食事を済ませた。

そして、義両親を、再び、広島まで送り届けた。

私の息子もそうだが、結婚式を延期されたカップル、挙行したカップルに限らず、数年後に、「あの時は、コロナウィルスでたいへんだったよね。」と笑えるような幸せな日々を送ってもらいたいと思う。

今回は、ライブハウスから感染が広まっている大阪で挙行された式・会食の様子を「なんだかな~」と思いつつお伝えして、次回から本編へ戻る。

次回へ・・・。