「真実の口」1,546 新型コロナウィルス・・・78

前回の続き・・・。

2 回にわたり、イタリア、中国での新型コロナウィルスの後遺症に関するレポートを寄稿した。

プロ野球・阪神の藤波投手によって、著名な症状となった味覚・嗅覚異常だが、これに関しても、 JAMA( Journal of the American Medical Association :米国医師会雑誌)で報告されている。

Evolution of Altered Sense of Smell or Taste in Patients With Mildly Symptomatic COVID-19

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≪キーポイント≫

【質問】

新型コロナウィルス( COVID-19 )感染が確認された患者における突然発症した嗅覚・味覚の変化はどのように変化しているのか?

【所見】

202 人の患者を対象としたこの前向き調査に基づく研究では、発症から 4 週間後に 55 人( 48.7% )の患者が嗅覚または味覚障害の完全な消失を報告し、 46 人( 40.7% )が重症度の改善を報告し、 12 人( 10.6% )のみが症状の変化なしまたは悪化を報告した。

持続的な嗅覚または味覚の喪失は、新型コロナウィルス( COVID-19 )感染の持続とは関連しなかった。

【趣旨】

においや味の喪失は、新型コロナウィルス疾患( COVID-19 )の軽症患者の最も一般的で持続的な症状の一つであるが、ほとんどの患者がこれらの症状の完全な解消または改善を報告した。

≪概要≫

【重要性】

嗅覚や味覚の変化が新型コロナウィルス疾患( COVID-19 )と関連していることが報告されている。疾患経過中のこれらの症状の進化を理解するためには、持続的な嗅覚・味覚喪失を有する患者を特定し、嗅覚・味覚機能障害の負担に及ぼす新型コロナウィルス( COVID-19 )感染の影響を推定することが重要である。

【目的】

症状の軽い新型コロナウィルス( COVID-19 )患者の症例シリーズにおける嗅覚・味覚障害の進捗を評価する。

【デザイン、設定、および参加者】

この横断的調査ベースの研究は、 2020 年 3 月 19 日から 3 月 22 日までの間にイタリアのトレヴィーゾ地域病院で連続して評価を受けた、鼻咽頭および咽頭スワブでポリメラーゼ連鎖反応により新型コロナウィルス( COVID-19 ) RNA が陽性であった軽症成人 202 例(≧18 歳)を対象としたものである。

【結果】

ベースライン時に調査を完了した 202 名のうち、 187 名( 92.6% )が追跡調査を完了した(女性 103 名〈 55.1% 〉、年齢中央値: 56 歳)。

ベースライン時にこれらの症状の突然の発症を報告した 113 人の患者における嗅覚または味覚の変化の経過を評価した。

・嗅覚または味覚障害の完全な消失を報告・・・55 人( 48.7% )
・重症度の改善を報告・・・ 46 人( 40.7% )
・症状の変化なしまたは悪化を報告・・・ 12 人( 10.6% )

持続的な嗅覚または味覚の喪失は、新型コロナウィルス( COVID-19 )の持続的感染とは関連しなかった。

【結論と関連性】

発症後 4 週間の時点で、嗅覚または味覚の変化が突然現れた軽度の新型コロナウィルス( COVID-19 )陽性患者の 89% が、これらの症状の完全な消失または改善を経験していた。

持続的な嗅覚または味覚の消失は、新型コロナウィルス( COVID-19 )の持続感染とは関連しなかった。

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新型コロナウィルス( COVID-19 )から回復しても、味覚・嗅覚の異常が続くと言うのはどの国でも起きている現象のようだ。

更に、気になる後遺症を見つけてしまった・・・ガ―――(((((∑(°Д° )))))―――ン 

Hair loss, vertigo and vomiting: The effects of ‘long-tail’ coronavirus

 

ナント、回復後に脱毛が・・・(●´д`●)マヂカョ・・・

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新型コロナウィルス( COVID-19 )の生存者は、数ヶ月前に病気に罹ったにもかかわらず、脱毛、めまい、動悸、記憶障害などの副作用と戦っている。

全国の何千人もの人々と(イギリス)サフォーク州の何十人もの人々がウィルス薬で衰弱し、治療できず、世界的なパンデミックに苦悩する政府の支援を受けず、重篤な患者で医療崩壊し、十分な医療サービスを優先されていない。

現在、ルイーズバーンズ( 46歳、サックスマンダム在住)は、 Facebook 上の新型コロナウィルス( COVID-19 )サポートグループを通じて、彼女能用に、この致命的な病気の影響を受けている“ロングテール”コロナウィルスの生存者の団結を支援している。

550 人以上が、彼女がソーシャル・メディア・プラットフォームで実施した調査に回答し、過去 6 ケ月間に世界中で数十万人が亡くなったウィルスの体験を共有している。

多くの人が、味覚や嗅覚の喪失、視力障害、記憶力の低下、脱毛、頸部腺の腫れ、言語障害、動悸、めまい、めまい、めまい、筋肉の痙攣、発作、胃痛、過剰なガス、下痢、嘔吐などの症状との継続的な戦いを報告している。

調査対象者のほぼ半数が、この影響で死ぬかもしれないと考えていた。

バーンズさんは、コロナウィルスに似た症状で倒れた後、 3 月に検査を受けた。

しかし、彼女がイプスウィッチ病院に連れて行かれたとき、検査は陰性であったため、彼女は自主隔離するために家に送られた。

14 週間後の現在、元地理教師である彼女は、未だに、新型コロナウィルス( COVID-19 )と共存している。

「それは典型的な症状、乾いた咳と分裂するような頭痛から始まりました。病院に入院し、家にいる間に症状が出たので、もう大丈夫だと思っていましたが、検査後の 6 週間で 2 度も事故救急病院に入院しました。」

「 3 週間ほど下痢をして、混乱してきて、時々最悪の状態から抜け出したような気がして、次の日には 20 時間も寝てしまうこともありました。」

キングスカレッジ教授のティムスペクター教授とリバプール熱帯医学大学のポールガーナー教授が、ウィルスに感染した研究の一部を読んだ後、ミスバーンズさんは、彼女と共生していた、“ロングテール・コロナウイルス”を感じた。

スペクター教授は、多くの感染者が完全に回復する一方で、いくつかの健康上の問題が数週間と数ヶ月のために来るかもしれないことを示す研究を発表した英国の新型コロナウィルス( COVID-19 )研究に取り組んでいる人々の 1 人です。

(後略)

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長らぐ後遺症を、“ロングテール・コロナウイルス”と表現しているようだが・・・。

Can stress linked to COVID-19 lead to hair loss and balding?

 

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「ストレスで髪もストレス。内側のカオスが出てきている」

我々の体は雄弁に語る。

痛みが助けを求める合図になることもある。

ミネソタの人々はコロナウィルスによって作られた変化に適応するように、より多くの人々がストレスや不安などの問題に苦しんでいる。

ソレス(癒し系)サロンのオーナーであるクリスタル・パケットは、彼女のクライアントの中には苦しんでいる人もいると言う。

「髪の毛の抜け毛が増えています。生え際を中心に薄毛が進み、クライアントの頭皮の冠に向かって禿げてきています」と彼女は言った。 “ストレスで髪もストレス。内側のカオスが出てきている”。」

サロンのオーナーであるパケット氏は、 15 年間サロンを経営してきたが、一部の顧客が彼女に自分の髪の毛の助けを求めて写真を送ってきたという。

彼女が私たちと共有した画像のいくつかは、頭皮の冠の近くが禿げ、周囲が薄く、極端な脱毛が示されていた。

(後略)

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調べてみたが、脱毛はエボラ出血熱等の感染症の後遺症としてもみられることがあるようで、どうやら、新型コロナウィルスでも稀にみられるようだ。

『新型コロナウィルス + 脱毛』・・・\_((ヾ(`・∀・´*)カタカタ

検索すると、日本では、別の意味で流行していたようだ・・(笑)

新型コロナウィルスの感染拡大で幅広く自粛が求められるなか、休業要請の対象から外れていた美容クリニックに、この巣ごもり期間に、脱毛を求めて幅広い年齢層の男女が治療を受けていただようだ・・・ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..

何はともあれ・・・。

罹らないに越したことがないようだ・・・くわばらくわばら…((((;゜Д゜)))))))

次回へ・・・。