前回の続き・・・。

先週、島根県の新規感染者の状況を取り上げて、ピークアウトの予想を立てたのだが、見事に裏切られたようだ。

島根県の 8 月に入ってからの新規感染者を見てみよう。

7 月 26 日にピークを迎え、下げに転じていたのだが、 7 月 30 日から感染拡大へ転じているのだ。

次に、全国の新規感染者の状況を見てみると・・・。

島根県の第 7 波に入ってからの 1 週間ごとの山は 6 週あり、今週が 7 週目にあたる。

これまでの島根県の統計から休み明けの月曜日は低く出て、火曜日がその週で一番多くなるという傾向が分かっている。

第 1 週目・・・ 6 月 28 日(火)　305 人

第 2 週目・・・ 7 月 5 日(火)　760 人

第 3 週目・・・ 7 月 12 日(火)　1,271 人

第 4 週目・・・ 7 月 20 日(水)　1,609 人(※ 月曜日が海の日で祝日だったため)

第 5 週目・・・ 7 月 26 日(火)　1,033 人

第 6 週目・・・ 8 月 2 日(火)　1,201 人

第 7 週目・・・ 8 月 2 日(火)　1,263 人

これを全国に当てはめると、来週、再来週に再拡大している可能性も考えられる。

次に、死亡報告例について見てみる・・・。

8 月 1 日・・・ 0 人
8 月 2 日・・・ 1 人
8 月 3 日・・・ 3 人
8 月 4 日・・・ 0 人
8 月 5 日・・・ 2 人
8 月 6 日・・・ 1 人
8 月 7 日・・・ 2 人
8 月 8 日・・・ 3 人
8 月 9 日・・・ 0 人

前回も提示したが、島根県の感染者数と死者数を比較してみると、 2020 年 4 月から 2022 年 6 月末までの 2 年 3 ヶ月で、感染者数は 19,599 人、死者数は 16 人、およそ感染者 1,225 人に 1 人が死亡していることになる。

一方、第 7 波を見てみると、7 月 1 日 ～ 8 月 9 日までに、感染者数は 30,845 人、死者数は 39 人となっていて、およそ感染者 790 人に 1 人が死亡している計算になる。

前回報告した 7 月の 1 ヶ月間では、感染者数は 23,137 人、死者数は 27 人で、およそ感染者 857 人に 1 人が死亡しているとしたのだが・・・。

死亡者数/新規感染者数の割合が、かなり上がっているのではないだろうか？

さあ、出口が分からなくなってきた第 7 波だが、今後の展開はどうなるのだろう？

先週後半の感染動向を追ってみる。

死亡報告例をリンクでの報告にする。

8 月 5 日(金曜日)

8 月 6 日(土曜日)

8 月 7 日(日曜日)

次回へ・・・。