「真実の口」1,652 新型コロナウィルス・・・162

前回の続き・・・。

2 日、東京、埼玉、千葉、神奈川の 1 都 3 県は、感染減少が鈍化していることを受け、政府に宣言の延長を要請する方向で調整に入ったようだ。

延長期間は、 2 週間とする案を中心に検討しているそうだ。

各知事は・・・。

東京都・小池百合子知事:
「(感染者の減少)スケジュールが間に合っていない。」

千葉県・森田健作知事:
「感染者数がでこぼこしている状況だ。あす( 3 日)、また感染者の数が増えれば、7日の解除は非常に難しくなると思う。今の状況が続けば、国として決断をしていただきたい。」

埼玉県・大野元裕知事:
「病床使用率が 40% 台と極めて高い状態だ。今後、ワクチンの接種も担う医療機関にさらなる負担はかけられない。新規感染者の数をここまで下げることができたのは、皆さんのおかげで、これまでの努力を無にしないためにも、 7 日までに目いっぱい感染者数を下げていくことに全力を挙げたい。 1 都 3 県で調整しようということになっている。『ワンボイス』で(政府に)要請していく。様々なシナリオを検討している。」

神奈川県・黒岩祐治知事:
「 1 都 3 県全体を見ると、ステージ 4 のところもある。ぎりぎりまで数字の変化を見ていかないと判断できないのでは。県の数字だけ見れば解除も視野に入るが、感染者数の減り方は下げ止まっている。神奈川も明日にはどーんと増えるかもしれない。」

これに対して政府は・・・。

菅首相:
「まず、しっかり数字を見て、専門家をはじめ関係者に相談させていただき、最終的には私自身が判断したい。とにかく今は、感染拡大防止に全力を尽くすべきだと思っている。」

ただ、一旦緩んだタガを締め直す術はないと思うのだが・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

首都圏の緊急事態宣言延長も気になるのだが、もっと気になるニュースが飛び込んできた。

我が国では、先月 17 日から新型コロナのワクチン接種が開始しているのだが・・・。

厚生労働省は、 2 日、ファイザー社製ワクチンを接種した後、 60 代の女性が死亡したことを発表した。

新型コロナワクチンの接種後の死亡事例の報告について( 1 例目)

死因は脳出血(くも膜下出血)だと推定されているが、ワクチンとの因果関係のためについては不明・・・?

厚生労働省ワクチン分科会の森尾友宏副作用検討部長は、「原因と疑われるくも膜下出血は 40 代から
60 代までに比較的多く、現在、海外の事例を見ると、これとコロナウィルスワクチンの間には関連がないように見える。ただ、偶然の一致かもしれないが、今後開かれる実務協議体でより多くの情報を収集し、(ワクチン接種について)評価する必要がある。」と語っている。

これに関して、日本ファイザー社側は即答を避けたようだ・・・( ̄~ ̄;)

ファイザー社は、昨年 11 月、自社のワクチンの効能は年齢や人種とは関係なく一貫しており、大きな副作用はないと明らかにしていたのだが・・・。

しかし、今年 1 月初めにポルトガルでファイザー社のワクチンを接種した 40 代の看護師が死亡し、ノルウェーでもワクチンを接種した高齢者が多数死亡するケースがあった。

大半が老人や基礎疾患者で、このためワクチンと死亡との相関関係が低いという結論が出ていたのだが・・・。

これから、ワクチン接種が始まろうかという矢先に心理的影響が出そうだ・・・(^_^;)

先週後半の感染動向を追ってみる。

2 月 25 日(木曜日)

2 月 26 日(金曜日)

2 月 27 日(土曜日)

2 月 28 日(日曜日)

次回へ・・・。