「真実の口」1,658 新型コロナウィルス・・・166

前回の続き・・・。

1 都 3 県に出されている緊急事態宣言の解除の是非が問われている。

緊急事態宣言の変遷を追ってみる。

▶ 2020 年 4 月 7 日 緊急事態宣言発出
期間: 4 月 7 日~ 5 月 6 日
地域:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県及び福岡県

▶ 2020 年 4 月 16 日 区域変更
期間: 4 月 7 日~ 5 月 6 日(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県及び福岡県以外は同月 16 日から適用)
地域:全都道府県

▶ 2020 年 5 月 4 日 期間延長
期間: 4 月 7 日~ 5 月 31 日(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県及び福岡県以外は同月 16 日から適用)
地域:全都道府県

▶2020 年 5 月 14 日 区域変更
期間: 4 月 7 日(北海道及び京都府については、同月 16 日)~ 5 月 31 日
地域:北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、京都府、大阪府及び兵庫県
※その他の県は解除

▶2020 年 5 月 21 日 区域変更
期間: 4 月 7 日(北海道については、同月 16 日)~ 5 月 31 日
地域:北海道、埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県
※京都府、大阪府及び兵庫県は解除

▶2020 年 5 月 25 日 緊急事態宣言解除

▶2021 年 1 月 7 日 緊急事態宣言再発出
期間: 1 月 8 日~ 2 月 7 日
地域:埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県

▶2021 年 1 月 13 日 区域変更
期間: 1 月 8 日(栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県及び福岡県については、同月 14 日)~ 2 月 7 日
地域:栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県及び福岡県

▶2021 年 2 月 2 日 期間延長及び区域変更
期間: 1 月 8 日(岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県及び福岡県については、同月 14 日)~ 3 月 7 日
地域:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県及び福岡県
※栃木県は解除

▶2021 年 2 月 26 日 区域変更
期間: 1 月 8 日~ 3 月 7 日
地域:埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県
※愛知県、京都府、大阪府、兵庫県及び福岡県は解除

▶2021 年 2 月 26 日 期間延長
期間: 1 月 8 日~ 3 月 21 日
地域:埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県

首都圏 1 都 3 県については、延長、再延長と約 2 ヶ月半の自粛生活となっているわけだが・・・。

我々(緊急事態宣言解除下の居住民)と彼ら(緊急事態宣言下の居住民)がやっていることにどれだけの差があるのだろう?

マスク着用?

手指消毒?

三密回避?

会食自粛?

まあ、テレビで報道される一部の方たちのように、行楽地や飲食店に行き、生活を謳歌している方も入るとは思うのだが・・・。

大半の国民はやれることはやっている・・・( ´_ゝ`)

これ以上、何をどうしろと言うのだと思っているのではないだろうか?

政府新型コロナウィルス対策分科会の尾身茂会長は以下のように語っている。

「わたしは、これから早晩、解除されるのに備えて、これからの感染対策が、今までの単に延長じゃなくて、質的にも変える必要がある、ちょうどいい時期に来ていると思います。」

いやいや、口先だけではなく、具体的に何をどう変えるのか明確な対策を示さなきゃ、我々は分からんよ・・・( ´-ω-)y‐┛~~

ここに来て 1 都 3 県の知事も足並みが揃わなくなってきたようだし・・・(笑)

各知事と首相のコメントを見てみよう。

東京都・小池百合子知事:
「さまざまな分析をしている。どこかで、ぽーんとまた跳ね上がることを一番懸念している。第四波が来たときにどうするのか。都として対応できることをしなければならないので、進めている。」
解除については明言回避

神奈川県・黒岩祐治知事:
「総合的にみると神奈川では解除の条件は整っている。私は解除の方向がいいのではないかと思っている。街の雰囲気を見ると宣言の効果が薄れてきている。最終的に政府が判断することで、それに従う。」

埼玉県・大野元裕知事:
「新規陽性者数がリバウンド(再拡大)の兆候を示している。現時点で解除要請を行う段階にない。(延長を要請する可能性について)当然あり得る。これまでに想定してこなかったような要素が入ってきている。リバウンドが何を意味しているのか政府の知見を聞きたい。」

千葉県・森田健作知事:
「拙速に『もう大丈夫』と判断することにはならない。予定通り解除できるようより一層注意喚起を行い、対策を徹底していきたい。(解除については)国が判断する問題ですから、(判断)していただきたいと思います。」

菅内閣総理大臣:
「 2 週間延長した際には病床がひっ迫していたので、そこを改善したいということだったが、ここに来て新規感染者数の下落率が横ばいの状況になっている。いま、宣言を延長するかどうか言えるような状況ではない。」

責任を国に押し付けたい知事・・・。

財政責任を回避したい政府・・・。

明日、延長か解除かが決まるようだが、多分、どっちに転んでも 1 都 3 県民の行動は変わらないと思う・・・ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ

先週後半の感染動向を追ってみる。

3 月 11 日(木曜日)

3 月 12 日(金曜日)

3 月 13 日(土曜日)

3 月 14 日(日曜日)

次回へ・・・。