無限の可能性を信じて・・・7

どうやら社長は海外との取引で渡航したり、その段取りで忙しいようなので、少し間隔を詰めて書いてみたいと思う。

先日スーパーに買い物に行った。

レジ袋が商品になっていた。わが目を疑った。

大:5円、小:3円となっていた。

買い物客はそれが当たり前のように袋を買って品物を袋につめている。

袋にはシールを張り立派な商品になっているのを見て愕然とした。

レジ袋追放運動は有料にするために始まったわけではないはずなのに・・・。

消費者の皆さんは何も疑問に思わないのだろうか?

ふと、エコロジーと言う言葉を調べてみた。

「自然環境を保護し、人間生活との共存をめざす。」と書いている。

仮に、レジ袋がこの世からなくなったとしても、名前だけ追放されて、同じような袋は沢山出回っている。

エコロジーとは環境ビジネスの事を指し、商売にならなかったら成立しないのではないのかとさえ思う。

世の中に矛盾は沢山ある。

今世間を騒がせている事故米である。

何故、事故米かというと、輸送途中で水がかかり、そこにカビが発生したため食用に出来ない為に事故米と言っているそうだ。

このことは理解できるのだが、メタミドホス混入米は輸送途中で入るわけではないはずなのに、これも事故米といっている。

これは確実に汚染米のはずである。汚染米と分かっていて、日本は輸入している。

しかも正規の値段で買い取リ、日本の業者に安く売る。

何かがおかしい・・・。

日本でも土壌汚染により、食用に出来ないカドミュウム汚染米が存在する。

国は農家に廃棄させるか、安く買い叩き工業用に転売する。

そうやって、農家を食い物にして農業を衰退させる。金儲けの構図が出来上がる。

数年前の新聞で、「不景気で汚染米が大量に余り、道路の舗装に活用」と出ていた。

土壌汚染を起こしているカドミュウムを、また土に還すとはと疑問に思っていた。

金儲けの為には、人が死のうが、環境が汚染されようがお構いなしで、悪いと知った上で発覚するまで続ける。

泥棒の心理と同じだ。

国が率先して、指導しているとしか思えない。

“食用に出来ないものは工業用に回せばいい”と建材の接着剤に利用させる。

目に見えない毒物は、口に入れない限り、何処に廃棄しても問題にしませんとの見解により法律が出来ている。

だからカドミュウム、メタミドホス、熱処理しても消えないカビ等を住宅に廃棄させても国からの罰則規定はなし。

むしろ推奨されているぐらいである。

私たちの住む家には、カドミュウム、メタミドホス、カビがたっぷりと入った床、壁、天井・・・。

今問題になっているシックハウス。

国が犠牲者をどんどんと作り、死のうが、苦しもうが、お構いなし。

科学物質過敏症の患者さんたちが、国に訴えても難病指定にもならない。今、苦しんでいる人たちがどれだけいるのか、私たちは真剣にこのことを考えていかなければ、明日はわが身のような気がする。

“空き缶・空き瓶は捨ててはいけない”ときれい事を言いながら、『住宅内の汚い空気は外に捨てなさい。

捨てなければ建築の許可を出しません。

違反したら罰します。』という法律が存在する。

この法律が出来てシックハウスは減少していない。

むしろ増えている。

この法律が出来て、儲かった所は何処だろう?

消防法が変わって住宅に火災感知器を設置しなければいけなくなった。これで死者が減少したのだろうか?

儲かった所は何処だろう?

今度は白熱灯が消えようとしている。

儲かる所は何処だろう?

いつの時代も権力者のための法律が出来上がる仕組みになっている。

だからまた悪い事を考え行動に移す。

悪のリサイクルが成立する。

こんな苦しみのサイクルから早く抜け出して、綺麗な環境作りをめざしたいものである。