「真実の口」159 いきいきペール、地方自治体で採用!

先週、ある人に恐ろしい話を聞いた。

火災が起こった際、消防署がすぐそこにあるにも関わらず、消火活動をしてくれなかったということである。

火災現場と消防署はほんの僅かな距離(数メートル?)でしかないのだが、どうやら管轄があり、管轄外の消火活動はできないということらしい。

また、妙な理由付けで、人命救助は出来るらしく、火災現場から一人を救出したらしい???

しかし、この妙な管轄と理屈の為に、助かるべきはずだった尊いもうひとつの人命が奪われたという事実は変られない。

どうだろう?

これを聞いて、「お役所仕事だな」で済まされるだろうか?

極端に言えば、消防署の隣で出火したにも関わらず、管轄の違いで、消火活動をせず、隣は全焼、しかし、消防署自体は延焼を防ぐため、消火活動を行い、無事だったということさえ起き得ると言うことである。

聞いていてゾッとしてしまった。

何故、こんな話題を出したかというと・・・

先般来、新潟のとある市の我々の仲間の工務店が、公共施設に抗酸化工法を取り入れてもらおうと積極的にアプローチをしていた。

様々な努力を重ねて、何とか話を聞いていただくステージまで持って行くことはできたのだが、“市内に前例がない”という理由で却下されたのである。

役所を通そうとすると、常に使われる言葉である。

“前例がない!”

物事には、常に“最初”がある。

その“最初”は、前例がないにも関わらず、採用されているわけである。

例えば、空請求書でマッサージチェアや卓球台を買っていた役所があったが、前例無きことだったはずでは???

皆も役所に掛け合い、採用の是非がかかるようなときには私を利用していただきたい。

目から鱗の話なら数千通りでも引き合いに出せるので、少しは役に立つはずである。

今回少し、前置きが長くなったが、ここ1~2年、東京近郊の自治体に、生ゴミ処理バケツとして、「不思議なバケツ」いきいきペールが採用されている。

ある人の尽力もあるのだが、やはり前例を作ったから、“右へ倣え”的な感じで採用されている。

私は、一番最初に話を持っていく自治体に足を運んで、抗酸化の説明をしたのではなく体験させてあげただけである。

それ以来、私の所に自治体から電話がかかるのだが、○○市、○○市、○○市では既に採用されていますよと言うだけで、反応が変わるのである。

私としては、非常に楽である(^^)v

ほとんどが20万人程度の市である。

最初は、数個から数十個程度のテスト採用から始まる。

どの自治体に於いても、“臭いが全くしない”という高評価を得ているようで、次年度の予算では、予算計上ということになっていくのであろう。

現在も、○市に於いて、テストが完了し、ある住宅地○○○世帯を対象にモデルケースとしての採用が準備段階に入っている。

これまでに採用されて、公表しても良い自治体は以下のようである。

日野市、武蔵村山市、小平市、多摩市。

もし、ゴミ問題で悩んでいる自治体に住んでいるのであれば、私を使って欲しい。