「真実の口」201 コラーゲン 食べても塗っても ・・・減

先日、ある女性との会話の中でコラーゲンが話題に上った。

女性にとって、“美”を追求するのは、いくつになっても変わらないようだ。

ちなみにその方は、60代半ばである。

去年か一昨年だったかコラーゲン鍋なるものが、ブームになったのもうなずける。

コラーゲンは、手羽先、豚足、牛スジ、ヒラメ、鯛、カレイ、ドジョウ等々に豊富に含まれていると言われる。

高級食材であるフカヒレもその代表であろう・・・

私は九州出身なので、豚足も好んで食べるが、幾らコラーゲン豊富と言っても、若い女性が豚足にかじり付いているのは、余り良い図柄とは言えない。

では、コラーゲンは本当に効果があるのか?

まず、コラーゲンを口から取り入れると、そのままコラーゲンとして吸収されるかというと、そう甘くはない。

単なるタンパク質と認識され、消化してアミノ酸になるだけである。

つまり、体内ではコラーゲンとしてそのまま役立つわけでなく、一旦、アミノ酸に分解され、再びコラーゲンに合成されるということである。

コラーゲンを摂ったからと言って、特別な存在として、身体が認識するわけでも何でもないのである。

ただ、良質なタンパク質は、ミトコンドリアの修復には欠かせない。

膝の関節が痛いとか、肘の関節が痛いという人は、コラーゲン不足から引き起こるものだから良質なタンパク質の摂取は欠かせない。

・・・とは言え、前述したコラーゲン鍋は、結構、高カロリーである。

お奨めは、スーパーで売っているゼラチンである。

ゼラチンは、動物の皮膚や骨、腱などの結合組織の主成分であるコラーゲンに熱を加え、抽出したもので、手っ取り早くタンパク質を吸収できる。

ゼラチンを買ってきて、ゼリーを作って食べれば、最良の関節痛の薬になるのでは???

では、コラーゲン配合の化粧品はどうなのだろう?

最初、コラーゲン配合の化粧品が出回りだしたときに、分子構造が大きすぎて吸収できるわけがないと言われていた。

・・・というのも、元々、人間の皮膚は細菌やウィルスの侵入を防ぐバリアなのである。

容易に体内に侵入されては困るのに、コラーゲン如きの分子構造が大きいものが入るわけ無いのである。

すると、化粧品会社も黙っていない。

ナノコラーゲンの登場である。

ナノとは10億分の1の単位である。

つまり、0が9個並んだ0.000000001という大きさである。

これだけ分子構造が小さければ、皮膚に吸収できるのではと期待される女性もいるかも知れないが・・・

残念。

前述したが、コラーゲンはタンパク質であり、最小の単位はアミノ酸ということになる。

コラーゲンをコラーゲンのままナノ化することが果たして出来るのだろうか?

女性の希望を打ち砕くようで悪いが、全く効果がないというのが結論である。

一番良いのは、当ブログで何度も言うが、良質なタンパク質を摂ることこそが、美への近道である。

タイトルで語呂合わせを考えたのだが、良い語呂が浮かばなかった・・・

コラーゲン 食べても塗っても ・・・減