「真実の口」224 その住宅で大丈夫?23

3/5(土)と3/6(日)の二日間、新潟市の新潟産業振興センターで開催された『住まいのリフォームフェア2011 in 新潟』に新潟抗酸化工法研究会が出展すると言うことで、会田氏と二人で応援に駆けつけた。

この展示会は、10回目を数える新潟県下で最大級のリフォームイベントである。

今年から上越会場での開催を加え、2/19-2/20を上越、2/26-2/27を長岡、そして、3/5-3/6の新潟と三会場での開催となった。

注目度が高いようで、3/5(土)が3,462組・6,561人、3/6(日)が4,474組・8966人、合計7,936組・15,527人の来場者があった。

昨年が、7,423組・15,993人で、今回は、日曜日が雨だったにも関わらず、結構な来場者数である。

最近、内見会に呼ばれることがなかったため、余り使わなくなっていたあるツールを会場へ持参した。

建材1

これは、ブログでも寄稿したが、2/20(日)の大阪の株式会社田中工務店の内見会に持っていったもので、お越し頂いた方にインパクトを与えることができた。

1月17日に寄稿したブログを見返して欲しい。

1月17日のブログ>>

建材

左側は、F☆☆☆☆の合板、真ん中はF☆☆☆☆を水に浸した合板、右側はF☆の合板にいきいきコートを塗布した合板である。

建材3

来場者には、まず、F☆☆☆☆の合板の臭いを嗅いでもらう。

これは、建築現場でする臭いである。

当然、F☆☆☆☆であるからホルムアルデヒドは使われていないため、建築基準法改正前のような、鼻につくような接着剤臭さはしない。

では、このF☆☆☆☆の合板を水に浸すとどうなるだろう?

これを、次に、来場者に嗅いでもらう。

化学物質は、水に溶け込みやすいということを何度も言っているが、100%の人が顔をしかめる。

それほどの刺激臭がする。

最後に、F☆の合板を嗅いでもらう。

ただ、このF☆という建材は、建築基準法改正前はFc2と言われ、改正以降は、使用してはならないもので、今では購入することができない。

いきいきコート処理のF☆合板は純粋な木の臭いしかしない。

いきいきコート処理のF☆合板と何もしていないF☆☆☆☆の合板を比較してもらっても、いきいきコート処理の最低ランクのF☆合板の方が臭いはしないとほとんどの方が答える。

最後に質問する。

国のお墨付きのF☆☆☆☆の建材を使った家に住みたいですか?

100%の人が答はNOである。

いくら美辞麗句を並べてリフォーム(あるいは新築)の工事を奨めても、この異臭が頭にこびりついて拒絶反応を示してしまう。

これは、だれでも実験できるので、興味が有れば実験してみると良い。

特に、リフォームや新築を考えている方・・・

ホームセンターに行けば端材を分けてくれるし、近所の工務店に行っても良いと思う。

ビンに水を入れ、建材を入れて、その翌日には異臭が鼻をつく。

本来であれば、既築への抗酸化工法仕様を寄稿する予定だったのだが、次回に改めて、寄稿しよう・・・。