「真実の口」301 愛媛発・・・抗酸化

先週、11/1~11/2にかけて、愛媛に行ってきた。以前に紹介した本多さんに会うためである。

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本多さんは、昨年、今年と抗酸化農法で米を作っている。

遡ること数週間前、今年収穫の米を送っていただいたのだが、実に美味しく頂くことが出来た。

それが、この米である。

本多米(笑)

実は、この米は1,000mほどの標高の久万高原町で作られている。

前回、愛媛を訪れた際には、積雪の影響で現地を見ることが出来なかったのだが、今回、ようやく現地を訪れることが出来た。

これが現地である。

水田1 水田2

前回寄稿時にも書いたのだが、本多さんの本業は成果卸業であり、社業を奥様に譲り、抗酸化農法を広めるための足がかりとして、米作りを始めた。

そのため、現在2反弱で米を作っているのだが、この辺り一帯も段々に水田が広がっている。

中には、米国式の農業を取り入れて、数百馬力のトラクターを購入している農家もあった。

本多さんはこれらの農家を巻き込んで、抗酸化農法を展開したいと考えている。

また、何の因果か・・・久万高原町は木材の町であり、久万林業活性化プロジェクトというものを推進している。

私が、度々、林業に対する懸念を寄稿しているが、久万林業活性化プロジェクトとは、『山林所有者の高齢化、それに伴う世代交代、不在地主の増加等により、山林管理への関心が低下していることから、森林組合が管内の森林の管理委託を受け計画的な施業を実施する』ものらしい。

ここにも抗酸化が応用できれば、願ったりかなったりである

本多さんの田んぼを見た後に、是非、会って欲しい人がいるというので、案内してもらった。

同じ久万高原町で、食堂をしているらしいのだが、いきいきペールで生地を作ったピザを石釜で焼き上げ、じわじわと評判になってきているということらしい。

ここがそうである。

R33 うまいもん屋 土居 山中に翻るピザの幟

国道33号線の山あいにある食堂である。

丁度着いたら、表でご婦人方が生地をこねていた。

石窯ピザ体験

ご婦人方に話を聞いてみると、この道路は良く通るのだが、気にはなっていたものの寄ったことが無く、この日、思い切って寄ってみたということらしい。

石窯ピザ焼き体験は、ひとり1,500円のワンドリンク付きで、スタッフの指導の下、体験できると言うことである。

これがいきいきペールで発酵中のピザ生地である。

発酵段階のピザ生地

発酵したら、表にある石釜2機で焼き上げる。

石窯

これがそのピザである。

PIZZA

美味い!

ついでに、地元で取れた食材を活かした“芋汁”を頂いた。

芋汁

昼飯に蕎麦定食を食べたというのに、おやつにピザと芋汁まで食べてしまった・・・

現在は、いきいきペールをピザ生地の発酵にしか使っていないということなので、色々とアドバイスをさせていただいた。

味噌の作り方・・・

漬け物の作り方・・・

水の有効利用法・・・

そして、ピザ釜の抗酸化・・・

鮎の干物の作り方・・・

本多さんは、芋汁の地方発送等もゆくゆく出来たらと考えているらしい。

また、鮎の抗酸化干物で昼食のセットを作ったりと、夢は大きくふくらんで言っているようである。

愛媛発の抗酸化、是非とも成功して欲しい物である。

最後に紹介・・・

うまいもん屋土居
〒791-1503
愛媛県上浮穴郡久万高原町日野浦816
Tel:0892-56-0073  Fax:0892-56-0005

まじめなご主人と元気の良い千枝お母さんと料理の腕ピカ一の息子さんが、温かい笑顔で迎えてくれるので、是非、足を運んで欲しい。

スタッフ