「真実の口」303 しんきん合同商談会

1月9日(水)に、福岡で開催された『しんきん合同商談会』に行ってきた。

しんきん合同商談会①

福岡・佐賀・長崎県内を中心に、最新技術や特色ある製品・商品、サービスを有する約300社の企業等が出展し、販路拡大や受注確保など、新たなビジネスチャンスの展開のために、九州北部3県の13信用金庫の主催で開催されたものである。

信金としても、初めての試みらしい。

何故、出展したかというと、単に古くからつきあいのある信金への“義理”である。

そのために力も入れてなかったので、こんな感じのブースになってしまった。

しんきん合同商談会②

一応、興味のある会社があれば、事前に商談を申し込んで、約20~30分ほどの商談タイムを利用するというスタイルである。

我が社にも4社ほど問い合わせがあり、実際には2社と商談をした。

1社は、土木工事の会社で土壌改良剤を作る際に、抗酸化溶液を導入してみたいという話だった。

我々も土壌改良材は、色々と試作を重ねているが、まだ、商品化までには至ってない。

女性スタッフと信金マンが、我々のブースに訪れて、色々と話をした。

毎度のことだが、私の話を聞くと、狐につままれたような顔になる。

まあ、そりゃそうだ・・・

胡散臭い話のオンパレードなのだから・・・

福岡開催ということなので、地元選出の元環境大臣“松本龍”氏の名刺も当然、ネタとして使わせていただいた。

私の話が嘘かも知れないので、とりあえず、禁煙パイプとemina99のサンプル、リーフレットを渡して、実験して結果が出たなら連絡を頂くようにした。

話は変わるが、商談スタイルが2パターンある。

一つは1社目のように、自社ブースへ訪れてもらうパターン。

二つ目が、どうも腑に落ちないのだが、別に準備された商談ブースへ行くパターン。

「興味を持ったから、話を聞いてやる。」

・・・とでも言われているような気がしてならない。

私の兄もブツブツと言っていた。

2社目は、この後者のパターンで、私が相手のブースに出向いていった。

それも商談10分前には、特別商談ブース前で待ってなければいけないらしい。

地元では超有名な会社の100%子会社で、雑貨を扱っている会社である。

名刺交換をして、椅子に座るが相手から何も切り出してこない。

「?」

疑問に思い、「私から商品のアピールをしろってことなのでしょうか?」と尋ねてみた。

「はい、お願いします」ときた。

商品に興味を持ったのであれば、どういう点に興味を持ったかもなしに、自社製品をアピールさせるとは・・・

まあ、仕方がないので、リーフレットを使って、いつもの話をして、えみなやペール等の話をしてみた。

またまた、お決まりの狐につままれた顔になった。

相手の言うことには、「こんな商品は初めてだ・・・」らしい。

まあ、初めて聞くと、驚くのは当たり前だろうと思う。

私は、適当に5分前後話して、話を切り上げようと思ったのだが、思いの外、話に食いつかれてしまった。

・・・と言っても、終了の合図まで、十分な時間を残して、「実験して、興味があったら連絡をして下さい」という言葉を伝えてブースを後にした。

午前中で、商談終了!

仕方がないので、他のブースを一通り見て回った。

一社だけ目を引いたのが、プラスチックでトレーを作っている会社である。

対応していただいたのは専務さんだった。

「もし、食品を腐敗させず長持ちするようなトレーが作れるとしたら興味がありますか」と聞いてみた。

「興味がある」

・・ということなので、いきいきパックとリーフレットを渡して、実験して、もし、興味があれば連絡を下さいということ伝えた。

しかし、その後に我がブースを訪れることもなかったので、まあ、連絡は無いだろうなあ・・・

商談会は16時までだったので、私が福岡に帰る際には、いつも食べている『牧のうどん』に兄の車で送ってもらった。

牧のうどん

福岡はラーメンの文化と思っている人が多いだろうが、地元では、うどんを食べる人の方が多い。

この『牧のうどん』も地元で愛されているうどん屋の一つである。

麺の固さが、柔麺・中麺・堅麺お3種類が選べる。

私は、いつもゴボ天うどんの堅麺とかしわ飯を注文するのだが、今回はゴボ天うどんだけにした。

ゴボ天うどん

ネギは入れ放題。

ネギ

また、麺がスープを吸うので、最初から注ぎ足し用のスープが付いてくる。

スープ

是非、福岡に行った際には、食して欲しい。