「真実の口」40 本当に怖い?コレステロール②

前回は、東海大学の大櫛教授らが発表したデータに基づく記事で、コレステロールが本当に危険な物かどうかを書いてみた。

今回は、コレステロールと抗酸化工法を絡めて、何故、抗酸化工法が様々な病気へ影響を与えるかと言うことを推論してみたい。

健康ブームの影響により、一般の方でも、コレステロールが善玉と悪玉とに区別されることは知っている。

では、「善玉コレステロール・悪玉コレステロールとは何?」と聞かれると正しく答えることが出来る人はどのくらいいるのだろうか?

多くの方は、名前から判断して、善玉は身体に良くて、悪玉は身体に悪く、その善玉と悪玉が体内で凌ぎをを削っていると思っている人がほとんどではないだろうか?

まずは、名前からして気になる“悪玉コレステロール”から解説してみよう。

Low Density Lipoprotein Cholesterol(LDLコレステロール)いわゆるBad Cholesterolと呼ばれている。

悪玉コレステロールは何をするかというと、肝臓で作られたコレステロールを体内輸送する「運送係」と理解すると分かりやすくなると思う。

前回のブログで書いたように、コレステロールは細胞を作る材料となったり、男性ホルモン、女性ホルモン、抗ストレスホルモンなどの材料となったり、カルシウムの吸収を助けたりする。

そのために体内各所に運んでくれているのが悪玉コレステロールということである。

では、何故?その単なる運送係が悪玉と言われるのだろう?

運送係は血液を通ってコレステロールを運ぶ。

その血液の中を通っている途中で、“活性酸素”に攻撃されると、運んでいたコレステロールを放置してしまうからである。

血中にコレステロールが増加すると、動脈硬化の危険が高くなることはよく知られていることである。

そのため、過剰なコレステロールのコントロールが叫ばれているであろうが・・・・。

これが“悪玉”コレステロールと呼ばれる理由だ。

分かり易く例えてみよう。

悪玉コレステロールをトラック、血管を道路、活性酸素をテロリストと考えてみる。

コレステロールという荷物を積載したトラックは、何も問題がなければ、送り先の体内各所へコレステロールを運んで配送を完了する。

しかし、運送途中にテロリストの攻撃を受けると、否応なしに積荷は散乱してしまう。

この状態でトラックを攻めることは出来ないと思う。

もちろんコレステロール自身も悪いとは言えないのではないだろうか?

では、もう一方の“善玉コレステロール”を解説してみよう。

High Density Lipoprotein Cholesterol(HDLコレステロール)いわゆるGood Cholesterolと呼ばれている。

善玉コレステロールは何をするかというと、体内輸送したコレステロールが余っていた場合、これを肝臓へ戻す「回収係」と理解すると分かりやすくなると思う。

余ったコレステロールだけではなく、運送係がテロに遭い放置したコレステロールも回収して肝臓へ戻してくれる。

これらのことにより“善玉”コレステロールと呼ばれるのであろう。

“善玉”と“悪玉”の違いは理解できただろうか?

名前の印象のように、町民を困らせる悪代官に印籠をかざして成敗する水戸黄門のような勧善懲悪ではないのである。

このコレステロールの話題で、一番問題なのは、活性酸素にある。

抗酸化溶液の力により、物の腐敗の原因となる活性酸素が消去されることは「食品鮮度保持袋」いきいきパックだけでも簡単に実験できる。

傷みやすい“ねぎ”、“しそ”等でさえ数週間、鮮度を保時することができる。

では、家中を抗酸化処理する抗酸化工法であれば、言うまでもないであろう。

体内の余分な活性酸素を消去してくれるのだから、運送係がテロリストに会う可能性も無くなる。

・・・と言うことは、血液の中にコレステロールを放置することも無くなるのだから動脈硬化とは無縁になる。

更に、コレステロールが体内各所に確実に届けられるのだから、細胞も正常に作られ、ガン化したり、その他の病気への危険性も無くなってくる。

また、コレステロールは性ホルモン合成の主要な材料となっている。

抗酸化工法の家に移り住んだり、抗酸化溶液活用製品を使用し始めたことにより、不妊で悩んでいたご夫婦に子どもが授かったという話を数多く聞いている。

このコレステロールの問題から考えれば、上記のような例も想像に難くない話だと思う。

さらに、前回のブログで、コレステロールの値が高い人の方が、脳卒中、脳内出血、くも膜下出血、脳梗塞は発症しにくいというデータも解った。

抗酸化工法、抗酸化溶液活用製品により、善玉・悪玉コレステロールが正常に働くバランスさえ整えば、病気になりにくいということが言えるのではないだろうか?

もちろん、私は医者ではないので、これで、病気が治ると言える立場でない。

ただ、このような推論は、少なからずとも皆さんのお役に立てるのではないだろうか?