「真実の口」432 命のちから(リアル入院編)・・・その弐拾壱

前回の続き・・・。

担当医師が去って、再度、DVD鑑賞をしていた。

すると、別の医師がやってきた。

医:「リハビリ担当の□□です。」

私:「はい?」

怪訝そうな私の表情を悟ったのか・・・。

リハンビリ担当医(以下:リ):「主治医の〇〇が治療方針を立てて、私がリハビリのお手伝いをしていきますので・・・。」

私:「ああ。そういうことですか・・・。よろしくお願いします。」

リ:「腰の具合は如何ですか?」

私:「痛みとしては、随分、和らぎました。」

リ:「どの程度動けますか?」

私:「車椅子を使って、トイレに行ったり、病棟を動き回る程度は出来ます。」

リ:「自立歩行はまだ難しいですか?」

私:「今朝、試してみたんですが、腰から砕けるような感じで、まだ、無理みたいです。」

リ:「そうですか~。少しずつで良いですから、無理しない程度に、身体を動かしてくださいね。」

私:「わかりました。」

リ:「日に何度か、状況を伺いに来ますので・・・。」

私:「ありがとうございます。」

声:「双輪体制とは心強い・・・!早めに退院せねば・・・!」

・・・と、心に強く思うものの、なかなか、身体は付いてきてくれない。

再度、私はDVD鑑賞へと・・・。

しかし、しばらくすると、また、誰かやって来た。

男性:「すいません。空調の修理にやって来たんですが・・・。」

私:「ああ・・・。お願いします。」

空調の業者(以下、業):「20~30分程度、かかると思うんですが、その間、どうされますか?」

私:「ああ。空調、止まってしまうんですね~?」

業:「もし、あれだったら、隣の部屋を先に修理して、この部屋を修理している間、隣でお待ちしますか?」

私:「ああ~。面倒なんで、廊下かデイルームで時間を潰しますから、ここからやってください。」

業:「解りました。終わったら、呼びにお伺いします。」

私:「よろしくお願いします。」

私は、タブレットを抱えて、車椅子で廊下に出た。

声:「ん?やっぱり、室内より廊下の方が涼しかったのか???」

そのまま、入院患者が見舞い客の歓談用に作られたデイルームへと車椅子を向かわせた。

フロアガイド

しかし、行ったは良いが、開放感を演出しようとしているのか(?)、総ガラス張りになっているため暑い。

テーブルにタブレットを置き、ネットサーフィンするのだが、汗がだらだらと流れてくる。

テラスガーデンなる物が、デイルームの外に設置されて、四季折々の花が植えられてらしいのだが、この暑さじゃ、とてもじゃないが、表に出る気も起きない。

仕方がないので、諦めて、病室近くの廊下に戻り、時間を潰すことにした。

声:「車椅子でしか移動できないってのも不便だなあ・・・。」

何もしないで、待つというのも、本当に苦痛なのだが、長時間、車椅子で腰が固定されているせいか、段々、辛くなってきた・・・il||li _| ̄|○ il||li。

待つことしばし、ようやく調整を終えた業者の人が病室から出てきた。

業:「お待たせしました~。修理済みましたんで、中にお入りいただけます・・・。」

私:「ありがとうございました。」

中に入ってみると、修理前とは、段違いに快適である。

朝から人がたくさん来て、多少、疲れが出てきたので、睡眠を取ることにした。

次回へ・・・。