「真実の口」453 驚きのアレルギー・・・⑤

前回の続き・・・。

先週10/17(水)、日本テレビ系で放送された「ザ・世界仰天ニュース」で紹介された2本目の再現VTR。

タイトルは、“温度差と闘う少年”・・・。

イギリス・ランカスター州ビスパムに住むスミス一家・・・。

夫・ポールと妻・メリッサは、長女アントニアと長男エイダンという2人の子供に恵まれて、ごく普通の生活を送っていた。

しかし、エイダンが3歳になった夏のある日、メリッサがエイダンを連れて、公園に散歩に出かけていた時である。

その日、日差しは強いが、心地よい風が吹いていたという・・・。

メリッサが、ベビーカーに乗っているエイダンに話しかけるものの、エイダンから返事がない・・・(∵)?

メリッサが不思議に思い、ベビーカーを覗き込むと、エイダンは顔や腕にジンマシンが出て、話しかけても、意識も朦朧としていた・・・( ̄□ ̄;)!!

メリッサは、慌てて病院へ連れて行った。

すると、症状は嘘のように治まっていた。

医師は、何らかのアレルギー反応と判断し、検査をしてみることにした。

しかし、一般的なアレルギー反応は検出されなかった・・・(@・Д・@)??

医師は、外にいたときに発症したため、紫外線アレルギーを疑って、検査をしたのだが・・・。

結局、原因は特定できなかった・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

医師としては、『疲労やストレスなどによって起こる突発性の蕁麻疹』と診断した・・・。

声:「おいおい、3歳の子供に疲労とストレスって・・・」

その後も、酷いジンマシンが何度も出た・・・(>ω<、)

スミス夫妻は、インターネットで同じような症状の人がいないか調べてみた・・・。

エイダンと似たような症状で、“寒冷アレルギー”という症例を見つけた・・・。

“寒冷アレルギー”とは、体温より冷たい物に触れるとジンマシンの症状が出るというものである。

しかし、夫妻は、「暑い夏では考えられないから、違うだろう・・・」とエイダンの症状とは違うと否定した。

原因も不明なまま、不安な日々を送っるしかなかった・・・。

そして、普段と全く変わらない生活をしていたある日のことである・・・。

メリッサは、姉アントニアに、「暑いからエアコンをつけて・・・」と言って家事をしていた。

しばらくして、アントニアがメリッサを大声で呼ぶ・・・。

リビングに倒れているエイダンに気付くと、体中にジンマシンが出て、息も絶え絶えだった。

メリッサがアントニアに尋ねると、「エイダンが突然倒れた」と言うのである。

病院に運ばれたエイダンは、今回も、数時間後には症状が治まった。

医師の診断では、「アナフィラキシー・ショックの一歩手前で、発見が遅れていたら死ぬところ」だったという・・・(;゚д゚)ェ..

医師は、風呂から上がった直後で・・・、暑くてクーラーをつけていた・・・、という発症時の状況を聞いて、あるひとつの可能性を確かめるため、検査をしてみた。

医師は、看護師に準備させたビニール袋に入った氷をエイダンの肘にあててみた。

すると、エイダンの肘には、ある症状が出ていた・・・(。-`ω´-)ンー

スミス夫妻が、インターネットで検索していた“寒冷アレルギー”の症状だったのである・・・( ̄□ ̄;)!!

元来、ジンマシンは、『何らかの刺激により、血管周辺からヒスタミンという“痒み”の原因となる物質が放出され発生』し、発症する。

エイダンの場合は、『皮膚の温度が低下することで、ヒスタミンが放出され、ジンマシンが発症』するのだという・・・。

ただ、エイダンの場合はその症状が極端で、真夏であったとしても、少しでも皮膚の温度が低下すると発症するというほど重症だった。

更に、医師が言うのには、この寒冷アレルギーに関して、『治療法が確立していない』らしい・・・il||li _| ̄|○ il||li

希望的観測として、『成人になれば、治るケースもあるので、今は、自然に治るのを待つしかない』と言うのである。

取りあえず、身体を冷やすと、今回のようなアナフィラキシー・ショックを引き起こす可能性があるので、極力、身体を冷やさないような生活を送るしかないというのが、医師の最終判断だった・・・。

次回へ・・・。