「真実の口」461 韓国代理店 BTNG社金明春氏来日⑤

前回の続き・・・。

下の駐車場に、カバンを取りに行った2人がなかなか戻ってこない・・・?

何をしているのやらと思っていたら、マンションの下の方から二人の声の他に、誰かと話しているが聞こえる・・・?

しばらくして二人は戻ってきたのだが、どうやら、商品発送のために、家内が事務所にやって来たらしく、下で会って挨拶をしていたというのである。

私は普段は、軽自動車を使っているのだが、韓国からお見えになった2人を、軽自動車というのも失礼かなと思い、この日は、家内の車を借りていた。

家内にしてみれば、自分の車のリアハッチを開けて、ガサゴソしている怪しい2人を見つけて、さぞ、訝しんだ事と思うのだが・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

2人に続いて、家内と一緒に来た末娘が事務所に入ってきた・・・。

すると、私の所にまっすぐ来て、「父さん・・・」と言ったきり、固まっている・・・(@・Д・@)??

どうやら、聞いたことも無い言葉を操る2人に、緊張の色を隠せなかったらしい・・・( ̄▽ ̄;)

しばらくして、家内もあがってきた・・・。

以前にも、書いたことがあると思うのだが、家内はちょっとした挨拶程度なら、韓国語が話せる。

家内は、駐車場で、私の韓国からのお客様ということに気付いたらしく、折角なので、韓国で挨拶したらしいのだが、金さんは、まさか韓国語で話しかけられると思っていなかったらしく、キョトンとしていたらしい・・・∵ゞ(≧ε≦● )プッ

英語圏の海外出張に行っていて、日本語で話かけられたにもかかわらず、会田氏が私に通訳を求めることがあるのだが、まさに、その状況だったかと想像すると、笑いがこみ上げてしまった。

折角なので、家内の仕事が終わるのを待って、5人で昼食を取ることにした。

事務所を出て、朴さんが娘に手を繋ごうと、手を差し出すと、スッと手を出すではないか・・・。

声:「おいおい、さっきの異常なくらいの警戒モードは何処に行ったんだ???」

事務所の近くに、お好み焼き屋があるので、大阪らしさを味あわせてあげようと思い、店に行ったのだが、臨時休業で開いてなかった・・・(*・ε・*)

仕方がないので、お二方に何が食べたいか聞いてみると、金さんが、「汁物が食べたい」という・・・。

取りあえず、中華なら、何とかなるかと、近所の中華屋に向かうことにした。

今度は、金さんが娘を抱きかかえようとすると、すんなり抱きついていった。

声:「言葉の壁も越えたか・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…。こいつ、簡単に誘拐されるんじゃないか・・・( ̄▽ ̄;)」

店に着いて、メニュー見ると、写真も載っていたので、これなら金さんでも分かるだろうと、メニューを渡すと・・・。

金さん(以下:金):「辛いスープとご飯が欲しい・・・。」

私:「調子悪いの?」

金:「二日酔いで、胃が受け付けそうにない・・・。」

私:「えっ!二日酔いだったんだ???」

私と金さんのやりとり(もちろん、通訳の朴さんとのやりとりだが・・・)を聞いていた、店のご主人が、四川ラーメンの麺を抜いて、もう少し辛めのスープにして作りましょうかと言ってくれた。

金さんの分は、そのスープにご飯をお願いして、各自、オーダーした。

家内、朴さん、私と食事が運ばれてくるのだが、金さんのだけ特別注文のためか、なかなか出てこない・・・( ̄▽ ̄;)

私が、末娘にラーメンと焼きめしを食べさせていると、ようやく金さんの食事が運ばれてきたのだが・・・。

どう見ても、二日酔いの時に、食べるような食事では無い・・・。

スープが真っ赤なのである・・・ヾ(*´∀`)ノ

日本だと、おろしソバとかうどんとかのあっさり系が好まれると思うのだが、食文化が違うと、二日酔い時の対処法も変わるらしい・・・?

ナンダカンダ言いながら、スープとご飯を平らげた金さんだが、この後が、更に、笑わせてくれた・・・。

次回へ・・・。