前回の続き・・・。
前回、久万高原町の新規就農者支援制度を紹介させていただいた。
実は、Aさんは、大阪のとある私立大学の水産学部を出ている。
最初は、水産関係の仕事を探していたらしい・・・。
新規就漁者を募集しているところを何ヶ所かあたったらしいのだが、農業より既得権益が大きく、初期投資が農業とは桁違いに必要になると言うことで、現在の仕事を選んだと言うことだった。
ちなみに、大阪に遠距離恋愛中の彼女がいるらしいのだが、息抜きに松山市内のキャバクラに行くのが、たまの楽しみだと言っていた・・・(^^)v
話は変わるが、私は、以前から、第一次産業の重要性を説いている。
現在、第一次産業従事者がどれくらいいるのか、知っているだろうか?
2010年度のデータでは、252万人である。
では、第二次産業、第三次産業はというと、それぞれ、1,550万人、4,395万人である。
構成比で言えば、第一次産業が4.0%、第二次産業が24.8%、第三次産業が70.2%になる。
第一次産業従事者は、1950年には1,747万人もいた。
ここをピークに、毎年、右肩下がりである。
もちろん、第二次産業も、1992年の2,194万人をピークに、年々、減り続けている。
それに比べて、第三次産業は、1950年には、1,067万人だったのが、およそ4倍に増えている。
経済の発展に伴い、第一次産業から第二次産業、第二次産業から第三次産業へとシフトしていくことは世の常である。
何故だろう?
色んな要因はあるのだろうが、きつい割には、儲からないというのが一番の理由だろう・・・?
所得が2倍になったからと言って、食べる量が2倍になる訳でもない・・・。
他との差別化を図ろうと、自然農法、有機農法に取り組む人もいる。
しかし、精神的にもきついし、収穫減等で収入的にきつくなる。
環境回復農法は如何だろう???
農薬散布、施肥の手間が減り、収穫も増え、味も格段に良くなり、食べる人間の健康回復にまで寄与出来うる。
韓国の例が、良い例(訪韓記(2011年4月編)③・訪韓記(’11年11月編)②)だろう。
来週には、韓国江原道春川市の農業協同組合に赴き、江原大学の農業専門家と自然科学専門家に対して、セミナーを行うことにもなっている。
このままでは、本当に、韓国から環境回復農法が逆輸入されるのではないだろうか?
もし、興味のある人がいたら、私を自由に使って欲しい。
・・・久万高原町の話から、すっかり、脱線してしまったが、話を戻そう。
Aさんの話も興味を持ったのだが、Bさんからも、非常に面白い話を聞かせていただいた。
ただ、抗酸化とは直接関係ないので、今回は、紹介することはやめておこう。
キーワードは、「仙人」・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
聞きたい人がいたら、お会いしたときにでも、話すことにする。
本多邸で一時間半近くを過ごし、6時半から、場所を変えて、食事をすることになっていた。
6時近くに、家を出たのだが、流石に山の気温・・・。
表は一気に冷え込んでいた。
多分、普通の家であれば、暖房が必要だったと思う。
そんな中、我々4人は寒いとも言わず、わーわー、話に盛り上がっていたようだ・・・(^^ゞ
本多さんが、私に会わせたいというもう一人の女性(仮にCさん)が、タクシーで迎えに来ていただき、本多さん、Bさん、Cさん、私の4人で、食事の場所まで移動することになった。
Aさんは、別件が入ってくると言うことで、またの機会にと言うことで、ここでお別れした。
名誉のために言っておくが、決して、松山市内のキャバクラに行った訳ではない・・・。
次回へ・・・。