「真実の口」468 愛媛県久万高原町来訪・・・⑤

前回の続き・・・。

本多邸を後にし、我々は今年1月1日にオープンしたという八丁坂という宿に向かった。

八丁坂は、四国霊場八十八箇所の丁度真ん中にあたる、44番札所の大宝寺と、45番札所の岩屋寺の道中にある峠のことを言う。

お遍路さんにとっては、きつい坂道の難所として知られている。

書き忘れていたが、久万高原町は、2004年8月1日に愛媛県上浮穴郡の久万町、面河村、美川村、柳谷村の4町村が合併して誕生した町で、面積は県内市町村で最大である。

北海道に行くと、たまに、会田氏に“すぐそこ”だからと言って、車で30km以上も離れたところに連れて行かれることがある。

大阪の事務所からは、北に10km行けば京都府、西に20km行けば兵庫県、東に15km行けば奈良県、唯一、南の和歌山県だけ50kmを越えるが、府を越えていくようなところを、“すぐそこ”という表現はしない・・・。

この日も、本多さんに“すぐそこ”だからと言われたのだが、結構な距離を走ったような感があった・・・。

宿について、すぐに食事を始めたのだが、その量に圧倒されてしまった。

次から次と出てくるので、写真を撮ることも出来なかったのだが・・・。

宿のHPに掲載された写真を拝借して、紹介しよう。

八丁坂① 八丁坂②

先付け、刺身、煮物、茶碗蒸し、焼き物、香の物、酢の物、お浸し、サラダ、フルーツ等々が先に出ていただのだが、この後も、天麩羅、鍋、鯛飯とテーブルを彩っていくのである。

まだまだ、書き漏らしているのもあるかも知れないが、凄いおもてなしだった。

そして、その料金に更に驚いてしまった・・・工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工

アルコールやソフトドリンクも併せて、一人3,000だというのだから、呆気にとられてしまった・・・。

本多さんによると、この宿は、30アールの農園を持っており、そこで取れた野菜を使用しているということで、ゆくゆくは、環境回復農法に取り組んでもらうように、考えているということらしい・・・。

いやいや・・・、肝心の食事会での中身の話をするのを忘れていた・・(・・。)ゞ

食事の席でCさんを紹介していただいたのだが、久万高原町一帯の山林を所有している方で、その他にも、野菜を作ったり、鶏を飼っているということだった。

話の中で、えみなで野菜を作っているが、今ひとつ違いが解らないという。

私はいつものように、我々がすることは、バクテリアのバランスを整えてあげるだけで、後は、自然に任せればいいということを話した。

よくよく聞いてみると、その農地は、元々、水田だったというではないか・・・。

それでは、水はけが良すぎるでしょうと、聞くと・・・。

50cm位のところに、石を敷き詰めているというではないか・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

それでは、えみなで栽培しても、違いが解りにくいのは当然である。

根が十分に張りきらないのである。

仕方がないので、根が横に生えても問題がないサツマイモやキューリ等であれば問題がないのでは(?)、という提案をしてみた。

更に、私が基本的には堆肥は使わないという話をしたら、宿の女将さんと一緒に驚かれていた。

是非、試してみたいと言うことなので、私のブログに色々と書いてあるので、読んでいただくように薦めてきた。

この宿や、Cさんのように林業に携わりながら、農業にも取り組んでいらっしゃる方を、少しずつ巻き込むことによって、久万高原町の新たなブランドが出来ていけば良いことだと思う。

宴もたけなわになったところで、お開きにして、私も、取りあえず、部屋に帰り寝ることにした。

部屋は、エアコンを稼働させなければいけないくらいに冷え込んでいた。

寒い中、何度も眼を覚ましながら、朝を迎えた。

この日、8時15分の便で、大阪に向かうことになっていたので、本多さんに6時半に迎えに来ていただくことになっていた。

本多さんの、車の荷台を見て驚いた・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

初雪

ナント、雪が積もっていたのである。

例年より、数週間早い、初雪を久万高原町にもたらしたらしい・・・┐(´∀`)┌ヤレヤレ

どうやら、私の雪男ぶりは、健在のようである・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…