「真実の口」476 春川農業協同組合・記念講演①

去る12月3日~5日、韓国へ行ってきた。

目的は、韓国江原道春川市にある春川農業協同組合にオープンした環境回復サロンの記念講演である。

実際は、春川農協環に環境回復サロンがオープンしたのは8月である。

しかし、8月10日、李明博前韓国大統領の竹島上陸に伴い、日韓関係は今までにない緊張状態に陥ってしまった。

その為、我々の身の安全性も保障できないかもしれないということで、8月末に予定したオープンセレモニーも中止にしたほどである。

当時、李明博氏自身の親族の金銭絡みの不祥事等が相次ぎ、大統領としての求心力を失っていたため、その人気回復のための竹島上陸なのだが、歴史を知らないということは、恥ずかしいことである。

韓国の初代大統領でもある李承晩氏の無能さは、韓国でも有名なはずなのに、その氏の馬鹿げた行動(李承晩ライン)と同じ行動を取り、政治家としての晩年に汚点を残すとは・・・。

私は、常日頃から、金・国境・宗教を捨てることが出来れば、人類の未来は希望に満ちた世界になるということを言っている。

まあ、究極の理想論かも知れないが・・・。

日韓間でビジネスを行っている企業間では、通常は、竹島問題は禁句なのだろうが、私には、上のような考えがあるから、前回、BTNG社の金明春氏が来日した際にも、竹島問題に関して、平気で議論していた。

紆余曲折はあったものの、ある程度、日韓関係が落ち着きを取り戻してきたということで、11月初旬、春川農協の組合長より、記念講演の依頼を受けて、今回の訪韓と言う運びになった。

しかし、慌てたのは、先方から、来訪5日前に講演内容の原稿を送って欲しいと言われたことである。

私は、会田氏に原稿を書けるかどうかを尋ねてみた。

(かなり、急な話だったので、私の頭の中には、ベトナムの時の原稿を再校すれば、何とかなるかと、安易に考えていた。)

少し厳しいかもという会田氏の回答に、ベトナムの原稿を探して、それを少し修正して使いましょうと提案してみた。

ところが、会田氏も私もPCの中を探すのだが、見つからない・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

結局、一から会田氏に書いてもらうことにした。

仕方がないので、春川農協に講演でどのような話をしてほしいかと言う問い合わせをした。

すると、以下のようなメールが返ってきた。

1.抗酸化溶液に対する基本的な説明・・・5~10分
2.抗酸化溶液が健康に及ぼす影響・・・30分
3.抗酸化溶液を農業・建築に現実的に利用する方法及び実例・・・30分
4.Q&A・・・30分

声:「短時間で原稿を作るのは難しそうだなあ・・・」

とりあえず、会田氏にメールを転送してみた。

すると、意外にも、翌朝には、原稿が出来上がったというメールが入った。

短時間で仕上げたには、解かりやすい内容だった。

しかし、頭の中に浮かんだことを、そのまま文字に落としているだけなので、とてもじゃないが、このままは使えそうにない・・・。

そこから、私の再校作業が始まった。

多分、会田氏が掛けた時間の倍以上を要したのではないかと思う・・・_| ̄|○

取り敢えず、春川農協に原稿を送ったのだが、日本を離れるまで、原稿の可否の返事がなかった・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

まあ、今更、使えないという返事が来ても、対応できないので、成るように成るさという気分だった。

前日、福岡でセミナーを行ったため、福岡空港からソウル・仁川空港へ飛んだ。

福岡11:50発、ソウル(仁川) 13:10着だから、飛行時間は1時間20分である。

北海道-福岡間の約半分である。

やはり、北海道は・・・。

仁川空港に着いた我々は、組合長、支店長、通訳の姜さんの3人に迎えられた。

次回へ・・・。