「真実の口」504 血管若返り術・・・③

前回の続き・・・。

前回、血管を若返らせる原因物質は、一酸化窒素(NO)であるということを明らかにした。

では、何故、NOは血管を柔らかくすることが出来るのだろう?

また、誰でもが血管内に存在するというNOは、どこで作られているのだろうか?

まず、NOは、動脈の一番内側の壁細胞で作られるらしい・・・。

そして、壁細胞からNOが分泌されると、その外側になる筋肉細胞に働きかかけ、筋肉細胞が大きく広がるという現象が生ずるらしい・・・。

更に、筋肉細胞は、大きくなるだけではなく、どんどんと薄くなっていく・・・。

つまり、筋肉細胞が大きくかつ薄くなるという現象が引き起こされるため、血管が柔らかくなるということらしい・・・(゚О゚)ホー

では、NOの分泌はどうすればよくなるのだろうか?

答えは、日頃の生活習慣で、NOをうまく分泌させることが出来るらしい・・・ヽ(゚∀゚ )ノ

キーワードは、“NOは日頃の運動量で分泌量が変わる”・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

運動かぁ・・・とため息を漏らした方も多いのではないだろうか?

何故、運動することにより、NOが分泌されるのだろう???

我々は、運動などで体を動かすと、より多くの酸素を必要とするようにできている。

激しい運動をして、呼吸が荒くなるという経験は、誰でもがしていると思う。

それと同時に、血管内の血流も増えていく。

それが、血管の内側の細胞が刺激され、NOが発生するということらしい・・・(゚О゚)ホー

では、いったいどのくらいの運動量が必要になるのか、気になるところだと思う。

そこで、前述の検査を受け、血管年齢が20歳も若かった主婦にインタビューしてみた。

Q.日頃、何か運動をしていますか?

A. 普段は、特に運動はしていない。

えっ・・・Σ(゚Д゚;エーッ!

何もしていない・・・(@・Д・@)??

中には、ホッとした人もいるのではないだろうか?

答えが、「毎日10kmジョギングしてます」とか、「毎日1km泳いでます」とかいうものであったなら、端から諦めてしまう人が多いのではないだろうか・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

では、彼女の場合は、特別な運動以外に、NOをより多く分泌することを、何かしているのだろうか?

あるいは、日常生活の中に、身体を動かすヒントがあるのだろうか???

そこで、番組では、彼女に一日密着して、どれだけ身体を動かしているのかを計測してみることにした。

比較対象として、NOの分泌量が少なかった主婦にも、協力してもらっていた。

解かりづらくなるので、NOの分泌量が多かった主婦をAさん、NOの分泌量が少なかった主婦をBさんと区別することにする。

因みに、Bさんも特別な運動はしていないという。

計測には、“加速度センサー”なるものが使われた。

声:「ドラえもんだったら、ファンファーレの後に、♪加速度センサー♪とか言いながら、紹介されそうなノリの装置だ・・・。」

この加速度センサーは、止まっている状態には反応せず、身体の動きを感知し、グラフが変化していくというものらしい・・・

これで、どれだけ動いたかが判るというのだ。

声:「雨上がり決死隊の宮迫さんの嫁に着けてみたいなぁ・・・」

この計測によって、驚きの結果が得られることとなった・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

結果は次回へ持越しということで・・・。