「真実の口」518 訪中記(2013年3月)・・・⑤

前回の続き・・・。

訪中2日目。

午前中は、高速道路の下の空きスペースを利用して植物を植えているのだが、その植物の元気がなく、粉塵で汚れているので、何とかならないだろうかという相談だった。

現在は、“ある商品”で対応しているらしいのだが、半年近く経つらしいのだが、何の成果も出ていないらしい・・・。

取り敢えず、事務所で現状を聞いたうえで、現場を確認することにした。

事務所に行く途中、車で走行しながら、現在、実験中の場所を通るということだった。

高速道路の下の中央分離帯に植えられている植物を言っているらしいのだが・・・。

確かに、見る限りでは、中央分離帯下は太陽光が当たらず、本道と側道の分離帯は太陽光があたり、植物の成長も色も明らかに違っていた。

事務所は、その実験場所から、すぐ近くだった。

しかし、連れられて行った事務所は、上海市の出先機関と言う話だったのだが、建物が小汚い・・・( ゚ Д ゚!)・・・・マヂカッァァァ

流石に、写真は憚られたので、撮影はやめた。

日本で言えば、道路公団や道路公社の下部組織と言うイメージなのだが・・・???

取り敢えず、紹介された室長に、対応策と実績をタブレットで説明してみる。

日本での例や韓国での例を出しながら、話を進めるのだが、ピンと来ているのやら(?)来ていないのやら(?)、反応が良く判らない???

これ以上、説明しても、埒が明かないので、現地を確認しに行くことにした。

・・・と言っても、先ほどの場所なのだろうか?

交通量が多く、車がバンバン走っているところだったのだが・・・。

不安になったので、通訳に尋ねてみた。

私:「先ほどの場所じゃないですよね?」

通訳:「聞いてみます・」

通訳:「%$&#$”%”&%!%&」

室長:「&%&##$#!&%$&」

通:「別の場所だと言っていますが・・・」

私:「じゃあ、安心だ。早速、行きましょう。」

しかし、結局、案内されたところは、さっきの場所だった・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ

声:「どこで話をするんだ?」

車は無条件に、本道と側道の間のゼブラ地帯に停められた・・・(・ω・)/

通行している車をすり抜け、中央分離帯へ行く。

私は、いち早く避難して、中央分離帯の上へ・・・( ̄□ ̄;)アセアセ…..

土を踏んでみると、明らかに硬い・・・。

声:「これでは、植物は育たないな・・・。」

取りあえず、対処法を伝えようと思い、この植物の特徴を聞いてみた・・・。。

本来はこの植物は、余り、水を遣らなくても良い種類らしい。

しかし、ホコリが降りかかり、見た目が悪いという理由で、2~3日に一度、水遣りを行っているという・・・。

何故、そこまで中央分離帯の植物に真剣に取り組んでいるだろうと思っていたら・・・。

どうやら、上海市長の御達しらしい・・・( ◎ Д ◎ )ホヘー

市長が言うには、「余りにも葉が汚れて汚く、成長も貧弱なので、元気でキレイな葉にするように・・・」ということらしい。

濃度も少し濃いめで、現在の水遣りと同じ頻度で、1ヶ月くらい様子を見るようにしてもらった。

一ケ月もしないで、答えは出てくるはずである・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

次回へ・・・。