「真実の口」531 9割の病気は自分で治せる・後編

前回の続き・・・。

前回、「喜劇の病気」と「悲劇の病気」、そして、「おいしい患者」というキーワードを提示した。

岡本氏が言うには、「喜劇の病気」とは、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満症、痛風、便秘薬、頭痛、腰痛症、不眠症、自律神経失調症等であり、これらの病気は、自身の健康管理で全て、防げる病気であり、治癒が可能な病気であることから、「喜劇の病気」と称しているらしい。

つまり、自分の怠惰を理由に、悲劇のヒロイン面しても、誰も同情はしないということだろう・・・。

「悲劇の病気」とは、ガンのように医者と患者が、密にコミュニケーションを取りながら、信頼関係を築き、患者さん個々に合った治療法を探りながら、治療をしていく必要がある病気ということらしい。

「おいしい患者」とは、文句も言わず定期的にずっと通院してくれ、黙って薬をもに続け、検査を受け続けてくれる患者のことらしいのだが・・・。

そして、医者にとって、更に重要なポイントは、「命に関わらない」+「完治しない」この2点が重要らしい・・・。

確かに、良い金づるである・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

それでは、本文へ・・・。

私は、この本を読んで、現在の医療現場の末路が見えた気がした。

今回も、各章の紹介に留めたいと思う。

“9割の病気は自分で治せる”

第1章 医療現場の今

第2章 病気の「常識」は「非常識」

第3章 健康と病気の境

第4章 自己治癒力を高めよう

第5章 賢い医者の活用法

第6章 みなさんが日本の医療を変える

“9割の病気は自分で治せる②~こんな患者は命を縮める~”

第1章 未病は自己治癒力で治そう

第2章 自己治癒力を高める生き方

第3章 「本当の病気」は、医者と自己治癒力の協働で治す

2冊通して読んでも、大した時間は掛からないと思うので、是非、読んで欲しい。

特に第2弾に関しては、かなり、第1弾より、練れていて面白い。

第3章の中の、『西洋医学は本当に“最先端”なのか』という項目では、「手術や薬物や放射線の技術がいくら最先端を突き進んでいるとはいえ、いまだ単純なバクテリアさえも作り出すことが出来ない。生命のひとつも作ることは出来ない!そんな未熟な僕らに、手術や薬物や放射線などという単純なツールで、複雑な人の病気など治せるわけがないではないかと気付いたのです!」とある。

これこそが、現代医学の限界だと思う・・・。

同じく、驚かされたのが、第3章の中の、『CT・MRI王国にして、薬の大消費国である日本』の中の記述である。

CTやMRIと言えば、誰でも耳にしたことがある一般的な検査機だが、どうやら、これは日本だけなのかもしれない。

なんと、世界に存在するCTやMRIの1/〇は、日本にあるらしいのだ・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ!

更に、世界に出回っている薬の〇〇%は日本人が消費しているという事実・・・工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工

同じく、第3章の中では、『メディアにだまされない』という項目では、売れるネタしか記事にならないし、売れるネタに仕上げられてしまうというのが現実らしい・・・。

如何だろう???

少しは、興味が持てただろか???