「真実の口」534 患者よ、がんと闘うな・後編

前回の続き・・・。

千葉さんが受けた抗がん剤の治療費はいったいどのくらいだったのだろう???

薬代や看護師への支払いなど、月々最低でも131,600円にのぼり・・・。

更に、抗がん剤治療4ヶ月後には白血球が減って、39度の高熱を出し、緊急入院をしている。

この時には、種々の検査、医師の診察、抗生物質の点滴等が重なり、たった5日間の入院で105万円を請求されたと言っている。

著者が言うには、中編の見解に基づけば、抗がん剤の治療費やそれの副作用による白血球の減少やそれに伴う高熱も生じようが無く、105万円という高額な治療費も不要だったという・・・。

また、著者は、一般にアメリカの抗がん剤治療では、副作用を作った後の診察や入院が高額になり、その金額が抗がん剤治療医の生活に必要不可欠な要素になっていると推測している。

千葉さんが抗がん剤治療を受けた頃、全米では20万人が抗がん剤治療を受けていた。

これに対して、抗がん剤治療医が約4,000人。

抗がん剤治療医一人に対して、約50人の抗がん剤治療患者という計算が成り立つ。

抗がん剤治療医の収入源は、原則、診察代だけで、月に1回の診察が11,800円という・・・。

これを6ヶ月間、行なったとすると・・・。

50人×11,800円×6ヶ月=3,540,000円・・・!!

この当時、抗がん剤治療医の年収は2千万、3千万がざらにいたらしい・・・。

つまり、著者は、副作用による臨時の診察や緊急入院の時の診察が如何に多いのかを物語ると言っている。

抗がん剤の副作用は、抗がん剤治療医にとって、貴重な収入源ということがいえるのではないだろうか?

更に、著者は、千葉さんに投与された抗がん剤の種類もおかしいと指摘している。

通常は、抗がん剤を組み合わせて、処方されるらしいのだが、千葉さんの場合は、通常入っている5FUという抗がん剤さえ入っていなかったらしい・・・。

著者は、千葉さんの入院した施設の他の患者には、この抗がん剤が使われている論文があるらしく、千葉さんは標準治療を受けさせてもらってなかったのではないかと訝っている。

更に、通常より高額の支払いをさせられた可能性もあるという・・・。

標準的な抗がん剤治療であれば、4週間に2度の注射ですむらしいのだが、千葉さんの場合は、毎週1度、注射を受け、それに伴う診察料も倍になっていたのでは(?)という。

著者は、抗がん剤の使用に関して、4つのタイプに分類出来るという。

第1グループは、抗がん剤で生存率がめざましく向上したがんで、急性白血病、悪性リンパ腫、睾丸腫瘍、子宮絨毛腫瘍、小児がんが含まれる。

第2グループは、抗がん剤で生存率が向上するが、第1グループほどでは無いがんで、乳がんと再発した第1グループのがん。

第3グループは、抗がん剤で生存率が上がることは疑わしいが、数ヶ月程度の生存期間が延長されるかもしれないがんで、進行した卵巣がん、小細胞型の肺がん、臓器移転がある乳がん(千葉さんはこれにあたる)。

第4グループは、残りの全てのがん(脳腫瘍、頭頸部がん、非小細胞型肺がん、食道がん、胃がん、肝がん、胆嚢がん、胆管がん、膵がん、結腸がん、直腸がん、副腎がん、腎がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、子宮頚がん、子宮体がん、卵巣がん、皮膚がん)で、抗がん剤の意味がない。

つまり、90%以上のがんに対して、抗がん剤は無意味というのである。

抗がん剤は、必ず副作用を伴う。

更に、正常細胞までも痛めつけてしまう・・・。

もし、抗がん剤投与の意味もないのに、無駄な副作用で苦しむのであれば、抗がん剤治療を拒否して、有意義な生き方をした方が良いのではないだろうか?

著者は、千葉さんも、もし、抗がん剤ではなく放射線治療にしておけば、苦しい末期を過ごさなくて済んだのではないだろうかと言っている。

この著書では、その他にも、キャスターの逸見政孝さんや山川千秋さん、作家の森瑤子さん、第11代首相桂太郎氏、昭和天皇などのその治療法と結果について、詳細に分析している。

前編に各章のタイトルだけ紹介したが、本書は、手術の危険性や現在のがん治療が抱える矛盾点や問題点等を浮き彫りにしてくれている。

是非、ご一読を・・・。

もちろん、環境回復サロンを筆頭に、抗酸化による様々な病への効果は現代医学では計ることが出来ないということは言い添えておく。

実は、昨年、私の亡き母の弟と妹(私にとって叔父と叔母)の二人が、がんに罹ったという知らせが入った。

私は、早速二人に会いに行き、簡易抗酸化温熱治療器と飲料水用のセラミック、そして極秘の飲むセラミック、抗酸化ブレスレットを渡してきた。

幸い、その後、経過は良好なようである。

もし、あなたが、“がん”という宣告を受けたときには、自分で治療法を選択することを薦めたい・・・。