「真実の口」560 訪米・後日談

訪米から、約2ヶ月半が経過した6月29日(土)・・・。

羽田さんから、LINEで直接話をしたいというメールが入った。

因みに、LINE(ライン)とは、24時間、いつでも、どこでも、無料で、通話やメールが
出来るアプリのことである。

もちろん、海外からでも、無料で通話できるから、直接、話さなければならない案件は、お互いLINEを使用している。

いったい、何事だろうと思い、「週明けの月曜日の午前中(日本時間)なら大丈夫」という返事を返した。

羽田さんからは、「その日は、都合が悪いので、他の日の都合はいかがでしょうか?」という返事が返ってきた。

私は、木曜~金曜は、週に一度の上京の予定が入っていたので、「水曜日なら時間を指定していただければ、事務所にいますよ」と返信。

羽田さんから、「(日本時間で)午前10時に電話します」とのことだった・・・。

日本時間の7月3日・午前10時に羽田さんから電話が入る。

因みに、コロラドの時間は、7月2日午後7時である。

羽田さんからの電話の内容は、概略すると、訪米した際に、抗酸化ビジネスを広めるにあたり、何か戦略的なヒントがつかめなかったかということだった。

どうやら、訪米した際に訪れた案件、あるいは、その後に羽田さん自身で訪れたカリフォルニアの案件の進捗状況が芳しくないという・・・。

私は、抗酸化ビジネスを展開しようという人に、国内外を問わず、焦らず、しっかり根を生やしていけば、必ず、良い展開がやってくるという話をしている。

この日も、アメリカ人の建築に対する考え方が日本と違うのであれば、答えが出やすい農業を主体に進めてみてはどうだろうかという提案をさせていただいた。

流石に、焦りを感じているのだろう・・・。

話は変わるが、私は、一般的な休日には、午前4時or 5時くらいには起きて、事務所に行き、仕事を済ませ、午前9時以降は、末娘と過ごす時間にあてている。

羽田さんと話した3日後の7月3日(土)も、午前4時に起きて、事務所で仕事をしていた。

いつものことだが、こんな時間に、電話も掛かることはないだろうと、スマートフォンは、自宅の充電器に置いたままにしていた。

事務所に着いてすぐ、メールのチェックは済ませていたので、事務所を出るまで、メールのチェックをすることはなかった・・・。

仕事を終え、家に帰り、タブレットでメールのチェックをすると、羽田さんから午前6時39分(日本時間)にメールが入っていた。

「急で申し訳ありませんが、今から少しお話しする事はできませんか?スシデン、イザカヤデンで抗酸化処理をする事になりそうなのです。」という内容だった。

スシデン・イザカヤデンとは、訪米時に、抗酸化工法を薦めていた案件である。

スマートフォンを取りに行くと、メールより少し早い時間に、LINEに、「今、お話しすることができますか?」というメッセージが入っていた。

私は、「スマートフォンを置いて、事務所に仕事に行っていました。」という旨を返信すると、羽田さんからすぐに、「今はお話しできますか?」という返信が来た。

私が、「大丈夫ですよ。」と返すと、すぐに電話が掛かってきた・・・。

余程、気が急いていたのだろう・・・(^-^)/

少し興奮気味に話す羽田さんの話では、昨日、Sushi DENのオーナーに食事会に誘われて、その席で、「何故、あれ以来、薦めに来ないんだ?」と言われたということだった。

どうやら、オーナーは抗酸化工法の導入を決めていて、次に、会ったときに話す腹づもりでいたらしい・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

私の訪米後以降、悶々としていた羽田さんの時間はいったい何だったんだろう・・・?

私は、羽田さんに図面をもらうように伝えて、電話を切った・・・。

総客席数として、450席程度になるのだろうか・・・???

これで、アメリカでのひとつの足がかりが出来たのではないだろうか・・・o(^-’o)♪☆(o^-^)o~♪