「真実の口」566 あれから一年・・・⑤

前回の続き・・・。

無事、出張から帰った私は、念には念を入れて、再度、整形外科でマッサージをしてもらった・・・。

この整形外科は、院長先生が西武ファンということもあるのだが、気安く行ける雰囲気があり、長年、腰痛がひどくなると、マッサージに通っている病院でもある。

実は、この院長先生に、以前、「腰痛はケアしとかないと、ヘルニアなるよ」と脅されたことがあった・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

私が入院した病院は、地域のモデル病院らしく、診察代から何まで、結構な金額を請求されるので、MRIの検査結果を聞いたら、この病院に変えようと思っていたのである。

8月20日、再診・・・。

旅行前日に、とりあえず、入院していた病院で診察してもらう。

立位で、太ももからの足の上げ下げが出来るか・・・?

立位と座位で、かかとの上下が出来るか・・・?

立位で、手をひろげて、腰が左右に捻られるか・・・?

等々のチェックをして、何とか大丈夫でしょうというお墨付き(?)をもらう・・・。

8月21日~8月25日、香港・マカオ・・・。

香港でトランジット中

移動の殆どはバスで、長時間歩くこともさほど無かったので、何とか、家族と楽しい思い出を作ることが出来た。

帰国便

帰りの飛行機が台風の影響で、大揺れしていた上、エアポケットに入り、乗客の飲み物が垂直に立ちがったのは、初めての経験だった・・・。

帰国後、溜まりに溜まっていた、出張を粛々とこなしていく・・・。

退院後の生活で大きく変わったことがある。

●公共交通機関では、エレベーターやエスカレーターの場所を探して、利用するようになった。

→入院前までは、階段を多用し、一段飛ばしで歩いていたのに・・・(^-^;)

●電車で座るようになった。

→これまではまだまだ若いという意識から、空いていても座ったりしなかったのだが、電車の揺れに対応できないため、積極的に空いている席を探してしまうように・・・。

●横断歩道で、青の点滅信号時、無理して渡ろうとしなくなった。

→慌てると、こける恐れ有り・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

●階段昇降時、手すりを持つようになった。

→感覚の無い右膝から崩れてしまいそうな感がある・・・。

●急なダッシュはしなくなった。

→急に駆け出す末娘を追いかけようとして、右足の感覚が違い、足がもつれてしまった・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

●スーパー等の店舗内で、小さな子供が走り回っていると、ぶつかられないように注意するようになった・・・。

→衝撃を吸収する余裕がない・・・ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ

●駅などでの人混みで、前を横切る人間に対して、異常に怒りを覚えるようになった・・・。

→自分の身体を急制動する余裕がない・・・Σ(- -;;ノ)ノ やめて~っ!

●起床時、すぐに立てなくなった・・・。

→就寝時に、背骨を延ばしたままの為なのか、腰の曲げ伸ばしに負担がかかるようになった・・・ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..

ヘルニアに罹ると、患部をかばうために、反対側もヘルニアが発症しやすいと言われる・・・。

その為に、腰に負担を感じる度に、マッサージに行ってケアするようにしていた。

11月に入り、永年の日課であった1日1万歩を再開する準備段階として、1日5千歩、歩くようにした・・・(。・ω・)ヾエイ(。・ω・)ヾエイ(。・ω・)ノオー!!!

この時期になると、足の付け根にあったしびれが、足の太ももから膝下位の無感覚状態になっていた・・・。(@・Д・@)??

自分で触っても、触れているなあと言う程度で、明らかに左右の感覚は違っていた・・・。

自分で意識もしていないのに、ピクピクと筋肉が痙攣するのは、日常茶飯事だった・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

そして、時折、右足の無感覚部に、鋭利な刃物で、刺すような痛みが走るようになっていた・・・(ノ_・、)

この痛みは、暫くすると消えるのだが・・・。

1日5千歩を実行して、年も変わり、3月に入り、そろそろ本格的に身体を鍛え直し、年度替わりの4月からは、1日1万歩、歩くべく準備を始めた。

ヘルニアの最大の敵である、加齢による腹筋の低下を妨げるため、30代まで続けていた、腹筋台を引っ張り出して、腹筋の強化を図るようにしたのである・・・。

腹筋台

現役当時は、最大角度で200や300は平気だったのだが、流石に、それは無理だった・・・(^-^;)

取りあえず、1日10回、朝昼晩3セットを目標にして、身体の増強を図ることにした・・・。

しかし・・・。

次回へ・・・。