「真実の口」581 訪中記(13年6月)・・・⑧

前回の続き・・・。

ミーティングを終えた我々は、環境回復サロンに使用する建材を調達しに行くことになった・・・。

向かった先は、上海郊外の“上海九星総合市場”である。

上海市街地からは、小一時間程度で着いた・・・。

着いてみて、驚いた・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

右を見ても・・・。

上海九星総合市場①

左を見ても・・・。

上海九星総合市場②

前を見ても・・・。

上海九星総合市場③

後ろを見ても・・・。

上海九星総合市場④

店舗が続いていて、市場の終わりが見えないのである・・・( ゚ Д ゚!)・・・・マヂカッァァァ

それもそのはず、総面積が、106万㎡もあるというのだ・・・Σ(・ω・ノ)ノ

日本で広さの比較対象として使われる、東京ドームが46,755m2だから・・・( ̄へ ̄|||)
ウーム

東京ドーム20個分以上の大きさと言うことになる・・・。

この壮大な敷地に、中国全土から約6500軒の店が集まり、2万人の人がこの市場で働いているという・・・φ(.. ) メモメモ

建築資材、住宅設備、塗料、家具やインテリア関連商品、照明器具から電気部品、園芸品と建築に関連するあらゆるものが揃っているらしい・・・。

因みに、全体の地図がこれである。

map

よくよく見ると、文具、水産市場(?)、葉市場(?)、陶芸、茶叶区(?)なんてものまであるらしい・・・???

しかし、驚かされたのは、これからだった・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ

今回、市場には、前の日にサロン建設現場で紹介された現場責任者も同行していたのだが・・・。

以前にも書いたと思うが、中国でのビジネスを展開する前に、中国に関する本を数冊読んでいた。

そこに、“白髪三千丈(はくはつさんぜんじょう)”という言葉が紹介されていた。

“白髪三千丈”とは、唐の時代の詩人・李白の五言絶句「秋浦歌」第十五首の冒頭の一句である。

「三千丈」とは、約9,000mで、「多い」あるいは「長い」ということを示し、形容的表現で実際の長さをいうのではなく、本来は、憂いが重なって毛髪が白くなったという意味らしい・・・。

そこから転じて、大げさな誇張した表現の形容として使われている・・・。

私が、読んだ著書では、中国人は、知らないことであっても、知っていると知ったかぶりをする人が多いということを書いている・・・(@・Д・@)??

例えば、我々、日本人は、一般的な質問として、「安倍首相を知っているか?」と聞かれれば、「知っている。」と答える・・・。

しかし、これが会いたいと言う意味で、「安倍首相を知っているか?」と聞かれたら、知己の間柄でない限り、「知らない。」と答えるはずである・・・。

ところが、中国人の場合は、「安倍首相に会いたいのだが知っているか?」と聞かれると、面識が無くても「知っている」と答えるのである。

そこで、案内を頼むと、首相官邸まで連れて行ってくれるのである・・・“σ( ̄^` ̄;) エットォ

つまり、この中国人は、安倍首相は知っているし、首相は首相官邸に住んでいるということを知っているから、「知っている」という答になると言うのである。

つまり、「人物(知り合い)」と取るか、「場所」と取るかの違いなのだが、いやはや・・・( ・◇・)?(・◇・ )

中国人との会話は要注意である・・・φ(*’д’* )メモメモ

著書でも、“やっかいな中国人”との会話では、「近い」はほどほどの距離、「わかる」は言葉の意味は聞き取れているがが、何を意味しているかは理解していない、「大丈夫」は自分にとって問題ないと言っていると表現している・・・。

私は、この著書のことをすっかり忘れていた・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

私は、現場責任者に、「断熱材わかる?」と迂闊にも聞いたのである。

現場責任者は、当然のごとく、「わかる。」と答える。

ここで、2人の会話の方向性の違いが解るだろうか?

私は、建材市場に来ているのだから、「断熱材を売っている場所がわかるか?」という意味で言っている。

しかし、彼は、「断熱材のことならわかる。」と答えているのである・・・ヘ(-′д`-)ゝヤレヤレ..

次回へ・・・。