「真実の口」583 訃報

9月5日、東京出張中の私に、闘病中だった抗酸化関係者の訃報が届いた。

千葉県八千代市にある建設業:株式会社アースホーム及び環境回復サロン:アースメイトの実質的なオーナーである岡村勝輔顧問である。

前体制崩壊後、株式会社会田総合研究所を設立し、ようやく落ち着きが取り戻せた頃、環境回復サロンを作りたいので会いたいという話があり、宿泊先の羽田空港のホテルまでお越し頂き、話をしたことを昨日のように覚えている・・・。

その時にお会いしたのは、岡村顧問と岡村顧問の娘婿にあたる株式会社ファインの浦辺社長と浦辺社長の弟に当たる浦辺専務の3人だった。

会田氏と私の2人は、熱く語る岡村顧問の話に耳を傾けた。

色んな情報が錯綜する中、何が本物で、何が偽物かを見極めた末、我々(会田総研)に辿り着いたことや、これからの夢、等々・・・。

一番驚いたのは、いきいきコートを何度塗れば、一番効果があるのかと思い、試行錯誤しながら、6回塗り(実質、縦横が1回の計算なので12度)したという話しである・・・。

その時の現場も全て、写真に撮っており、写真片手に熱心に語っておられた。

分裂騒動の中、私たちからの、正しい情報が入ってこないために、そうせざるを得なかったということらしい・・・。

また、お世話になっている八千代市に住む人のために、環境回復サロンを作り、健康になるだけではなく、地域コミュニティとして人が集まれる空間を併設したいと熱く語っていた・・・。

そして、翌年の2008年11月に、環境回復サロン:アースメイトが完成した。

オープニングセレモニーには、会田氏と私の2人で参加させていただいた。

私は、例のごとく、ワインを飲みながら、周りの人と談笑していた。

「病気は脳で作られている」という話しを、千葉県内で同様に抗酸化工法に携わる工務店の専務と話していたときのことである。

セレモニーに参加していた男性から、「興味のある話しですね~。」と声を掛けられた。

私は、調子に乗って、当ブログで紹介しているような持論を、酒の肴程度の気持ちで話していた・・・。

そこで、その男性から名刺を差し出され、名刺を見て、驚いてしまった・・・。

そこには、“緑が丘クリニック 院長 釜野安昭”と書かれているではないか・・・。

どうやら、私は医者相手に、病気のことを話していたらしい・・・。

そこで、改めて、浦辺社長に紹介されたのだが、釜野先生は抗酸化に非常に理解を示していただき、自身のクリニックの患者さんにも、環境回復サロンアースメイトを紹介していただいていると言うことだった。

そして、それから2ヶ月後の、翌年1月には、記念講演を開催した。

会田氏と釜野先生のダブル講演である。

まさか、あの時の先生と会田氏が一緒に講演を行うことになるとは、セレモニー時には思いも寄らなかった・・・。

実は、岡村顧問にお会いしたのは、この時が、最後になる。

あれから、4年の月日が流れ、着実に地元に根付いていっているということを浦辺社長からは聞き及んでいた。

そして、今年は5周年になるから、記念講演でもしてはどうだろうという話しをしていた矢先、今年の春先に、病気のことを知らされた・・・。

非常に意志の強い方で、西洋医学的な治療をせずに、サロンや東洋医学で治療に専念したいということだった。

私は、ネックレスやブレスレット、飲むセラミックス等を送り、病気からの回復を期していた・・・。

しかし、残念ながら、あの温かい笑顔を見ることが出来なくなってしまった・・・。

そして、昨日、葬儀に参列し、最後の別れを告げてきた・・・。

葬儀には、大勢の方が参列し、早すぎる別れを惜しんでいた。

今際の時まで、アースホームのことを気にかけて、よろしく頼むと言っていたらしい・・・。

謹んで、ご冥福をお祈りします。