「真実の口」60 酸化コレステロールに注目?

昨年末に、コレステロールに関して書いた。

基本、抗酸化生活を送ればコレステロールは危険ではないと結論づけた。

しかし、最近、酸化コレステロールという言葉が注目を集めている。

皆は、スーパーの総菜コーナーで買った揚げ物を電子レンジで温め直していないだろうか?

あるいは、コンビニの弁当を温めて食べたりしていないだろうか?

電子レンジで脂質を含む食品を加熱すると酸化コレステロールが出来るらしい。

食品に含まれる脂質は、長期保存や加熱調理、紫外線放射により、劣化・変性する。

例えば、マヨネーズの出口に黄色くネバ~ッとした固まり。

あるいは、空気に触れて変色しているチーズ。

あるいは、変色したマーガリンの上部。

見たこと無いだろうか?

誰でも、少なからず目にしていると思う。

その他、冷凍コロッケの衣・・・ インスタントラーメンの麺生地・・・ これらの変色もそうらしい。

これら加工食品に使われている卵黄パウダーに酸化コレステロールが多いそうである。

また、電子レンジは、脂質を加熱することにより、酸化させる作用がある。

電子レンジで10分程温めると、間違いなく酸化コレステロールができるようである。

私自身、料理をするので良くスーパーに行く。

そこには、様々な総菜が置いてある。

トンカツ、コロッケ、フライ、唐揚げ、etc・・・

そして、弁当コーナーには、トンカツ弁当、唐揚げ弁当、ハンバーグ弁当、天丼、etc・・・

これらを買っている主婦や高齢者の姿をよく見かける。

主婦の場合は、手間が省けるから・・・

高齢者の場合は、一人分を作るより安価だから・・・
様々なニーズに応えようと、スーパーもあの手この手で商品を考える。

そして、家に帰って、“チン”。

便利になればなるほど、その落とし穴は大きいようである。

動脈硬化から心筋梗塞、脳梗塞・・・

便利だからといって、“チン”しすぎて、葬儀で“チーン”では洒落にならない。

ただ、電子レンジだけではない。

使い古しの油や未使用でも古くなった油で、揚げ物をしても同様である。

せめて、油を使う際の鍋、油を保存する缶には、コジョウパワーや虹の栞を入れて対応策を講じた方が良い。

また、買ってきてすぐの油にも、虹の栞を入れておくべきである。

どうしても、電子レンジを使いたければ、電子レンジの中にコジョウパワーを入れることにより、少しは対応策になるのではないだろうか?