「真実の口」637 「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人

先日、歌手・やしきたかじんさんの死去に際して、近藤誠医師の“がん放置療法”に触れた。

今回のタイトルは、近藤医師の新しい著書で、昨年11月25日に発行された物である。

「がんもどき」で早死にする人、「本物のがん」で長生きする人

中味に関しては、“がん放置療法”を是とするも非とするも、判断するのは貴方自身である。

よって、詳細は触れないで置く。

ただ、巻末に「近藤誠のがん養生訓」という文章が掲載されていたので、少し紹介したいと思う。

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★「がんもどき」で早死にする人の養生訓

~がんにも負けず~

がんにも負けず

老いにも負けず

検診も人間ドックも必ず受ける

強い意志を持ち

すべてに一生懸命で

いつもがんばっている

一日に玄米と豆腐と野菜を食べ

肉、酒、砂糖は遠ざけ

あらゆる健康情報を

ひまさえあれば

よく見聞きしわかり

そして忘れず

のんびり落ち着ける

時間や空間が少ない

メタボと言われれば

ダイエットに励み

高血圧、高血糖と言われれば

薬を欠かさず

コレステロールが高ければ

ウニ、トロ、タマゴは言語道断

(中略)

みんなにマジメと言われ

ガンになったらとことん闘いぬく

そういうふうに、

わたしは生きたい

★「本物のがん」で長生きする人の養生訓

~医者にも行かず~

医者にも行かず

クスリも飲まず

検診も人間ドックも受けぬ

変わった考えをもち

欲はあるようなないような

あまりかカッカせず

いつも冗談を言って笑っている

毎日好きなものを食べ

酒も甘味も楽しみ

カロリーや血圧を

細かく勘定しないで

よく楽しみ、出歩き

そして安眠し

ひとり気ままにすごせる

時間と空間がある

がんや不調があっても

年だものとつぶやき

(中略)

みんなにのんきと言われ

いよいよのときには

ありがとうと笑い

そういうふうに

わたしは死にたい

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自分の生き方は自分で決めることが出来る・・・。

逆に言えば、自分で決めた方向にしか生きることが出来ない・・・。

如何だろう・・・?

どちらを選択するかはあなた次第である・・・( ̄ー ̄)ニヤリ