「真実の口」731 食の安全に関する再考 48

前回の続き・・・。

前回、アメリカでの羅漢数の推移と遺伝子組み換えの普及及び日本での羅漢数の推移と遺伝子組み換えの普及についてのグラフを見ていただいた・・・。

どのような感想をお持ちになっただろうか・・・(; ̄ー ̄)…ドウ?

実際には、羅漢数と遺伝子組み換えの因果関係は不明である・・・(@・Д・@)??

つまり、アメリカ人と日本人での食の違いによって、差が現れたのか?・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

はたまた、何の関係もないのか・・・〆(・。・〟)フムフム

今のところ、明確なデータはないようだ・・・。

しかし、GM作物については、知っておかねばならない事実がある・・・σ( ̄、 ̄=)ナニ?

食の安全に関する再考28の中で、GM食品について、厚生労働省医薬食品局食品安全部から発表されている各種資料のQ&Aで以下の部分を取り上げている・・・。

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Q.害虫が食べて死ぬものもあるそうですが、人が食べても大丈夫ですか?

A. 例えば、Btタンパク質※を含むとうもろこしを特定の害虫が食べると死にますが、その仕組みは、害虫の消化管がアルカリ性のため、BTタンパク質が活性化して、害虫の消化管の受容体と結合して作用を発揮するものです。人の胃は酸性で、消化管にBtタンパク質の受容体もないので、人が食べても影響はありません。

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これはGM作物を推奨する国や国の機関、あるいはGM作物に携わる全ての企業の拠り所とする見解だったはずである・・・ウン”((・Д・*)コクリ

しかし、残念ながら、カナダ・ケベック州のシャーブルック大学から以下のような発表がされたようである・・・。

これは、日本語で検索するとでてくるのだが、信憑性をただすためにいつものように原文を探すのだが・・・σ(・ω・*)オヤ?…

行き着く先は、ここしかないのである・・・σ( ̄、 ̄=)ンート・・・

http://indiatoday.intoday.in/story/toxin-from-gm-crops-found-in-human-blood/1/137728.html

“INDIA TODAY”という雑誌に2011年5月11日に掲載されているものなのだ・・・?

“INDIA TODAY”は、インドの「今」と「政治問題」を扱う1975年12月創刊の高級誌らしいのだが・・・?

この記事を読むと、“the journal Reproductive Toxicology”と言う雑誌に論文が掲載されているらしい・・・。

“the journal Reproductive Toxicology GMO”で検索すると見つかった・・・!

https://www.uclm.es/actividades/repositorio/pdf/doc_3721_4666.pdf#search=’the+journal+Reproductive+Toxicology+GM

これが、原文のようだ・・・。

更に、中身を読んで、“雑誌名+GMO+研究者名”で検索したのだが、約15,200件しかHitしない・・・???

GM作物についての重大な発表だから、欧米のニュースにもう少し引っかかりそうなのだが・・・???

まあ、日本のサイトでは、何の疑問もなく同じ文章で掲載されているようなのだが・・・。

因みに、“シャーブルック大学 遺伝子組み換え”、あるいは“シェルブルック大学 遺伝子組み換え”と検索すると数万件が同じような内容でHitする・・・。

一応、INDIA TODAYを正しく訳して、紹介しておこう・・・。

研究を行ったのはシャーブルック大学病院センターのAziz Aris と Samuel Leblancという産婦人科の医師たち。

対象者は、大学病院に卵管切除の手術を受けに来た30人の妊婦と39人の非妊娠女性。

血液のサンプルを調査した結果、93%の妊婦、80%の胎児、非妊娠女性の69%から、GMコーンを食べる家畜の胃腸内容の中にあるCry1Ab毒素が検出された。

( ゚ Д ゚!)・・・・マヂカッァァァ

つまり、遺伝し組み換えで作られた除草剤は、体内に残り、更に、次世代まで遺伝するということだ・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

次回へ・・・。