前回の続き・・・。
前回、GM食品が溢れかえっているアメリカでさえ、GM鮭に対しては警戒感をぬぐい去れないようだということを寄稿したのだが、何故、GMコーンやGM大豆は良くって、GM鮭は駄目なのだろうか・・・？
上記の意見に対して、food and water watch というサイトがあるので、取り上げてみたいと思う・・・。
この団体は、食と水の安全性を追求する独立団体らしい・・・。
“GM(Genetically Modified) Salmon”あるいは“GE(Genetically Engineered) Salmon”で検索すると、どちらも検索TOPになるので、相当数の検索になるのではないだろうか・・・？？？
このレポートでは、以下のような疑問を投げかけている・・・。
一、Aqua Bounty Technologies社が提出している実験データがGE鮭6～7匹におけるもので、あまりにも少なすぎる点。
一、FDAの検証も不十分である点。
一、栄養面に於いて、オメガ脂肪酸が非GE鮭の方がGE鮭より14%高く、更に、GE鮭は58%も総脂肪量が多く、全てのミネラル・アミノ酸に於いて劣っているいという点。
一、GE鮭が高い確率で奇形が発症し、人間への健康被害が考えられる点。
一、生物多様性に於ける環境面への影響が考えられる点。
一、奇形や健康被害による魚自身への動物愛護の点。
一、バイオテクノロジーカンパニーという巨大な企業の前に一般的な意見が黙殺される可能性がある点。
一、工業的な観点に重きが置かれ、消費者軽視されている点。
一、投資戦略ありきという点。
以上の様な点が指摘されているようだ・・・。
う～ん・・・？？？
この中のＧＭ鮭をＧＭ作物に置き換えても、同じようなことが言えると思うのだが、何が違うのだろうか・・・？？？
日本のWeb上では、他にどのようなことが言われているのだろうか？
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『ニュー・サイエンティスト』誌2007年3 月8 日号によると、最新の研究で、このGM鮭は性格を変え獰猛になることが分かり、もし環境中に逃げ出すと、生態系に予測不能の影響をもたらしかねないというのである。
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興味があったので、少し深く調べてみようと思い、“GM鮭 どう猛”で検索すると、 約7,800件Hitしたのだが、この文章は、アチコチのHP上に一言一句違わず紹介されているようだ・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ～
これが本当であれば、GM植物どころの比ではないくらい、生態系が脅かされるではないか・・・（●´д｀●）ﾏﾁﾞｶｮ･･･
早速、元Newsを探してみた・・・□＿ヾ(･_･ )カタカタ
発見！
http://www.newscientist.com/article/dn11260-tough-gm-salmon-lose-their-nerve-in-the-wild.html
あれ・・・？
タイトルが・・・？？？
Tough GM salmon lose their nerve in the ‘wild’.
→タフなGM鮭も“野生”の中ではおじけづく
ん（∵）？
どういう事・・・(@・Д・＠）??
中味を読んでみると、全く逆のことが書かれているではないか・・・工ｴｴｪｪ(´ﾛ｀ﾉ)ﾉｪｪｴｴ工
確かに、実験室と自然界では、結果が変わってくるとは書いているのだが・・・？？？
この場合、想定とは逆の結果になっているじゃないか・・・(￣へ￣|||) ｳｰﾑ
実(げ)に恐ろしきかなインターネットの世界・・・((´д｀)) ぶるぶる・・・．
次回へ・・・。
