「真実の口」754 食の安全に関する再考64

前回の続き・・・。

続いては、“暗闇で光る猫”・・・(@・Д・@)??

「暗闇で猫の眼が光るのは当たり前じゃん」と思った人も多いと思うが、眼ではなく、耳や鼻や舌が光るのである・・・。

百聞は一見にしかずというので、まずは、画像を見てもらおう!

通常、このような猫が・・・。

通常・・・

ブラックライトを当てると、以下のように光るのである・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ

光る猫

彼は、世界で初めて光る猫として紹介され、Mr. Green Genesと呼ばれている・・・。

紹介されたのは、2008年10月23日のMail Onlineである。

http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-1080042/Meet-Mr-Green-Genes–worlds-glow-dark-cat.html

重要なところだけ翻訳すると・・・。

研究者は、ニューオーリンズにある絶滅危惧種研究施設のBetsy Dresser女氏。

人間の遺伝子配列と猫の遺伝子配列が類似しているため、遺伝子の動きが見やすい。

目印として緑色蛍光たんぱく質の遺伝子を組み込んだところ、緑色に光る猫が誕生したという。

将来的には、嚢胞性線維症に対抗するための遺伝子を開発に期待できる。

因みに、緑色蛍光たんぱく質は、ノーベル化学賞を受賞した下村脩氏が研究したものである・・・。

まあ、このような研究が一つ報告されれば、次から次へと、我も我もと追従者が出るのが世の常である・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

“光る犬”

http://www.useoul.edu/research/highlights?bbsidx=72326&page=4

2011年7月27日

韓国・ソウル大学のLee Byeong-chun氏率いるチームが、クローン技術を用いて「光る犬」を創り出したと発表した。

光る犬

アルツハイマー病やパーキンソン病など人間の難病治療に役立つ可能性があるという。

また、人間と犬は268の病気を共有しており、人工的にそのような病気の症状を患う犬を創り出すことで、難病治療の開発に貢献できる可能性もあるという。

“続・光る猫”

http://www.theguardian.com/science/2011/sep/11/genetically-modified-glowing-cats

2011年9月11日(?)

米ミネソタ州Mayo Clinicの研究者が、遺伝子操作により緑色に光る猫を作り出した。

光る猫2

この研究は、猫にAIDSに対する免疫を与えることを目指した研究らしい・・・。

“光るウサギ”

http://www.independent.co.uk/news/science/team-of-scientists-create-cloned-glowinthedark-rabbits-8756928.html

2013年8月12日(?)

トルコ・イスタンブール大学とハワイ大学の研究チームが、クラゲから抽出したタンパク質をウサギの胚に注入して成功・・・。

光るウサギ

この研究は、遺伝子組み換えの実験で、雌に遺伝子を注入し、特定のタンパク質を取り出すことにより、生命を脅かすような遺伝病の薬を安い価格で開発することが目的らしい・・・

“光る羊”

2013年4月24日

http://www.cromo.com.uy/2013/04/los-corderos-que-iluminan-a-la-ciencia-nacional/

ウルグアイ動物繁殖研究所(IRAUy)の研究者らが、羊の遺伝子にクラゲの遺伝子を組み込み、蛍光性をもつ羊を生み出した。

光る羊

しかし、発表された研究目的に呆れ果てた・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ

「蛍光遺伝子の組み換えには、特に深い目的はなく、ただ単に、遺伝子工学の手法の実用性を検討するためだった」

ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

いつから人間は神になったのだろうか・・・???

次回へ・・・。