「真実の口」777 新・抗酸化溶液・・・⑦

前回の続き・・・。

最近、病院に罹られた方はいるだろうか・・・???

私は2年前に大学病院にヘルニアで担ぎ込まれた時に、カルテが電子化されているのを見て、非常に驚かされた・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

医師が端末に向かい日本語で入力し、処方、注射、処置内容などの文字情報に加え、検査の画像情状況までモニタ上に写されるのである・・・゚+.(??∀??)゚+. わぁ♪

えっ?

知っている・・・??

当たり前・・・???

まあ、そうは言っても・・・。

健康すぎて、病院に無縁な人もいるわけだし・・・。

その人たち用に画像を紹介すると、以下のような感じである・・・。

電子カルテ

如何だろうか・・・???

病院に無縁の人は、かなり驚くことと思うのだが・・・(´・∀・`)ヘェー

ところで、カルテの語源を知っているだろうか?

カルテ(Karte)は、ドイツ語でカードいう意味である・・・。

その他にも、アンプル:「ampoule(注射用薬剤のガラス瓶状のもの)」、オペ:「Operation(手術)」、クランケ:「Kranke(患者)」等々の我々でも判るものから、相当数のドイツ語医学用語が現在でも使用されている・・・。

我々の小さい頃は、医師がカルテに英語以外の文字を書き込み、それがドイツ語と知った時の畏敬の念は忘れることがない・・・。

しかし、何時の頃からか、英語になり日本語との併用になっていき・・・。

昨年末に紹介した医師群が出来上がっていくというワケだ・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ

何故、ドイツ語なのかご存知だろうか・・・?

19世紀中頃、世界の医学界は、ドイツが他国を圧倒しており、江戸時代が終わり明治を迎えた日本でも、ドイツ医学偏重になっていたようである・・・。

かなりの余談だが・・・。

鈴木梅太郎という名前を知っているだろうか?

栄養素としてのビタミンを発見した人物である!

鈴木梅太郎は、「日本人の体格の向上を目的に、白米の栄養価の問題に取り組みはじめ、その過程で、コメヌカの栄養価に着目し、ニワトリやハトなどの鳥類による実験によって、白米だけをエサにすると人間の脚気と同様の症状がみられること、また玄米やコメヌカなどをエサに入れると発病しないことを明らかにし、コメヌカにふくまれているはずの脚気を防ぐ成分に興味を抱き、その解明に向けた研究をつづけ、その結果、1910年(明治43)にコメヌカのアルコールエキスから、アベリ酸という成分の分離に成功し、アベリ酸は、のちにオリザニンと改名。」、これこそ世界最初のビタミンの発見のはずなのだが・・・。

しかしながら、ご存知のように鈴木はノーベル賞を受賞していない。

インドネシアのジャカルタの病理学研究所長だったクリスチャン・エイクマンと、ケンブリッジ大学教授で生化学の分野で多大な功績を残したフレデリック・ホプキンスが、ビタミンの発見をめぐる研究で受賞するのである。

当時、日本語でしか論文を書かなかったこと、また、新しいものはすぐに受け入れない、日本の学会の古い「しきたり」があったこと・・・。

当然、鈴木梅太郎氏の論文も日本語であり、ドイツ語に翻訳される際、「これは新しい栄養素である」という一行が訳出されなかったのが原因と言われているらしいのだが・・・???

その裏には、ドイツ医学を押す派閥とイギリス医学を押す派閥との醜い争いが根底にあったとしたら・・・???

信じるか信じないかはあなた次第・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

脱線を戻すが、世界の主流だったドイツ医学から生まれた振動医学・・・!

これが、また、我々に新しい命を吹き込んでくれることになる・・・(・。・)ほー

次回へ・・・。