「真実の口」80 高血圧と塩分①

産経新聞にこんな記事が載っていた。

http://www.aida-soken.co.jp/pdf/sankei0406.pdf

日本人の食事摂取基準(201年版)が、「日本人の食事摂取基準」策定検討会(座長:春日雅人 国立国際医療センター)においてとりまとめられ、今月から適用になったということらしい。

(参考)http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/05/h0529-1.html

そこには、食塩の1日摂取目標量が、男性は10gから9g未満に、女性は8gから7.5g未満により厳しく変更されている。

現在の日本人の食塩摂取状況をふまえて、食塩のとりすぎが高血圧、がん、脳卒中などの生活習慣病のリスクを高めることから、減塩をしようということらしい。

私の血圧は、普段は下が80、上が120程度である。

しかし、健康診断では、血圧が高く測定されることがある。

この原因も分かっている。

血圧を測る隣で血液検査をしているからである。

もうかれこれ20年くらい前だろうか?

体調が悪くて、病院に行ったら、「点滴をしましょう」ということになった。

その人生初の点滴で、点滴の最中に、血液が逆流して、点滴の液が入っている容器に私の血が舞うのを見て以来、血液検査で血が抜かれたりするのが嫌いになってしまった。

ましてや、献血など以ての外である。

一度だけ、私の所属していた青年部で、社会貢献ということで献血をしたことがある。

しかし、その時も、400cc抜くところを250cc位で気分悪くなり止めてしまった。

少し、脱線したが・・・

やはり、健康診断で、血圧が高いと、塩分を控えてくださいと言われた。

果たして、本当に塩が身体に悪いのだろうか?

我々、人間だけではなく、全ての生命は海から発生しているのに・・・

では、海水をいつも飲んでいる魚類は、きっと血圧が高いのだろう。

・・・と思うが、魚類は人間の数分の一程度しか血圧がない。

まあ、これは海中は地上の6分の1程度の重力しかないから、血圧を押し上げる必要が無いというのが正解なのだが。

厚生労働省には、こんなHPもある。

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kouketuatu/meal.html

しかし・・・

色々と調べてみると、塩分の過剰摂取が起因した高血圧は、全体の1~2%程度しかないようである。

高血圧の人が100人いて、僅か一人か二人が塩分を原因とする高血圧なのである。

その他の人の高血圧の原因は不明なのである。

にもかかわらず、医者は決まり文句のように塩分を控えてくださいという。

我々の身体は、余分な塩分は尿と伴に排出するように出来ているはずなのである。

では、何故、医者は塩分諸悪説を強調するのだろう?

食塩=Nacl=塩化ナトリウム。

塩に含まれるナトリウムは、体内に水分を保持させる働きがある。

その濃度が高くなると体液が増え、その結果、血管を通る血液の量も増えて血圧が高くなる。

この現象だけを捉えて、減塩指導をするのである。

果たしてこれで良いのだろうか?

このブログは国際線のラウンジで書いている。

今日から4泊5日の日程で韓国へ行く。

ソウルに入って、釜山まで縦断しながら、各地で仕事をこなす予定になっているらしい。

次回、ネットが繋げる環境であれば、金曜日に続きをUPできるが、もし、地方都市でネットが繋げなければ月曜日にUPすることになる。