「真実の口」1,018 不如意・・・壱拾六

前回の続き・・・。

散々な内容のセミナーのように聞こえるが、我々としては、お伝えしたいことは最大限お伝えしたつもりだった・・・。

特に、私は話の中で、念を押したことがある・・・。

失敗したり、疑問に思ったことがあったら、すぐに質問して下さい・・・!

私の回答へのレスポンスがないと環境回復農法は成功しませんよ・・・!!

最後に、収穫物は、我々に送って可否を尋ねて下さい・・・!!!

諄(くど)いほどに念を押したはずだった・・・( =_=) ジィー・・・・・>▽ )グサッ

・・・と言うのも、私が玖珠入りしたのは、今回を含めて6回になるのだが、全てが一方通行だったのである。

今年2月、先方の依頼で、玖珠にある高校を尋ねた時のこと・・・。

目的は、生徒がパンを作っているので、技術指導をして欲しいという依頼だった・・・。

私は指導教員に対して、作り方をレクチャーし、必要なセラミックを提供させていただいた。

その後、何の連絡も無し・・・。

また、その際、件のメンバー数人も一緒に話を聞く形だったのだが、その中の一人が、トマトジュースを作っているので、抗酸化商品で日保ちを長くできないかと言う相談があった。

その方にも、トマトの栽培法から、トマトジュースの作り方までレクチャーさせていただいた。

そして、その時初めて耳にしたのが、ご自身の母親が認知症に掛かっていたらしく、えみなで風呂に入るようになり、その症状が緩和されたというのだ。

更に、本来、自身が読むために買っていた歴史小説を読み始めるようになったと言う体験談を教えてもらい、私自身が驚かされた始末である。

このことを代表者に、尋ねてみると、その代表者自身も初めて聞いたらしいのだ・・・。

メンバー同士の意思の疎通が出来ていないのかなあと思いつつも、トマトの良い報告が聞けそうだと胸に秘めて待っていたのだが・・・。

その後、何の連絡も無し・・・。

ただ、この方は、6月のセミナーに参加していたので、その際に、「何の報告もあがってないんですけど・・・。」と名指しでおたずねしたのだが・・・。

その際は、「まだ、トマトの収穫時期ではないので、トマトジュースを作ってないので判らない。」という回答だった・・・。

私は、「では、収穫して、実際に作ったらご報告をお願いします。」とお伝えしたのだが・・・。

その後、何の連絡も無し・・・。

また、同様に美味しい豆腐を作るのに試行錯誤している豆腐店があり、現地に赴き、セラミックを渡すと伴に、行くたびにレクチャーを重ねた。

私が訪れた時は、色々な感想を聞けるのだが・・・。

「厚揚げやおからドーナッツが凄く評判です。」

「豆腐も変わってきた気がします。」

etc・・・。

しかし、その後、何の連絡も無し・・・。

6月のセミナー後の懇親会で食してみたら、明らかに、変わってきて美味しくなっているのだが、後、一歩何かが足りない・・・。

これも、質問ありき、回答ありきで、微妙な調整をしながらではないと、これ以上の成長はありえない・・・。

懇親会の話を出した序でなので、会田氏も私も開いた口が開いてふさがらない話が飛び出した・・・。

・・・・・・(゜○゜)・・・・・・・

どうやら、メンバーの一人が、今まで玖珠に通って農業をしていたらしいのだが、玖珠に新居を構えて、本腰を入れて取り組むと言う話のようだった。

どうやら、新居も完成したらしいのだが・・・。

私は、当然、抗酸化工法で建てたものとばかり思っていたのだが・・・。

普通の在来工法で建てたらしいのだ・・・(〃 ̄ω ̄)

それも、この人は、私が訪れる時には、必ず顔を出していたメンバーなのだ・・・。

一枚岩にならずに、バラバラに環境回復農法にやっても意味がないと思うのだが・・・。

次回へ・・・。