「真実の口」1,041 障害年金・・・④

前回の続き・・・。

今寄稿の最初に、「ある記事を読んで、気になった」と書いたのだが、その記事とは、12月22日の毎日新聞-くらしナビ・ライフスタイル-とういうコーナーで取り上げられた特集である。

タイトルは、『血友病でも障害年金打ち切り』である。

ここ三年間で、12人の血友病患者が障害者年金の受給を打ち切られていたという・・・。

HIV(エイズウィルス)感染者でも、障害年金の新規申請の認定率が1990年代後半から4割も減っているらしい・・・。

血友病、HIVと言えば、1980年代、血友病患者に対し、加熱などでウイルスを不活性化しなかった血液凝固因子製剤(非加熱製剤)を治療に使用したことにより、多数のHIV感染者およびエイズ患者を生み出した薬害エイズ事件がすぐに思い出されると思う・・・。

記事の中では、関東地方の血友病の男性(43)が、2002年から13年間受けてきた障害基礎年金(月約8万4,000円)を昨年末に止められたことが書かれていた。

出血を抑えるための非加熱血液製剤でC型肝炎に感染させられた、事実上の薬害被害者である。

男性は、血友病特有の内出血の後遺症でひざの関節が痛く、階段の上り下りや通勤さえつらくなり、障害者向けの職場に配置転換してもらい、3割以上給与が減ったらしい・・・。

そこに、年金の打ち切りである。

現在は、5歳の男児を抱え、末期がんの父(76)の支援で凌いでいるという。

男性は、「時折、状態が悪くなり、トイレに行くことも難しくなる。改善もしていないのになぜ障害者を切り捨てるのか」と憤る。

この他にも・・・。

▽30代の血友病の男性が昨年、支給を停止
▽今年、札幌市の男性が支給停止
▽歩行が難しい岩手県の50代の男性が昨年、3ケ月間停止
▽他県から長崎県に転居してきた男性も14年に停止され、3回の不服審査請求で回復

血友病は状態に大きな波があり、出血などで寝たきり状態になることもあるが、良好な時に年金を申請すると、障害が理解されず、打ち切りにあいやすいという。

13~15年に実施された薬害被害者を含む血友病患者280人の調査では、就労率は62.1%で、「経済的な暮らし向き」については計42.5%「やや苦しい」「大変苦しい」と回答している。

元々、身体障害者向けに始まった障害年金制度は、様々な内部障害を追加し「つぎはぎ」でできているため、肢体不自由などの身体障害に比べ、一見して病状がわかりにくい内部障害は不利に扱われやすいという。

身体障害は客観的評価がしやすいが、内部障害は諸条件を総合的に判定するため認定が厳しくなりやすいというのも頷ける話なのだが・・・。

専門家は、「障害年金の性格もあいまいだ。障害だけに着目する手当なのか、労働できないことへの補償なのかはっきりしない。身体障害の場合、就労して収入を得ても年金が認定され続けるが、内部障害の場合、働けば打ち切りになる矛盾した例がある。」と指摘している。

厚生労働省は、相次ぐ打ち切りについて、「認定を厳しくしていない。年金財政は厳しさを増すが、障害年金は年金受給総額の3.6%に過ぎないため、年金財政とは関係ない」と回答したという。

HIVや血友病以外の病でも、打ち切りが増えているかどうかは検証が必要だが、厚生労働省は、障害ごとの認定データを出しておらず、実態は闇の中だ。

HIV関連は、薬害エイズの和解(96年)があったため、例外的にまとめているに過ぎないと言い訳をしている・・・。

しかし、我々は、望もうが望ままいが、マイ・ナンバーで全て管理されているはずである。

更に、日本年金機構が電子化している「受給権者原簿記録」には「傷病コード」があり、大まかな病気が入力されている。

データ作成など簡単なはずだ・・・。

我が国は、いつになったら国民の側に立つのだろう・・・?

とは言え、障害年金の打ち切りは切実な話である。

前述した毎日新聞の調査をした教授は、「薬害被害者を含めた血友病の人は『病気でない』ことを強調するため、公的支援に頼らず努力している。年金申請は、よほど大変な事情があるためで、切るのは厳し過ぎる」と語っている。

もし、皆の廻りに、前述の男性のような方がいらっしゃったら、是非、我々に相談するように勧めて欲しい。

金銭的な問題は解決できないが、身体の痛みであったり、身体の不調などであれば、もしかしたら解決できうるかもしれない・・・。

今まで、様々な難病奇病に奇跡を起こしてきた抗酸化溶液である。

もしかしたら、抗酸化により、元の生活に戻られる希望が持てるかもしれないのだから・・・。

私からの切なるお願いである・・・m(_ _)m

本日で2016年の投稿は終わらせていただく・・・。

2016年は、新・抗酸化溶液で、驚くべき年になると予言していた。

事実、その通り、ミトコンドリアに共振し、更には、ミトコンドリアの核に共振し、更には、地球の核にも共振するような抗酸化溶液と進化した。

このことにより、多くの病の方が救われ、建築分野では今まで以上の効果が確認され、また、農業分野では、今まで数年かかっていた転換が、わずか期間に短縮されるようになった。

年の瀬も迫る12月28日21時38分頃、茨城県北部を震源とするマグニチュード6.3*震度6弱の地震が発生した。

私の勝手な思いこみと捉えていただいても結構だが、熊本地震の際、“あるもの”をアチコチに埋めて以降、全国各地に地震が分散され、比較的大きな地震はあるものの被害が無い状況が続いている・・・。

抗酸化溶液で世界は変わる・・・!

2017年が、この星の生きとし生けるものにとって、より良き年になることを祈念して、今年のブログを終える。

今年もおつきあいいただき感謝の意に耐えない・・・。