「真実の口」1,053不思議な大国SeasonⅡ・・・⑪

前回の続き・・・。

実験後・・・。

予定通り、栗崎さんにはお帰り頂き、明日、事務所を訪れて細かい話をすることにして別れた。

その後、今後の商品製造の流れや輸出入に関して、決めておいた方が良いことを摺り合わせた。

そして、例の如く、お昼ご飯・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

時間を掛けた食事から戻ると2時半を過ぎていた。

打ち合わせも終わったので、私を観光に連れて行くという・・・ァハハ…ッテ(*´▽`≡;´△`)エエ!?

当初、今回の訪中を3泊4日で来て欲しいと言われていたのだが・・・。

送られてきたスケジュールを見て、ナント、時間の無駄が多いんだと思い、2泊(KTSで別途1泊)にしてもらったのだが・・・。

この流れであれば、KTSまで含めて2泊3日で済んだじゃないか・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ

そうは言っても、今更、仕方がないのでお付き合いすることに・・・。

陳さん、空港に迎えに来ていただいたイエさん、、運転手さん、私を含めて4人。

陳:「バンドは行かれたことがありますか?」

私:「バンド?どんな字を書くんですか?」

陳:「バンドは英語です。」

私:「???」

陳:「中国語ではワイタンです。」

私:「ワイタン・・・?」

陳:「外って言う漢字に、灘って言う漢字です。」

私:「外灘・・・?」

陳:「夜景が綺麗な所なんです。」

私:「ああ。川沿いのイルミネーションの所ね!」

陳:「はい。そうです。」

私:「うん。中国来る度に連れて行かれるから何度も行っているよ。」

陳:「そうなんですか?」

私:「でも良いよ。時間つぶしにどこでも。」

陳:「じゃあ、行ってみましょう。」

私:「OK!」

車を走らせること小一時間。

先に浦東側に行ってみると言う。

車から降りると、曇り空で、川沿いと言うこともあり、思った以上に寒かった・・・。

一頻り歩いてみるが、昼の風景は味気ない・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

外灘

あまりの寒さに、尿意がもようしてきた・・・。

私:「ねえ。どこかトイレない?」

陳:「あそこのカフェにあると思います。行ってみましょう。」

着いたカフェの看板にこんなもんが・・・ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…

猫尿珈琲

声:「もしかして、これって、コピ・ルアクのことを言いたいのかな?」

コピ・ルアクとは、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことであり、独特の香りを持ち、産出量が少なく、世界で最も高価なコーヒーと言われている。

普通に買うと100gで4,000~5,000円程度で、店で飲んだら1杯*7,000円やら8,000円やらという値がつくことも珍しくない・・・。

珈琲中毒の私も頂き物で何度か飲んだことはあるが・・・。

如何せん、価格が頭から離れず、美味いのやら不味いのやら・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

しかし、どこを間違えて糞が尿になったんだ・・・?

糞ならば、まだ、想像が出来るのだが・・・。

尿は濾しているのか・・・??

猫を飼ったことがある人は解ると思うが、猫の尿は半端じゃないくらい臭い・・・プル((,,´Θ`,,))プル

想像しただけで、気持ち悪くなってきた・・・(;´Д`)ゲロゲロ

トイレはカフェの地下にあったのだが、用足しを済ませ、1階に戻ると、そのまま先に行こうとする・・・。

声:「お茶しないのか・・・?」

陳:「外灘側へ渡りましょう。」

声:「ん?そうなの?まあいいや。」

私:「うん。良いよ。」

再び車に乗り込む我々。

次回へ・・・。