「真実の口」1,110 煙草に関する考察・・・⑦

前回、煙草が世界一高い国としてオーストラリアを紹介した。

たまたま、今週月曜日(19日)、日〇テ〇ビ系列で、毎週月曜夜19時56分から放送されている『世〇ま〇見〇!〇レ〇特〇部』を見ていた時のことである。

この番組では常連のように紹介されるオーストラリア空港税関が取り上げられていた。

オーストラリアは固有の動植物が多く生息しているため、食品、動植物の持ち込みを厳しく制限している。

そのチェックの厳しさは、世界でもトップクラスの厳しさと言われている。

外国に行ったことがある方なら、入国の際、入国カードというものを書かされたことと思う。

入国カードとは、姓名, 性別、旅券(パスポート)番号、職業. 滞在先の住所、渡航目的等々を記入したうえで、入国審査を受ける際に提出するカードのことである。

因みに、オーストラリの入国カードは、以下のようなものだ。

オーストラリア入国カード(英語版)

まあ、英語が分からないという方のために、日本語版も準備されているのでご安心を・・・。

オーストラリア入国カード(日本語版)

▽ 姓
▽ 名
▽ パスポート番号
◆ 搭乗便名
▽ オーストラリアでの滞在先・滞在州
▽ 向こう一年間のオーストラリアへの滞在の可能性
▽ オーストラリア国籍を持たない方へ
・結核の有無
・犯罪歴の有無

ここまでは、スムーズに事なきを得そうなのだが・・・。

私も色んな国に行っているが、入国カードで向こう一年間の滞在の可能性を聞かれたことはない。

これは、不法就労等を防ぐためのようだが、もし、ワーキングビザで、もうっかり “Yes” にチェックを入れようものなら、厳しい追及があるかもしれないので、ここは “No” にチェックを入れておいた方が無難という旅行ガイドが多いようだ。

そして、右側の『▽下記の物品をオーストラリアに持ち込もうとしています?』が重要である。

1.  禁止または規制されているもの、薬、ステロイド、違法わいせつとなるもの、鉄砲、引き、不法な薬物

例えば、目薬(?)、コンタクト洗浄液(?)、乗り物酔いの薬(?)は・・・???

2.  2,250ml を超えるアルコール飲料または 50本 以上の紙巻タバコまたは 50g 以上のタバコ製品

ん?

50本・50g を超える煙草・・・??

日本では1カートン(10箱:200本)、アメリカでも1カートン(10箱:200本)、イギリスでも1カートン(10箱:200本)・・・!

オーストラリアは、1箱が25本入りだから、2箱まで・・・w( ̄△ ̄;)wおおっ!

喫煙者にとっては、持ち込めないわ・・・、買うと高いわ・・・、地獄のような国のようだろう・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

3.  贈答品も含めて、海外で入手した品物あるいはオーストラリアの免税店等で購入した品物で合計総額が AUD$900 を超える場合

ん?

一般財の持ち込みが、 AUD$900(約76,000円) ・・・??

カメラ、時計、財布・カバンなどのブランド品をいくつか身に着けていたらあっという間に超える金額だ・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

4.  業務/営業目的の物品/見本

5.  豪ドルまたは外貨で合計 AUD$10,000 相当以上

6.  食肉、家禽類、魚、海産植物、卵類、乳製品、果物、野菜

間食用にと、ジャーキーや果物やチーズ等をうっかり持ち込んだら・・・?

7.  穀類、種子、球根、わら、ナッツ類、植物、植物の部分、伝統的な医薬品、薬用・食用および香料用の草本植物、 木製品

麦わら帽子を被っていたら・・・?

8.  器具、ペットフード、卵、ビオテクノロジー製品、標本、鳥、魚、昆虫、貝殻、蜂製品を含む、動物、植物の体や毛の一部、およびそれらを使用した動物製品

革製品の財布、靴、ベルト、ショルダーバッッグを身に着けていたら・・・?

9.  土、または例えばスポーツ/レクリエーション用品、靴などのように土の付着した物品、もしくは淡水域で使用した物品

ゴルフクラブにうっかり土がついていたら・・・?

▽10. 過去30日以内に家畜と接したり、農場、荒野地域、淡水の川/湖などに行きましたか

▽11.過去6日以内にアフリカ・中南米またはカリブ海地域に行きましたか

こう考えていくと、ほとんどの項目が “Yes” になってしまうのでは・・・?

そして、万が一、申告をせずに持ち込もうとしたり、入国カードの質問にうっかり虚偽の回答になっていた場合、容赦なく罰金を払わされる・・・∑( ̄□ ̄ノ)ノ

比較的軽微なものは AUD$220(約18,500円) で済むが・・・。

重大な違反の場合は、起訴された上 AUD$60,000(約506万円) 以上の罰金の上、10年以上の懲役などが科せられる可能性もある。

万が一、オーストラリアに行く方は、以下でチェックして欲しい・・・!

オーストラリアに持ち込めないもの

疑わしきは申告すべし

あれ?

すっかり脱線してしまった・・・(´-ω-`;)ゞポリポリ

次回へ・・・。