「真実の口」1,113 煙草に関する考察・・・⑩

前回の続き・・・。

今日は、最初っから脱線宣言を・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

オーストラリアへの煙草の密輸入は、当然だが、煙草が安いベトナム、フィリピン、タイなどのアジア諸国で大量に仕入れ、闇市場でさばき大儲けを企んでのことである。

因みにだが、これが、大麻(マリファナ)だととうなるのだろう?

当然だが、日本では大麻取締法により、処罰の対象になっている。

●大麻の栽培・輸出入:「懲役7年以下
個人使用目的での大麻の栽培・輸出入は懲役7年以下の刑に課されます。
●営利目的での大麻の栽培・輸出入:「懲役10年以下、情状によって300万円以下の罰金
売却目的での大麻の栽培・輸出入は懲役10年以下、又は300万円以下の罰金に課されます。
●大麻の所持・譲り受け渡し:「懲役5年以下
個人使用目的での大麻の所持・譲り受け渡しは懲役5年以下に課されます。
●営利目的での大麻の所持・輸出入:「懲役7年以下、情状によって200万円以下の罰金
売却目的での大麻の所持・譲り受け渡しは懲役7年以下、又は200万円以下の罰金に課されます。

ただ、大麻取締法では、所持に関しては Out だが、使用に関しては Safe という摩訶不思議な法律なのである。

これは諸説理由があるようだが、理由の一つとして、大麻草の栽培や利用が古くから一般に行われてきたからではないかと考えられている。

例えば・・・。

ご存知だとは思うが、神社にある注連縄(しめなわ)の原材料は、大麻草の茎から作られている。

注連縄(しめなわ)

身近なところでは、七味唐辛子に入っている麻の実は、元をたどれば大麻草から取れたものである・・・Σ(゚Д゚;エーッ!

もちろん大麻草の実や茎には陶酔成分はなく、陶酔成分があるのは葉や花なので、七味唐辛子を食べても全く健康には問題はない・・・。

つまり、大麻草の葉や花以外は、古くから様々な用途で利用されており、そのため、微量な葉の粉末等を栽培者が吸引してしまう可能性があり、これを大麻の「使用」として罰すると諸処、問題が生じるので、あえて「使用」については罰則から削除したといわれている。

先月24日、人気アイドルグループ「K〇T-T〇N」の元メンバー、田〇聖さんが大麻を所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕された。

尿検査では大麻の陽性反応が出たものの、本人は「自分のものではない」と一貫して否定していたため、6月7日に処分保留で釈放され、渋谷署は、今後は任意で捜査を続けることとなった。

さらに、昨年、10月25日、女優(?)の高〇沙〇さんが、沖縄県の自宅で乾燥大麻を所持していたところを、大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕された。

高〇樹〇さん至っては、2016年7月の参議院議員選挙において、「大麻が認知症予防やがんなど約250の疾患に有効だとして、合法化のうえ使用や研究を推進すべきである。」と“医療大麻の解禁”を掲げて立候補していた。

高〇さんも、「同居人が管理していたもの」として一貫して起訴事実を否認していたが、自身が管理する自宅で管理・所持していたことを理由に、懲役1年執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決が下った。

では、オーストラリアでは、大麻の扱いは・・・?

オーストラリアは、昨年、現行、「輸入品」を「国内供給品」に差し替える取り組みとして、政府の厳格な認可とガイドラインの下で、医療用大麻の農作物を適切な個人と団体が栽培することを許可した。

ただ、元々、オーストラリアは、大麻に対して寛容なようで、州によっては合法の州もある。

街中で大麻を吸っている人が、“普通”にいるようで、警察に声をかけられても、注意されて終わりということもあるらしい・・・( ゚ Д ゚!)・・・・マヂカッァァァ

お国が変われば、随分と、違うものだ・・・o(^-‘o)♪☆(o^-^)o~♪

さて、では大麻はいったいいくらで買えるのだろう・・・?

日本に住むまっとうな人であれば、一生、知らなくても良いい情報だ・・・( ^ _ ^ ; 汗汗汗汗

まあ、私は調べてみた・・・□_((ヾ(・ω・*)カタカタ、

こんな記事を発見・・・。

『昭和署と名古屋税関は15日、韓国籍の名古屋市昭和区山手通1、名古屋大3年、〇〇・〇〇〇〇容疑者(22)を大麻取締法違反(輸入)容疑で逮捕したと発表した。「自分で吸引するために輸入した」と容疑を認めているという。 容疑は4月13日、大麻草3.03グラム(末端価格約18,0000円)を国際郵便でオランダから成田空港に密輸したとしている。』

つまり、現在、日本では・・・。

18,000円 ÷ 3.03g ≒ 5,940.59 円/g

1 g ≒ 5,940 円 で取引されているということだ。

ところで、煙草の重さをご存じだろうか・・・?

おおよそ 1 g である・・・。

煙草1本の重さ

では、オーストラリアの末端価格を調べてみる・・・□_((ヾ(・ω・*)カタカタ、

便利な世の中である・・・┐(´∀`)┌イヤハヤ

こんなサイトを発見した・・・。

Price of Weed

アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリアの大麻の価格が投稿によって収集されて、品種・品質別で検索できるようになっているようだ・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ ひょえぇ~

これによると・・・。

High Quality・・・325.45 $/oz
Medium Quality・・・271.91 $/oz
Low Quality・・・402.4 $/oz

ん・・・?

品質が高いものが一番高くなっているが、タイやインドネシアからの輸入物のようで品質が良くなく、価格が高めで人気は無いらしい・・・。

1 oz = 28.34952 g

325.45 $ ÷ 28.34952 g ≒ 11.48 $/g

11.48 $ × 111.3円 ≒ 1,277.72 円/g

オーストラリアでは、1,277.72 円/g とういことになる・・・。

まあ、日本に比べると2割程度の価格になるのだろうか・・・?

こう考えていくと、わざわざ品質の悪い大麻を密輸入するより、アジアで安い煙草を仕入れて、密売する方が大儲けできそうだ・・・。

例えば、ベトナムで、1.06 $/箱 で仕入れて、闇で 10 $/箱 で売りさばくだけで、10倍 に化けるのだから堪らないだろう・・・。

例えば、オーストラリで、1,277.72 円/g の大麻を仕入れて、日本で販売しようとしても 5,940 円/g にしかならないのだから、4倍 に化けるだけだ・・・( ´△`) アァ-

割に合わん・・・(ノ`□´)ノ⌒┻━┻

次回へ・・・。