「真実の口」1,126 中兆生物科技有限公司・・・②

前回の続き・・・。

叶董事長は、社屋全体を抗酸化処理している旨をアピールして、効果をどう感じるかを聞いてくる。

董事長室 董事長室

壁を見てみると、中国で壁処理するときに使うパテのようなものを使用したようである。

抗酸化処理できている空気の爽やかさを感じるので、逆に尋ねてみる・・・( ̄ー ̄)ニヤリ

もちろん、陳さんの通訳を挟んでの会話である・・・。

私:「叶さんは、何か違いを感じますか?」

叶:「私は臭いに敏感じゃないので、あまり、違いは感じません。」

私:「いや、臭いだけじゃなくて、例えば、エアコンの効きが違うとか・・・?ここに置いている観葉植物が違うとか・・・?」

叶:「ああ、観葉植物は活き活きしているのが分かります。」

私:「そうでしょう。植物が一番答えを出してくれますから・・・。これは塗料ですか?パテですか?」

叶:「パテです。」

そういったところで、李さんが徐(おもむろ)に部屋を出て行って、何やら持ち込んできた・・・。

浄大師-クリーンマスター-

李:「これに抗酸化溶液を添加して、全室、処理したんです。」

私:「パテですか?」

李:「はい。」

私:「分量は?」

李:「パテを溶くのに、抗酸化溶液:1+水:3の液を作って練って塗りました。」

私:「OK、OK・・・。」

李:「塗料の分量から算出して、パテの分量に対して、これを1本入れて水を〇㍑加えると良いはずなので、これを販売したいんです。」

一応、技術を盗まれないように〇で対応する。

私:「ああ・・・。はいはい・・・。」

実は、この時、思考が別の所に飛んだため、私はうっかり計算ミスをしていたのを気付いていなかった・・・。

私:「えっ?ちょっと待ってよ。確認なんだけど、このパテと抗酸化溶液をセットで売るってこと?」

浄大師-クリーンマスター-

李:「そうです。」

私:「えっ!そうなの?」

叶:「そのつもりです。」

私:「そうなんだ?決して、抗酸化溶液を単体で売るわけでは無いんですね?」

叶:「はい。」

私:「う~ん。そうであれば、ここまで準備しているんだから譲歩できないこともないかなあ・・・。」

叶:「そうですか?」

私:「でも、まだ、中国人が規定量を守るかどうかが信用できないんだよなぁ・・・。」

叶:「それは、ここにきちんと明記しますから・・・。」

私:「それで本当に大丈夫?」

叶:「もし、規定量を守らない場合は、責任を負えない旨を明記しますから・・・。」

私:「う~ん。まあ、そこまで言うのであれば良しとしましょう。ただ、最後に確認だけど、絶対、単品での販売じゃないですよね?」

叶:「はい。」

私:「じゃあ、それで進めてください。」

ようやく方向性が見えてきたところで、次のステップへ・・・。

実は、この日の前日、陳さんから以下のようなメールが届いていた・・・(*´∀`)ノノ │\/│

原文まま

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現時点になって、連絡させていただき、大変申し訳ございませんが、ついさきに変更の連絡が入りましたが、

元々29日に予定している契約式を明日(28日)に前倒しになりますが、
契約式にビデオの形式で佐々た様と中兆の葉さんと一緒にサインする姿
を撮影するという場面もあります。そして、佐々た様より祝福言葉を
贈って頂きますようにお願いします。簡単に一言でも結構です。

明日(28日)に、佐々た様よりユーザーたちへASK会社の簡単紹介
と抗酸化技術紹介会議もあります。

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ご自身で日本語の良い表現に変換してほしい・・・(笑)

しかし、佐々た様は無いと思うのだが・・・?

そこで、ふと、疑問に思うことが・・・( ̄ー ̄?)…..??アレ??

私:「そう言えば、祝福の言葉ってあったけど、陳さん、同時通訳できるの?」

陳:「ああ・・・。ちょっと難しいかもしれません・・・。」

私:「どうする?簡単な原稿おこそうか?」

陳:「そうしていただければ助かります。」

急きょ、私は簡単な挨拶の原稿を考えることに・・・(´皿`;)アハハ・・・

陳さんは、私が考えた文章を、中国語に翻訳しながら、原稿を作る・・・。

この作業を10~20分程度行い、調印式らしき会場へ・・・~(((((((っ´Ι`)ノ

声:「思ったよりもきちんとした調印式じゃないか・・・。ネクタイしてくれば良かった・・・。」

次回へ・・・。