「真実の口」906 環境回復農法~技術指導~46

前回の続き・・・。

ちょっと脱線して、1997年のロシア船籍ナホトカ合重油流出事件のあらましを掻い摘んで書かせていただいたが・・・。

もう少し、脱線にお付き合いいただきたい・・・m(_ _)m

皆さんが想像している以上に、自然界の還元作用は凄い・・・。

それもこれも、全て、バクテリアのバランスの成せる技なのだが・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

残念ながら、現代人の生活は、そのバランスを崩す方向にしか働いていない・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ

近年になって、自然は牙を剥き始めている・・・。

集中豪雨・・・。

鬼怒川決壊-2015.0910-

降雹・・・。

ロシア・ウラル地方で7月のビーチを突如襲った雹の嵐-2014.07.14-

ハブーブ(巨大砂嵐)・・・。

アメリカ・ニューメキシコ州を襲ったハブーブ(巨大砂嵐)-2015.8.11-

大雪・・・。

平成26年豪雪-2014.02.17-

ハリケーン・・・。

スーパー・ハリケーン・サンディ-2012年10月29日-

スーパーセル(巨大竜巻)・・・。

アメリカ・テキサス州を襲ったスーパーセル(巨大竜巻)-2013.06.03-

この自然の驚異を、更に悪化させるのも、好転させるのも人間の選択次第である・・・il||li _| ̄|○ il||li

今朝も、己等が冒した過ちを正すことなく、ISへの空爆を続ける仏露米のニュースが流れていた・・・(o´_`o)ハァ・・・

テロやその報復を続ける限り、地球のバランスが保たれることは絶対にない・・・怒(-"-)怒

バクテリアもその怒りや憎しみの波長を受けてしまうからだ・・・。

それでも、我々は、次世代のためにこの地球(ホシ)を残さねばならない・・・。

それを担うことが出来る唯一の産業が農業であると、会田と私は考えている・・・。

我々は、農業に携わる方だけではなく、セミナーやちょっとした会合でも、この考えを伝えている。

是非、皆さんの周りで農業に携わられている方がいらっしゃったら、是非、私に紹介して欲しい・・・。

一人から数人が集まり、グルーブが出来て、地域ぐるみになり、県、国を動かすことが出来る潜在能力を秘めているはずだから・・・(@^^@)/

閑話休題・・・。

私:「バクテリアが海を戻してくれたんですよ・・・。」

皆:「えっ・・・?」

私:「海がきれいになったってことは、重油が何らかの作用で分解されたってことですよね?」

皆:「はあ・・・。」

私:「様々な研究者や知識人が、元の海に戻るには何年も掛かると言っていたことをあっさりやってのけるのが自然の力であり、バクテリアの存在です。」

皆:「・・・。」

私:「逆に考えると、石油を分解するバクテリアがいるということは、石油を生成するバクテリアも存在するって言うことです。」

皆:「・・・。」

私:「物事には常に二面性、言い換えれば、対になっています。」

皆:「・・・。」

私:「例えば、水・・・。」

皆:「水・・・?」

私:「よく、水を健康のために飲みましょうって言いますよね?」

皆:「はい・・・。」

私:「でも、酸化は身体に悪いって言いますよね?」

皆:「はい・・・。」

私:「水の分子記号は何ですか?」

皆:「・・・H2O。」

私:「はい・・・正解!H2O・・・。酸素が付いた酸化物ですよね?」

皆:「・・・。」

私:「何故、酸化物は身体に悪いのに水だけは身体に良いんですか?」

皆:「・・・。」

次回へ・・・。