「真実の口」922 不思議な大国⑪

前回の続き・・・。

再び、時は遡り、今年の9月・・・。

KTS上海貿易有限公司からの依頼で、上海へ渡った・・・。

勿論、渡航費用も施工指導料も頂いていない・・・ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆

KTSのショウルームを訪れた際、田口社長が切り出してきた・・・。

田口社長(以下:田):「いきいきペールと模倣品の発酵実験をしていますが見ますか?」

私:「ああ、We Chat!で送っていただいた奴ですか?」

田:「今回は、第2世代も入手したので、3つとも実験してみました。」

私:「どうでした・・・?」

田:「それがあまりにも酷すぎて・・・。」

私:「へ~~~~(笑)。」

田:「ドラゴンフルーツで実験して5日目なんですけど・・・。」

そう言って、まず、いきいきペールを開けてみた。

いきいきペールの発酵実験

見事に発酵して、泡がブクブクと音を立てていた。

声:「上海の9月は暑いから発酵も早い・・・( ̄ー ̄)ニヤリ」

続いて、見せられたのが第二世代と言われているペール・・・。

第二世代ペールの発酵実験

田:「何だか、工業的に使われる油のような匂いなんですよ・・・。」

私:「うっ・・・( ̄□ ̄;)!!た・・・、確かに・・・。」

田:「発酵じゃないでしょ?」

私:「そうですよねぇ。」

声:「上海の9月は暑いから腐敗も早い・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛」

田:「それより酷いのは、これですよ・・・。」

続いて、第三世代と言われているペールの蓋が開けられた。

第三世代ペールの発酵実験

田:「これは、もろに腐った臭いがしますから・・・。」

私:「げっ・・・( Д) ゜゜ 」

声:「上海の9月は暑いから腐敗も早いPartⅡ・・・ε=┏(; ̄▽ ̄)┛」

田:「流石に、どちらも飲んでいないんですよ・・・。」

私:「いや、ここは勇気を出して試してみましょうよ・・・(笑)」

田:「流石の私でもその勇気はありません・・・(笑)」

私:「しかし、この第三世代、しっかり、“いきいきペール”って謳ってますね(爆)。」

いきいきペールの偽物

田:「はい・・・。」

私:「まあ、登録商標も取っていないし、仕方ないですけどね・・・。」

田:「そうですよね。ただ、中国では、基本的に権利ってあってないような物ですから・・・(苦笑)。」

私:「ただ、ASKのマークと会社の名前を出してないだけ、良心(笑)的じゃないですか?」

田:「はあ・・・。」

私:「しかし、〇〇〇のオーナーもオーナーの娘さんも大したタマですよね?」

〇〇〇とは、礼のサロンである・・・。

田:「そうですよね。」

私:「前回、私がサロンの壁の補修方法を指導に行った時も、既に、これを売っていたんでしょ?」

田:「多分、そうでしょうねぇ。」

私:「呆れて笑いしか出ませんよね・・・。」

田:「中国は気をつけても、気をつけなくても、一緒ですからねぇ・・・。」

私:「確かに・・・(; ´_ゝ`) フッ」

次回へ・・・。