「真実の口」956 空白の一日・・・弐

前回の続き・・・。

前夜、激痛のため、腰を庇いながら、なんとかベッドまで辿り着いた私だったが・・・。

朝起きても、腰の痛みは取れていなかった。

仕方がないので、朝食後、家内に病因に連れて行ってもらうことにした・・・。

しかし、家内が言うには・・・。

家内:「今日は月曜日だから、人がイッパイいるから、救急車で行った方がスムーズに診察してもらえるんじゃない・・・。」

私:「いや、それは・・・。」

私の嫌がる理由はこれだ→過去のブログ

尾崎豊ではないが・・・。

♪軋むベッドの上で~♪

腰に激痛を抱えている人間にとっては地獄の沙汰なのである・・・((((((((Д゚;ノ)ノギャー!!

・・・と言うわけで、家内の運転で病院へ。

あの恥ずかしいポーズまではせずに済んだ・・・。

腰の負担を和らげる姿勢

病院前のロータリーに着き、玄関前で、車を降りようとするのだが、私の軽自動車はある程度車高があるのだが、降りるのにも、“ウッ”、“ムッ”、“ヨッ”と一つ一つの動作にかけ声が必要な状況だった。

歩幅も短く、壁を辿りながら受付へ行く・・・。

受付嬢(以下:受):「どうされました?」

私:「3年ほど前、こちらでヘルニアで入院したんですが、そのときと同じ様な症状なんです。」

受:「診察券はお持ちですか?」

私:「いや。見あたらなかったんで、保険証で良いですか?」

受:「はい。では調べてみます。少しお待ち下さい。」

私:「はい。」

受:「佐々田さん。診察券は再発行させていただきますが、実は、今日、整形外科の医師が一人休んでいるため、一人での診察になるため、かなり時間が掛かると思いますが・・・。」

私:「どれくらいですか?」

受:「4時前後になるかと思います。」

私:「え~っ!4時ですか?」

受:「はい。申し訳ありません。」

私:「じゃあ、診察の申し込みだけ済ませて、家に帰っても大丈夫ですか?」

受:「はい。大丈夫ですよ。レントゲン等があると思いますので、整形外科の〇の前で待たれて、指示に従っていただく事になると思いますが・・・?」

私:「はい。」

受:「それでは、手続きをしますので、こちらにお掛けになって、問診票を書いていただけますか?」

私:「いや。座るのが大変なので、ここで良いですか?」

受:「ああ。大丈夫ですか?」

私:「はい。」

受:「では、こちらにご記入をお願いします。」

私が、受付で立ったまま、問診票に記入しているところへ、車を駐車場に停めてきた家内がやってきた。

私:「なんだか、医師が一人しかいないらしくって、診察が4時くらいになるってさ。」

家:「え~っ!」

問診票の記入が終わり、受付スタッフに差し出す。

私:「これで良いですか?」

受:「はい。では、後ろの椅子に座って、少々、お待ち下さい。」

私:「はい。」

ソファに腰掛けると、家内が・・・。

家:「やっぱり、救急車で来た方が良かったんじゃない?」

私:「医師が一人しかいないのに救急車で来ても一緒じゃろう?それに、ここに連れてこられるよう指定できんじゃろ?」

家:「そうね~。」

それから、月曜日と言うことで、大変、混んでいて、なかなか名前が呼ばれない・・・。

じっと、座っておくと腰が固まり、大変なので、何度も立ったり座ったりを繰り返すこと、幾たび・・・。

30分ほどしてようやく名前が呼ばれた。

受:「大変お待たせして申し訳ございません。それでは、整形外科の〇の前で名前を呼ばれるまでお待ち下さい。」

次回へ・・・。