「真実の口」987 環境回復農法~技術指導~続編①

先日、“ある方”から電話が掛かってきた・・・。

“ある方”と書いたのは、以前、お会いした際に名刺ももらっていないので、携帯電話にも登録されておらず、090-××××-●●●●と電話番号しか表示されなかったのである。

(トゥルルル~)・・・p(・o・)・・・(トゥルルル~)

私:「はい。もしもし。」

因みに、私は電話で、「佐々田です。」とは名乗らない。

理由は、以前も書いたかも知れないが、ASK&エコット宛て、事務所からの転送電話以外にも、投資や勧誘や無言電話や妙な電話が沢山掛かってくるからだ・・・┐( -_-)┌ ヤレヤレ

ある方:「すいません。粉石鹸のえみなを作られているかたですよね。」

私:「はい。そうですが・・・?」

ある方:「愛知県で椎茸の栽培をしている〇〇と申します。」

私:「ああ。はいはい。ご無沙汰しています。」

声:「そういやあ〇〇っていう名前だったなあ・・・。」

〇〇では判りづらいので、以下、Kさんで進める

Kさん:(以下:K):「昨年だったかお会いしたんですが覚えていらっしゃいますか?」

私:「はい。覚えていますよ。Sさんのご紹介でお会いしましたよね。」

昨夏、「環境回復農法~技術指導編~」を寄稿させていただいたが、その際にご紹介した方である。

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あれ以降、一度、電話が掛かったきりで梨の礫だったので、すっかり記憶の隅に追いやっていた・・・( ̄▽ ̄;)アハハ…

K:「はい。そうです。」

私:「どうされました?」

K:「あの時、セラミックを頂いたんですが覚えていますか?」

私:「はい。覚えているというか・・・。記憶力が半端じゃないので、会話の内容まで全て覚えていますが・・・(笑)。」

K:「えっ!凄いですねぇ(笑)。あのセラミックですが、カビを除去することが出来ますか?」

私:「ん?どういう事でしょうか?」

K:「実は、菌床を製造している会社から電話がありまして、アカパンカビが発生していたらしいんですが、それを黙って、3ヶ月間流通させていたらしいんですよ。」

私:「はあ・・・。」

私自身、アカパンカビという言葉を初めて耳にしたので、ピンと来なかったのだが・・・。

『アカパンカビ【red bread mold】

子?菌類核菌類のカビ。生焼きのパンに生えて赤くするのでこの名が与えられたが,日本ではトウモロコシの芯,火災跡の木の表面に普通みられる。菌糸体は発育が早く,ゆるく盛り上がる菌糸からなり,赤橙色~赤黄色をした美しいカビである。ゆるく絡まった菌糸の先端に,数珠状につながった円筒形の分生子が形成され,分生子は赤色をおび,軽くて飛びちりやすい。菌糸体の基部付近に有性生殖器官の黒い子?殻が形成される。子?殻はフラスコ形,暗黒色で,内部に8個の子?胞子をもった細長い子?が縦にならぶ~世界大百科事典 第2版の解説より~』

アカパンカビ

K:「アカパンカビは、キンシシンチョウが速くて、あっという間に広がるんです。」

声:「キンシシンチョウ・・・?ああ、菌糸伸長か!」

私:「はい。」

K:「それで、その製造元は、ほとんど壊滅したらしいんです・・・。」

私:「ありゃぁ・・・Σ(・ω・ノ)ノ」

K:「そこから仕入れていた農家もほとんど被害を受けたんです・・・。」

私:「え~っ!ヽ((◎д◎ ))ゝ」

K:「そこでなんですが・・・。」

興味を引きつつ、次回へ・・・。